ブラックジャックの勝率は、平均42%〜43%ほどと言われています。
ただし、カジノ側の勝率が57〜58%というわけでもありません。例えば、勝ち負け以外に、「プッシュ」という結果も起こりえます。プッシュはブラックジャックで3番目に起こりやすい結果であり、約8.5%のハンドがプッシュになります。つまり、プレイヤーがブラックジャックで負ける確率は、約49%といえます。
ブラックジャックの勝率について
ブラックジャックのプレイを最大限に楽しむためには、まずは勝率について理解しましょう。以下の確率を知ることで、ブラックジャックの大体の勝率を計算することができます。
- 21ぴったりのナチュラルブラックジャックが引ける確率
- 21を超える手札でバーストしてしまう確率
- 21点を超えずにディーラーの手札に勝つ確率
ブラックジャックの勝率は明確ではなく、常に決まった確率というわけではありません。これから紹介するいくつかの条件や要因によって、勝率が変動します。
ゲームの種類
例えば、アトランティックブラックジャックは、ヨーロピアンブラックジャックや通常のブラックジャックよりも勝率が高いと言われています。
ゲームルール
例えば、レイトサレンダールールのあるブラックジャックでは、勝率がより高くなります。
ハウスエッジ
ブラックジャックの勝率とハウスエッジは反比例します。つまり、ハウスエッジが高ければ高いほど、勝率は低くなります。逆に、ハウスエッジが低ければ低いほど、勝率は高くなります。
シューのデッキ数
ブラックジャックのバリエーションの大半は、6デッキのシューを使用していますが、中には8デッキのシューを使うゲームもあります。反対に2または4デッキのシューを使うゲームもあります。
一般的に、ブラックジャックの勝率は、デッキの数が増えるにつれて低くなります。例えば、6デッキのシューでブラックジャックを作れる確率は4.532%ですが、8デッキになると4.527%に下がってしまいます。
ベーシックストラテジーの使用
ブラックジャックのベーシックストラテジーを使用しない場合、勝率が下がり、カジノ側の取り分であるハウスエッジが上がってしまいます。例えば、通常のブラックジャックのハウスエッジは、ベーシックストラテジーを使用しなければ、2%〜3%ほどですが、ベーシックストラテジーを使用すれば、0.5%以下に抑えることができます。
オンラインカジノやランドカジノのブラックジャックゲームでは、操作されたり、不正されたりすることはありません。とはいえ、ブラックジャックのハンドを作れる確率、バーストする確率、ディーラーに勝つ確率を知ることは、より良い判断をするためには必要不可欠です。
例えば、手札が21を超える確率が高いとわかっている場合は、ヒットするよりもスタンドするのが最善の策といえるでしょう。こういった適切な判断を下すことで勝率を上げることができます。
さらに勝率を上げたいのであれば、ブラックジャックのベーシックストラテジーを覚えて使うのがおすすめです。スタンドすべき時、スプリットすべき時、ダブルダウンすべき時、ヒットすべき時など、あらゆる状況においての最善の策を教えてくれるのがベーシックストラテジーです。
ハウスエッジや勝率を十分理解していても、明確なゲームプランがなければ、長い目でみると負けてしまいます。しかし、ベーシックストラテジーなどの決まった戦略を駆使すれば、勝率を安定させることが可能です。
【プレイヤー編】ブラックジャック確率一覧表
ブラックジャックは、ルーレット、クラップス、スロット、ビデオポーカーなど、他のカジノゲームに比べて、プレイヤーに有利なゲームの一つです。プレイヤーの勝率や約42.22%。そして、プッシュになる確率は8.48%で、プレイヤーが負ける確率は49.10%です。なので引き分け以上になる確率が50%を超えているということになりますね。
プレイヤーの勝率に最も大きな影響を与えるのは、ずばりカジノのハウスエッジです。しかしこのハウスエッジもベーシックストラテジーを活用することで下げることができます。また、カードカウンティングやその他の上級テクニックを用いれば、勝率をさらに上げることも可能だと思います。
ところが、ランドカジノやオンラインカジノは、様々な対策を講じ、プレイヤーの勝率をなるべく下げようとしています。具体的には、ブラックジャックの配当を下げたり、シューのデッキを増やしたり、新しい制限やルールを作ったりしています。また、カジノによっては、スプリットした後にダブルダウンすることを認めていないところもあります。
カジノのハウスエッジを低く抑えたいなら、自分の手札がバーストする確率と、それが勝率にどのように影響するかを理解しましょう。そうすることで、悪い手札による損失を最小限に抑え、良い手札で勝利することができます。
下の表では、追加のカードでバーストする確率を挙げてみました。カードが配られた後、いつヒットし、いつスタンドすべきかを理解するのに役立つので、ぜひ参考にしてください!
