【トランプ】ソリティアのルールは?遊び方を初心者にもわかりやすく解説
ソリティアがトランプのゲームだということは、知っている人は多いかもしれませんが、具体的なルールや遊び方は知らないという人も多いかと思います。
ソリティアの最終的な目的は、バラバラで始まる「場札」のトランプを「組札」と呼ばれる場所にすべて移動させること。組札ではAからKまで、順番にそろえて置かなければなりません。
ルールに従って4つの組札を完成させることができれば、クリア。
本記事では、もう少し具体的なソリティアのルールをProject575が徹底解説します!遊び方がわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
ソリティアの遊び方(共通ルール)
ここからは、いわゆるスタンダードなソリティアの遊び方を解説していきます。
トランプのランク
ソリティアのカードのランクは、低い順番に次のとおりです:A(低)、 2、3、4、5、6、7、8、9、10、J、Q、K(高)。組札に重ねていく際は、必ずこの順番に従うことになります。
ソリティアのゲームセットアップ
まずはゲーム開始前のトランプの配置から。
遊び方やルールがわからないという方も、まずはここから覚えましょう。
一般的なソリティアゲームでは、7つのトランプの山が「場札」に以下のように置かれます。
- 左端の最初のトランプが表向きに置かれ、その他6枚は伏せて置かれます。
- 次に、左から2番目の山の2枚目を表向きに、続く5ヶ所には伏せて配られます。
- 3ラウンド目は左から3番目の場札の山に表向きで1枚、右の4ヶ所には伏せて重ねられます。
- このように、右端の山の一番上のトランプが表向きになるまで続けます。当然、トランプの数は右端の山から左へ行くにつれて少なくなります。
- 残った24枚のトランプは「山札」と呼ばれる場所に重ねられます。
- 場札の上には4ヶ所のスペースがあり、ここは「組札」と呼ばれます。場札と山札からこの組札へすべてのカードを移動させることがソリティアのゴールです。
捨て札の山(タロン)のルール
山札から引いたカードが場札でも組札でも使えない場合は、タロンに置かれます。この捨て札は、表向きにタロンに捨てられます。
ソリティアでカードを動かす際のルール
ソリティアは決められたルールに則って行われるスキルゲームです。遊び方で最も重要なポイントかもしれません。
トランプの山の間でカードを移動させる際にも、これらのルールに従う必要があります。
- 表向きのカードは、7つの場札の山を移動させることができます。ただし置ける場所は色違いで値が1つ高いカードの下に限定されます。例えばクラブの5ならハートの6の下に置く(言い方を変えれば、クラブの5をハートの6の上に重ねる)ことができます。
- 場札から組札へカードを移動させる場合は、同じスーツのものを低い順に並べることがゲームの目的です。
- 山札からは1回のターンで1枚ずつカードを引くことができます。ただしルールによっては3枚同時に引けるものもあります。
- 山札から引いたカードは、場札または組札へ重ねることができます。ただしその場合も上記のルールに従う必要があります。
- 山札が場札でも組札でも使えない場合は、次の山札が表向きにされます。
- 場札の7つの山にあるカードがすべて表向きになってしまった場合は、再び伏せられてシャッフルされます。
その他のソリティアルール
- 場札からどこへもカードが移動できなくなってしまった場合は負けとなります。
- 組札の山の一番上のトランプは、置き場所があれば場札へ戻すことができます。
- 7つの場札の山のいずれかでカードがなくなってしまった場合は、Kに限って置くことができます。その後は場札のルールに則ってカードを置くことができます。
Kは空いたスペースに移すことができるの?
ソリティアではKに限って場札の空いたスペースに移動させることができます。その後は色が異なるランクの低いカードを重ねていくことができます。つまりハートのKの後にはスペードかクラブのQ、次にハートかダイヤのJ、と続けていくことができます。
トランプは組札から場札へ戻すことができるの?
できます。ただし、この場合は組札の一番上のカード1枚だけに限定されます。
複数枚のカードを同時に移動させることはできる?
場札の山から他の場札の山へに限られますが、複数枚同時に移動させることはできます。ただしトランプは同じ並びで移動させる必要があります。つまり、順序を入れ替えたりさせることはできません。
カードの山の一部を移動させることはできる?
上で書いたとおり複数枚のカードを一度に移動させることができますが、必ずしも表向きになった連続するカードすべてを移動させる必要はありません。例えばK~9まで続く山のうち、J~9までだけを他の場札の山へ移すことも可能です。
ソリティアでトランプの色は重要なの?
はい。わからないという方も少なくないので繰り返します。ソリティアのルール上、場札へカードを重ねていく場合は色違いで値が1つだけ低いものに限られます。例えばクラブ(黒)の8の場合は赤、つまりハートかダイヤの9がある場所へしか移動させることができません。
ソリティアの各札の意味は?
こちらも繰り返しになりますが、まだわからないという方のために
- 場札 - ゲームのメインエリアで、7つの山それぞれ一番上のカードだけが表向きになった状態で始まります。
- 組札 - ここで4つの山をつくります。それぞれの山はスーツが統一されてA~Kまでカードが順番に並ぶことになります。
- 山札 - 場札を形成する際に余った24枚のカードは伏せられたままここで出番待ちとなります。
- 捨て札 - タロンとも呼ばれ、場札にも組札にも置き場所がないカードはここに置かれます。
ソリティアで最初に配置されるカードの数は?
ゲーム開始時に場札に置かれるカードは28枚。残りの24枚は山札に重ねられます。
トランプデッキは何回使うことができるの?
ソリティアでトランプデッキを使う回数に制限はありません。必要なら何回でもシャフルして再配置することができます。
ソリティアの捨て札はどうなるの?
表向きになった捨て札は、ルール上可能な場所なら場札もしくは組札へ移動させることができます。
ソリティアの「ラン」とは?
スーツの色が交互で値が1つずつ下がっていく連続した並びのカードは、ソリティアでは「ラン」と呼ばれることがあります。例えば赤の7、黒の6、赤の5、黒の4が続くカードのまとまりがランになります。
ソリティアのゴールは?
完全な組札の山を4つつくることがソリティアでの勝利となります。組札の山はそれぞれ同じスーツのカードがA~Kまで順番どおりに並ばなければなりません。