ブラックジャックのソフト17とは、11とカウントできるA(エース)が含まれている手札のことです。特にAと6のカードがソフト17として知られています。一般的に、Aを含む手札はソフトハンドと呼ばれ、例えば、ソフト13はA-2の手札のことです。
では、なぜこのソフト17がブラックジャックにおいてそれほど重要なのでしょうか?その理由は、ほとんどのブラックジャックゲームでは、Aは「1」または「11」と数えることができるからです。ほとんどのブラックジャックでは、まずAを「11」とカウントします。しかしながら、手札の合計が21点を超えてしまうと、Aは「1」とカウントされます。そのため、Aはブラックジャックの世界においては非常に強力な存在なのです。
Aはブラックジャック(21点の手札)をヒットする唯一の方法であるだけでなく、バーストしてディーラーに負けるのを防ぐのにも役立ちます。どのブラックジャックのバリエーションでも、ソフト17に関するディーラーのルールは明確に定義されています。具体的に、ソフト17のときにディーラーが何をすべきか、つまり、ヒットするかスタンドするかを決めるルールです。ちなみに、ソフト17でディーラーがヒットせずにスタンドできるバリエーションは、プレイヤーにとって有利です。
ブラックジャックにおけるソフト17とは
ブラックジャックでは、A(エース)は1とも11とも数えることができ、手札の内容によってどちらかの値かを決めることができます。つまり、2枚のカードを持っていて、そのうちの1枚がAであれば、その合計から選択することができます。
例えば、Aと8が配られた場合、手札の価値は9か19のどちらかです。19を選んだ場合、良い手札なのでスタンドしたほうがいいでしょう。この場合、あなたの手札は「ソフト19」です。一方、9を選んだ場合は、もう1枚カードを引いてから、手札の価値を決めることができます。
これと同じように、Aと6が配られた場合、手札の価値は7か17のどちらかを選ぶことができます。17を選んだ場合、「ソフト17」となります。つまり、17点の価値のある手札で、少なくとも1枚がAであることを意味します。
逆に、Aのない手札でハード17を作ることもできます。例えば、9-8や10-7を持っていれば、2枚の手札でハード17となります。5-5-2、10-4-3、9-5-3、8-7-2、6-5-4-2などのマルチカードも同じです。
初心者プレイヤーでも、すぐにソフトハンドでのプレイに慣れることができるでしょう。一番難しいのは、ソフト17のディーラールールを学び、それがどのようにブラックジャックのオッズに影響を与えるかを理解することです。ソフト17のディーラールールの違いは、ブラックジャックのベーシックストラテジーのプレイにも影響します。ソフト17でディーラーがスタンドするのかヒットするのかによって、正しいアクションが変わることもあります。
一部のオンラインカジノやランドカジノ、ブラックジャックゲームでは、ディーラーがソフト17でスタンドしなければならないというテーブルルールがあります。このようなルールは、ベーシックストラテジーの応用力にプラスの影響を与えるので、ぜひ注目してみましょう!
ソフト17の立ち回り方
ソフト17の手札を持っている場合、ソフト17ルールの有無にかかわらず、以下のような戦略をとることができます。
- ディーラーのアップカード2に対して、常にソフト17をヒットする
- ディーラーのアップカード3に対して、常にソフト17でダブルダウンする
- ディーラーのアップカード4に対して、常にソフト17をヒットする
- ディーラーのアップカード5に対して、常にソフト17でダブルダウンする
- ディーラーのアップカード6に対して、常にソフト17をヒットする
- ディーラーのアップカード7に対して、常にソフト17をヒットする
- ディーラーのアップカード9に対して、常にソフト17をヒットする
上記の基本戦略でお気づきかもしれませんが、ソフト17を持っているプレイヤーは決してスタンドしてはいけません。ソフト17の場合、ハード17とは違って、バーストする可能性は基本的にゼロだからです。また、追加のカードを引くことで、カジノディーラーに勝つ確率が大幅に上がります!