プレイヤーがバーストする確率
バーストする確率を知ることはかなり重要です。数字によってスタンドすべきなのか、あるいはヒットすべきなのかを判断することができます。
プレイヤーのハンド | ツーカードの例 | ヒットしてバーストする確率 |
21 | 10-A | 100% |
20 | J-10 | 92% |
19 | K-9 | 85% |
18 | 10-8 | 77% |
17 | 9-8 | 69% |
16 | Q-6 | 62% |
15 | 8-7 | 58% |
14 | 7-7 | 56% |
13 | 9-4 | 39% |
12 | K-2 | 31% |
11以下 | 6-5 | 0% |
例えば、12の手札の場合、バーストする確率は31%とかなり低いので、スタンドするよりヒットしたほうがいいでしょう。
一方、20の手札(J-10)の場合、バーストする確率は92%と非常に高くなります。だから、ヒットするよりもスタンドするほうが合理的です。また、15や16の手札を持っている場合は、勝率は約半分のため判断の難しいハンドと言われています。
【ディーラー編】ブラックジャック確率一覧表
ブラックジャックゲームでディーラーが勝つ確率は49.1%です。一方でプレイヤーの勝率は42.22%となっており、ディーラーの方が勝率が高く有利になっています。
このアドバンテージがあるおかげで、ディーラーはプレイヤーに勝つ可能性が高いです。ディーラーは、プレイヤーのアクションが全て終わった後にカードを引いていくという点でもプレイヤーより有利と言えるでしょう。
ただし、ソフト17ルールなどのハウスルールによって、ディーラーの勝率が変わる場合もあります。例えば、ディーラーがソフト17でヒットしなければならない場合、ソフト17でスタンドしなければならない場合よりも負ける可能性が高くなります。
また、ディーラーがバーストする確率は、アップカードの値(下図参照)とハウスルールによって変動します。
ディーラーがバーストする確率
ディーラーのアップカード | ソフト17でスタンドしてバーストする確率 | ソフト17でヒットしてバーストする確率 |
10 | 23% | 23% |
9 | 23% | 23% |
8 | 24% | 24% |
7 | 26% | 26% |
6 | 42% | 42% |
5 | 42% | 44% |
4 | 40% | 40% |
3 | 37% | 38% |
2 | 35% | 36% |
A | 17% | 20% |
ディーラーが17でスタンドしなければならないか、ヒットしなければならないかに関わらず、アップカードが6の場合、42%〜44%の確率でバーストしてしまいます。これはプレイヤーにとっては最も高い勝率となるので、アップカードが6の場合、プレイヤーがハード12の手札でもスタンドするのが正しいアクションといえます。
また、表を参照すると、ソフト17でヒットするほうが、ディーラーが追加カードでバーストする確率が若干高いこともわかります。
不利なハンドでも勝つための必勝法はあるの?
ブラックジャックでは、もちろん簡単な状況とそうでない場合があります。プレイヤーとディーラーの勝率がほぼ同じになるようなハンドもあります。ディーラーのアップカードはヒントとして役に立ちますが、時にはプレイヤー側に不利な状況になることもあります。
ここでは、ディーラーのアップカードとプレイヤーの手札の難しい組み合わせに焦点を当てていきます。これから紹介するようなケースでは、プレイヤーが不利ですが、特定のアクションをとった場合の勝率を比べることで、少しでもゲームを有利に進めることができます。
- アップカードが3でプレイヤーの手札が12のとき
ディーラーのアップカードが3で、自分の手札が12の場合、ヒットすべきですが、ブラックジャックのベーシックストラテジーでは、ヒットは一度だけ行うことになっています。この場合、プッシュする確率が5%となります。
一度だけヒットした場合、アップカード3に対してハンド12で勝つ確率は、1%高くなります。ただし、エースのペアがある場合は、ベーシックストラテジーでは常にエースのペアをスプリットすることになっているので、とるべきアクションは変わってきます。
- ローペア
ベーシックストラテジーによると、「エースのペアは常にスプリットする」「5のペアは決してスプリットしない」「4のペアはディーラーのカードが5か6の場合、スプリットする」と明確に記載されています。ただし、6や2、3など、ローペアがある場合は、より複雑になります。
ここで、ローペアを扱う際の注意点をいくつか挙げておきます。
ローペアを引いた時の注意点
- 5、4、3、2のペアを持っている場合は、ディーラーが何を持っていても、必ずヒットする
- ディーラー2、3、4、5、6に対して、2、3、6のペアをスプリットする
- ディーラーが7の場合、2のペアと3のペアをスプリットする
- ディーラーが7以上で、6のペアを持っている場合はヒットする。ディーラーが6以下の場合は、バーストすることを期待してスプリットする
- ディーラーが2〜9で、5のペアをスプリットした場合、20の手札を作れる確率が高いので、ダブルダウンする
- 上記以外の状況では、2、3、6のペアは決してスプリットしてはいけない
- アップカードが10で手札が15のとき
ディーラーのアップカードが10である場合、プレイヤーのハンド15は最弱の手札の一つです。どのような立ち回りをしようと、ディーラーの方が勝率が高くなってしまいます。ヒットした場合、勝率は22%で、スタンドした場合、勝率は23%程度です。差はごくわずかなので、ヒットして運に身を任せたほうがいいかもしれません。
- アップカードが4で手札が12のとき
先ほどの表で紹介した通り、ディーラーのアップカードが4の場合、40%の確率でバーストします。つまり、スタンドした場合、60%の確率で負けるか、プッシュになります。一方、ヒットした場合の勝率は31%で、負ける確率は58%です。
ディーラーのアップカード4に対して、ハンド12でヒットした場合のアドバンテージはわずかです。なので、ディーラーがバーストすることを期待して、スタンドするのがおすすめです。
- ハード16
ハード16の手札をどうプレイするかについては、賛否両論が多いです。ほとんどのプレイヤーは、ディーラーのアップカードに関係なく、スタンドしていますが、ベーシックストラテジーに従うなら、ディーラーのアップカードが7か8のとき、ハード16をヒットしなければいけません。
厄介なのは、ディーラーのアップカードが9か10であるときです。この場合、バーストする可能性が高いので、サレンダーするのが無難でしょう。
ブラックジャックの勝率はプレイヤー数が多いほど高くなるの?
プレイヤーの人数が多いほど、勝率が高くなるわけではありません。
一人でプレイしても、テーブルが満席でプレイしても、勝率は変わりません。数学的にブラックジャックの勝率を変えるには、シューのデッキ数の違うテーブルに移動する、ベーシックストラテジーを使う、ハウスエッジを下げる戦略を使う、ゲームルールの違うテーブルに移動するなどしかありません。
ブラックジャックの勝率を上げる方法は?
ハウスエッジを下げることで、勝率を上げることができます。ここからは、カジノのハウスエッジを最小限に抑え、勝率を上げるのに効果的な方法をいくつか紹介します。
ブラックジャックのハウスエッジを理解する
ブラックジャックのハウスエッジを理解していないという人は多いかと思います。ハウスエッジというのは、簡単にいうとカジノ側の取り分です。つまりブラックジャックでプレイヤーよりもカジノ側に与えられる数学的優位性のことです。この数学的優位性とは、数学的な観点で見たときにカジノがプレイヤーよりも勝つ可能性が高いことを意味し、カジノがブラックジャックのテーブルから確実に利益を得られるようにしています。
また、ディーラーが各ラウンドで最後にアクションをとるのも、このハウスエッジを上げるためだと言われています。つまり、ディーラーは、全プレイヤーのアクションが終わるのを待ってから、アクションできる仕組みになっています。例えば、プレイヤーがヒットしてバーストした場合、ディーラーはアクションを起こす前にそのラウンドで勝つことになります。