逆に、ハード17をヒットするのは避けましょう。なぜなら、4枚以上のカードを引くと、手札がバーストしてしまう可能性が高いからです。
ブラックジャックの「ソフト17」と「ハード17」について
ブラックジャックのルールを学ぶとき、ソフト17とハード 17という用語に注目してみてください。これは、17の手札に11とカウントしたAが含まれているか否かを表しています。Aが含まれていればソフト17、Aが含まれていなければハード17です。ほとんどのブラックジャックのルールでは、Aの価値は「1」にも「11」にもなり、より強い手札を作ることができます。
「ソフト17」と「ハード 17」の意味については、すでに説明したとおりです。
- ソフト17とは、11とカウントするAを中心に作られた17点の手札のこと。最も一般的なソフト17はA-6の手札ですが、A-3-3、A-4-2、A-2-2-2もまた、ソフト17の定義に当てはまります。
- ハード17とは、11とカウントするAが含まれていない17点の手札のこと。つまり、ハード17の手札は、1、K、Q、J、10、9、8などの価値のあるカードで作られています。例えば、6-10-A、K-7、Q-5-2、10-7などです。
プレイヤーとしてソフト17とハード17の違いを見分けることは、ブラックジャックをプレイする際に、正しいベッティング戦略を使い、ゲームルールをより良く理解するうえで極めて重要です。ディーラーのソフト17を扱うときには特にそうです。
ハード17とソフト17の違いは、その扱い方です。例えば、A-6(ソフト17)が配られた場合、常にヒットすべきです。しかし、9-8(ハード17)が配られた場合は、常にスタンドすべきです。テーブルルールが同じであれば、これらの手札の扱い方がまったく異なることは明らかでしょう。
最低限覚えておきたいポイントとしては、ハードハンドとは、(i)Aがないか、(ii)Aがあっても1として数えるハンドのことで、Aを11と数える場合は、ソフトハンドと呼ばれます。
ソフト17とハード17のディーラールール - ゲームプレイにどのような影響を与える?
ブラックジャックのテーブルやゲームによっては、「ディーラーはソフト17でヒットしなければならない」というルールがあります。このルールは、ディーラーがより強いハンドを作る可能性が上がるため、ハウスに有利に働くことが多いようです。また、ブラックジャックのベーシックストラテジーに影響を与えるため、ゲームに参加する前に必ず確認しておきましょう。
しかし実際には、ブラックジャックのストラテジーを正しく適用できれば、ソフト17ルールは勝つチャンスに少ししか影響しません。テーブルやシューのデッキ数が少ないゲームでプレイする場合、このルールの影響はさらに小さくなります。そのため、ほとんどのプレイヤーは、わざわざソフト17ルールのないテーブルやゲームを探すことはないのです。
しかも、ソフト17ルールは、カジノハウスにとって取るに足らないアドバンテージにしかすぎません。とはいえ、ハウスエッジのあるカジノゲームでは、特にできるだけ自分に有利に働かせようとするプレイヤーにとっては、ほんのわずかなことでも助けになるでしょう。
一方、「ディーラーはハード17でスタンドしなければならない」というルールを用いている場合、ディーラーが有利になることはありません。このルールは、ブラックジャックの基本戦略の適用方法とハウスエッジにも影響を与えます。
その代わり、ディーラーはソフト17でヒットすることができ、さらにカードを引くことができるため、このルールはディーラーに大きな利益をもたらします。Aは1とも11ともカウントできるので、ディーラーはバーストになることなく、より強いハンドを作ることができるのです。
〜ディーラーがソフト17でスタンドしなければならない場合〜
ソフト17でディーラーはスタンドしなければならないというルールが適用されているブラックジャックでは、ディーラーのアップカードとプレイヤーの手札の合計値によって、ベストな戦略が変わってきます。ベーシックストラテジーチャートは常に手元に置いておくのがおすすめです!
ブラックジャックのソフトハンドは通常、ヒットすることがいつも安全なベットであるため、扱い方が簡単です。ただし、ダブルダウンをするほうが望ましい場合もいくつかあります。以下のような状況では、ダブルダウンが有効です。
- ソフト13〜17を持っていて、ディーラーが5か6を示している場合
- ソフト15〜17を持っていて、ディーラーが4を示している場合
- ソフト17を持っていて、ディーラーが3を示している場合
テーブルルールでダブルダウンが認められていない場合、ソフト13〜17のハンドはスタンドせずにヒットするのがおすすめ。
では、ソフト18はどうなるのでしょうか?ディーラーのアップカードが3〜6である場合、ソフト18でダブルダウンをすべきです。それ以外の場合、ディーラーのアップカードがA、10、9である場合、ヒットまたはスタンドすべきです。
また、ソフト19の場合、有利なブラックジャックハンドとみなされることが多いので、ヒットせずにスタンドしておくといいでしょう。A-9など、ソフト 20のハンドも同様です。
ディーラーがソフト17でスタンドした場合、スプリットすべきタイミングは?