ハウスエッジはブラックジャックの配当に組み込まれているので、長期的にみると、絶対にカジノが勝つようにできています。つまり、ハウスエッジは、プレイヤーが賭けた金額のうち、何%かがカジノ側の利益として計上されているということですね。
ブラックジャックのハウスエッジは、ゲームの種類のほか、使用するデッキの数、ゲームルール、カジノのペイアウト率によって異なります。
ここで、よくあるブラックジャックの各バリエーションのハウスエッジを見てみましょう。
ゲームの種類別ハウスエッジ
- アメリカンブラックジャック - 0.50%
- アトランティックシティブラックジャック - 0.36%
- ブラックジャックサレンダー - 0.39%
- ブラックジャックスイッチ - 0.16%
- ボーナスブラックジャック - 0.39%
- クラシックブラックジャック - 0.13%
- ヨーロピアンブラックジャック - 0.42%
- ハイストリークブラックジャック - 0.42%
- スパニッシュブラックジャック - 0.38%
- ベガスダウンタウンブラックジャック - 0.39%
- ベガスストリップブラックジャック - 0.35%
上記の一覧からわかるように、クラシックブラックジャックのハウスエッジが最も低いです。つまり、クラシックブラックジャックでは、プレイヤーの勝率が一番高いということになりますね。
ハウスエッジが0.13%の場合、プレイヤーが100ドル賭けるごとに、カジノが0.13ドルを利益として得ているということになります。要するに、クラシックブラックジャックに100ドルを賭けて、約50回プレイすれば、99.87ドル分が戻ってくるという理論値になっています。ただギャンブルなので、調子がいい時に止めれば、もちろん勝ち逃げすることは可能です。
ベーシックストラテジーを使用した場合、ハウスエッジは通常0.2%〜0.5%となります。最新のベーシックストラテジーを使えば、ハウスエッジをさらに低くすることができますが、ゼロにすることはできません。なぜなら、どのカジノゲームにも運の要素が必ずあるからです。
ブラックジャックのハウスエッジを下げ、勝率を上げるコツ
次に、カジノのハウスエッジを下げ、勝率を上げるコツを紹介していきます。
- 還元率(RTP)を確認する
RTPはブラックジャックのハウスエッジと密接に関係しています。RTPとは、ブラックジャックを長期的にプレイした場合にプレイヤーに戻ってくる平均的な金額のパーセンテージのことを指します。
例えば、RTPが99.5%であれば、長期間にわたって100ドル賭けるごとに、プレイヤーは99.5ドル分の配当を獲得できるという理論値になります。ハウスエッジだけでなくRTPもまた、最終的にブラックジャックの勝率に影響を与えます。
ハウスエッジと同様に、RTPはゲームの種類によって異なる上、プレイするデッキの数やゲームルールなど、様々な要素によって異なります。なるべくRTPの高いブラックジャックをプレイするのが理想的であり、勝率を上げたい方は、特にRTPに注意するようにしましょう。
よく見かける各ブラックジャックのRTPは、以下の通りです。
ゲームの種類別RTP
- アメリカンブラックジャック - 99.50%
- アトランティックシティブラックジャック - 99.64%
- ブラックジャックサレンダー - 99.61%
- ブラックジャックスイッチ - 99.84%
- ボーナスブラックジャック - 99.61%
- クラシックブラックジャック - 99.87%
- ヨーロピアンブラックジャック - 99.58%
- ハイストリークブラックジャック - 99.58%
- スパニッシュブラックジャック - 99.62%
- ベガスダウンタウンブラックジャック - 99.61%
- ベガスストリップブラックジャック - 99.65%
先ほどのハウスエッジ同様、クラシックブラックジャックはRTPが高く設定されており、プレイヤーに有利なゲームだと言えますね。
一方、アメリカンブラックジャックのRTPは最も低いですが、だからといって、まったくプレイする価値がないというわけではありません。アメリカンブラックジャックは、RTPは低いかもしれませんが、ルールがシンプルで老若男女に親しまれているゲームです。
- カードカウンティングを使う
ブラックジャックが登場する映画作品では、カードカウンティングはかなり難しいテクニックのように描かれています。しかし、カードカウンティングの方法にもいくつか種類が存在し、Hi-Loと呼ばれるカウンティング方法などは、比較的簡単とされており、少ない練習量で習得することが可能です。ただし、完全にマスターするためには、それなりの練習量が必要となります。
カードカウンティングの基本原理はシンプルです。どのカードがシューに残っているかを特定し、シューに良いカードが入っている時にベット額を大きく上げるという方法です。
ランドカジノ、特に有名なラスベガスストリップにあるカジノでは、カードカウンティングをするプレイヤーはカジノ側から嫌われていますが、ブラックジャックで勝つためには、最も効果的なスキルの一つであることには間違いありません!
- 様々なルールとそのハウスエッジへの影響を理解する
ブラックジャックの勝率をアップさせるには、あらゆる種類のルールを学び、マスターすることが重要です。オンラインカジノサイトに関しては、カジノやゲームによって異なるルールの場合があります。こういったルールの違いは軽視されがちですが、ルールをよく理解しないと、軍資金を全てすっからかんにしてしまうということもあるので要注意ですね。
例えば、オンラインカジノのアメリカンブラックジャックでは、ディーラーがブラックジャックをヒットしたかどうかを、プレイヤーがアクションを起こす前に、ダウンカードを覗き込むことによって確認することができます。一方、ヨーロピアンブラックジャックのルールはその逆で、ディーラーがナチュラルブラックジャックをヒットしたかどうかを確認する前に、プレイヤーはアクションを起こすことができます。
このように、ブラックジャックはゲームの種類によって、異なるルールが設けられていることがあるので、ルールに応じて戦略を変えていく必要があります。ルールの違いは、ハウスエッジ、RTP、勝率などに影響することもあります。
ルールの違いによるRTPとハウスエッジへの影響
下の表で、ゲームルールの違いがRTPとハウスエッジにどのような影響を与えるかを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ルール | RTPへの影響 | ハウスエッジへの影響 |
6/5ブラックジャックペイアウト | 1.3%減 | 1.3%増 |
エースのリスプリット不可 | 0.07%減 | 0.07%増 |
エースをスプリットした後のヒット不可 | 0.18%減 | 0.18%増 |
スプリット後のダブルダウン不可 | 0.14%減 | 0.14%増 |
ディーラーは17でヒット | 0.21%減 | 0.21%増 |
8デッキのシューは交換 | 0.64%減 | 0.64%増 |
ルールの違いがハウスエッジにどのように影響するかを知っておくことで、良いブラックジャックゲームを選びやすくなります。例えば、ナチュラルブラックジャックのペイアウトが3対2のゲームは6対5のペイアウトのゲームよりも、勝利のアドバンテージが大きいといえます。このように、賢くゲームを選択することで、勝利のチャンスをどんどん増やしていきましょう!
- 無料版で練習する
凡ミスをしてしまい、勝てたラウンドで負けて損をしてしまうなんてことはたまにあります。そこで、無料で遊べるブラックジャックアプリやゲームを使って、テクニックを磨き、ベーシックストラテジーに忠実に立ち回れるように練習するのがおすすめです。
ほとんどのオンラインブラックジャックゲームでは、デモモード(無料)で練習することが可能です。たいていの場合、新規登録やソフトのダウンロードは必要ありません。特に、初心者プレイヤーは、無料版を利用することで、賭け方のコツ、ストラテジーチャート、テーブルに慣れることができるでしょう。
無料版とはいえ、基本的には、オンラインカジノやランドカジノにあるリアルマネー版とほぼ同じ内容となっています。
- ペイアウト率が高い種類のゲームをプレイする
ほとんどのカジノでは、様々な種類のブラックジャックゲームを提供しており、シューに入れるデッキの数、ルール、ハウスエッジなど、あらゆる面で違いがあります。その中でも重要なポイントの一つは、ペイアウトです。
ブラックジャックのハンド(21点の価値のツーカード)で勝った場合のペイアウト率に注目しましょう。人気のカジノであれば、たいてい3対2の配当になっています。この場合、50ドル賭けてナチュラルブラックジャックで勝つと、75ドルの配当が支払われ、合計125ドルの賞金が支払われます。
一方、ブラックジャックのハンドで勝った場合のペイアウト率が6対5という種類のゲームもあり、これだとハウスエッジが高くなります。先ほどと同じ条件で、50ドル賭けてブラックジャックのハンドで勝っても、60ドルの賞金しか得られません。なので6対5のペイアウト率を提供するブラックジャックは避けるべきでしょう。
- 20の手札をスプリットしない
10、ジャック、クイーン、キングのペアで構成されている20の手札は、ブラックジャックにおい安全なハンドです。勝率もプッシュする確率も92%とかなり高くなっています。
20の手札をスプリットすると、同じ数字の手札が2つできると誤解しているプレイヤーが一部いますが、実際には、10のペアやKのペアをスプリットすると、たとえディーラーがバーストする確率が高くても、ブラックジャックが作れる確率は低くなります。
- インシュランスベットは避ける
オンラインカジノサイトは、初心者プレイヤーほどブラックジャックのサイドベットに賭けたくなるということを知っているので、インシュランスベットするかどうかをプレイヤーに訊いてきます。がしかし、インシュランスベットは、よほどのカードカウンターでない限り、ブラックジャックにおいて最悪のサイドベットの一つです。
インシュランスベットの配当は2対1と高いですが、ディーラーがブラックジャックをヒットする確率は9対4です。6デッキを使用するオンラインブラックジャックゲームの高いハウスエッジを考慮すると、インシュランスベットに挑むのはほぼ無意味です。プロのブラックジャックプレイヤーに習って、このようなサイドベットは避けるようにしましょう。
- お得なボーナスやロイヤリティプログラムを探す
オンラインカジノサイトは、ユーザーに長く遊んでもらうために、さまざまなボーナスやプロモーションを提供しています。また、ほとんどのサイトでは、ロイヤルティプログラムやVIPプログラムがあります。こういった特典やプログラムを活用することで、ブラックジャックゲームで勝つためのチャンスが増やせるので、積極的に活用するようにしましょう。
自分のプレイスタイルに合ったボーナスを提供するオンラインカジノに登録するのがおすすめです。特典やオファーを最大限に活用して、バンクロールを増やし、実質無料でブラックジャックをプレイしましょう。たとえゲームに負けたとしても、何かしら学ぶものはありますし、プレイ自体を楽しむこともできます!
軍資金100ドルでブラックジャックに勝つにはどうすればいいの?
カードカウンティングを使わなくても、軍資金100ドルでブラックジャックで勝つ方法は存在します。具体的な方法を紹介していきます。
- ベーシックストラテジーチャートを使う
ベーシックストラテジーチャートは、各ハンドでベストな判断が下せるよう作られた表です。しかし、一部のランドカジノでは、ストラテジーチャートをブラックジャックのテーブルに持ち込むことを禁止しています。なので初心者の方は、ライブカジノやオンラインカジノのビデオブラックジャック、ルールのゆるいランドカジノなどで遊ぶのがおすすめです。
ストラテジーチャートをしっかりと読み込んで、小さなミスなどを減らすようにしましょう。さらに重要なポイントとしては、ベーシックストラテジーに沿って、勝てなかったとしても、根気よく粘りましょう。ベーシックストラテジーに沿って賭けるのが最も勝ちやすい立ち回り方です。
- 小さく賭ける
ミニマムベットとは、ブラックジャックのテーブルで賭けることのできる最低額のことです。カジノによって、1ハンドにつき1ドル〜100ドルと、かなり幅があります。軍資金100ドルでブラックジャックで勝負する場合、大きく賭けすぎず、節約しながら立ち回る必要があります。ミニマムベットとまではいかなくても、常に保守的に賭けるべきでしょう。
慎重派のプレイヤーであれば、毎回でミニマムベットを賭けることで、リスクを低く抑えることはできます。一方、1ハンドだけに50ドルなど大きなベットをすると、たった2ラウンドで100ドルの全資金を失ってしまうリスクがあります。保守的な賭け方で長くプレイできれば、3対2配当のナチュラルブラックジャックを引ける確率も上がるでしょう。
- 勝ちと負けの上限を設定する
手持ち資金100ドルだけでブラックジャックに勝つコツは、やめ時を知ることです。
カジノゲームにはどうしてもハウスエッジが常に存在するため、長時間プレイし続けると、最終的には損をすることになります。なので、連敗が続いていて、あらかじめ設定しておいた損失限度額に達したら、すぐにテーブルから立ち去りましょう。
ブラックジャックで常に勝つことはできる?
どんな戦略を使っても、ブラックジャックで常に勝ち続けることは不可能です。繰り返しとなりますが、ブラックジャックには、他のカジノゲームと同様にハウスエッジが存在します。カジノもビジネスで運営しているので、常にプレイヤーを勝たせるようなことはしません。
ハウスエッジがあるので、長期的にみれば、最終的ににカジノ側が儲かるようになっています。ブラックジャックで勝ち続けたいという人は、カードカウンティングの習得はマストでしょう。
ブラックジャックはスキルゲームなの?運のゲームなの?
ブラックジャックは、スキルのゲームでもあり、運のゲームでもあります。一見、スキルがものを言うゲームに思えるかもしれませんが、良いハンド(手札)を引くには運も必要です。
もちろん運だけでなく、カードカウンティングやベーシックストラテジーを使い、正しい判断を下すという面ではスキルも必要になります。
ブラックジャックの最高勝率は?
シングルデッキブラックジャックがブラックジャックの中で最も勝率の高い種類のゲームです。ハウスエッジは0.13%で、RTPはなんと驚きの99.87%です!
ブラックジャックの勝率の平均は?
シングルデッキブラックジャックの勝率は平均4.83%で、663ハンド中32ハンドで勝つことができます。これは大体、ブラックジャックゲームを20回プレイすれば、1回勝てるという割合です。