一般的に、ブラックジャックゲームで、ディーラーがソフト17でスタンドした場合、ペアをスプリットしなければなりません。しかし、どのような場合にスプリットすべきでないかを覚えておくのも大切です。この場合も、ディーラーのアップカードとプレイヤーの手札の合計値を考えて、以下のようにアクションをとるのがベストです。
- ディーラーのアップカード4〜7に対して、2か3のペアは常にスプリットする。
- テーブルルールで認められている場合は、2または3のペアをスプリットした後、ディーラーのアップカード2または3に対してダブルダウンする。スプリット後のダブルダウンが認められていない場合は、スプリット後にヒットする。一方、ディーラーのアップカードがA、10、9、8であれば、2か3のペアをヒットする。
- 4のペアは常にスプリットし、ディーラーのアップカードが5か6であればダブルダウンする。ダブルダウンが認められていないルールであれば、スプリット後にヒットする。
- 6のペアは、ディーラーのアップカード2に対してスプリットした後、ダブルダウンが認められている場合のみスプリットする。ディーラーのアップカードが3〜6である場合、6のペアをスプリットする。ディーラーのアップカードがA、10、9、8、7である場合、6のペアをヒットする。
- ディーラーのアップカード2〜7に対して、常に7のペアをスプリットする。その他のアップカードを示している場合は、7のペアをヒットする。
- 8のペアは常にスプリットする。
- ディーラーのアップカードがA、10、7以外であれば、常に9のペアをスプリットする。そうでなければ、常にスタンドする。
- Aのペアは常にスプリットする。
〜ディーラーがソフト17でヒットしなければならない場合〜
ほとんどのブラックジャックのベーシックストラテジーは、カジノディーラーがソフト17でヒットしなければならないと定められているバリエーションをプレイするときでも使用することができます。ただし、例外もいくつかあるので覚えておきましょう!
- スプリット後にダブルダウンが認められている場合、ディーラーのアップカードAに対してハード11でダブルダウンする。そうでない場合は、ヒットする。
- ハード15を持っていて、ディーラーのアップカードがAである場合、可能であればサレンダーする。サレンダールールがない場合は、ヒットするしかない。
- 同様に、ハード17を持っていて、ディーラーのアップカードがAある場合、可能であればサレンダーする。サレンダールールがない場合は、スタンドする。
- スプリット後のダブルダウンが認められている場合は、ディーラーのアップカード2に対して、ソフト18でダブルダウンする。そうでない場合は、スタンドするのがベスト。ディーラーのアップカード6に対して、ソフト19を持っている場合もこれは同じである。
スプリットに関するベーシックストラテジーは、ディーラーがソフト17でヒットしなければならないときにも適用されるはずです。唯一の例外は、ディーラーのアップカードがAの場合、8のペアをサレンダーするか、サレンダーができない場合はスプリットしましょう。
ブラックジャックの「ソフト17ルール」とはどういう意味?
ブラックジャックのソフト17ルールは、ソフト17でディーラーがスタンドするかヒットするかについて定めるものです。ソフト17の手札は11とカウントするAで作られます。
ソフト17の基本的なプレイ戦略は、以下の4つのポイントによって少し異なります。
- ソフト17ルール - ディーラーはソフト17でヒットしなければならないか、それともスタンドしなければならないか?
- ディーラーのアップカード
- プレイヤーのハンドの価値
- ゲームルール
この4つのポイントを総合して、次の最善策を決めるようにしましょう。要するに、ブラックジャックテーブルのディーラーはヒットするかスタンドするかを自由に選択することはできません。その代わり、ブラックジャックゲームにはあらかじめソフト17ルールがあり、ディーラーの次の一手が自動的に決められているのです。
ありがたいことにも、プレイヤーのほうは自由に戦略を立て、ゲームプレイを調整し、ディーラーのアップカードに基づいて次の一手を決めることができます。さらに良いことに、ソフト17の一部の戦略は、ディーラーがソフト17でヒットするかスタンドするかには関係なく、使用することができます。
ソフト17ルールやブラックジャックのバリエーションに関係なく、以下の基本戦略を適用することが可能です。
- ディーラーのアップカードが2〜10またはAで、ハード4〜8を持っている場合、常にヒットすべきである
- ディーラーのアップカードがA、2、または7〜10で、ハード9を持っている場合、常にヒットすべきである
- ディーラーのアップカードがAまたは10で、ハード10を持っている場合、常にヒットすべきである
- ディーラーのアップカードがA、2、3、7〜10で、ハード12を持っている場合、常にヒットすべきである
- ディーラーのアップカードがAまたは7〜10で、ハード13または14を持っている場合、ヒットを検討すべきである
- ハード17以上の場合は、スタンドすべきである
一方、以下のような場合は、常にサレンダーすべきです。
- ディーラーのアップカード10に対して、ハード15を持っている場合(サレンダーが不可能な場合はヒットする)
- ディーラーのアップカードA、10、9に対して、ハード16を持っている場合(サレンダーが不可能な場合はヒットする)
続いて、以下のような場合は、ダブルダウンを考慮すべきです。
- ディーラーのアップカード3〜6に対して、ハード9を持っている場合
- ディーラーのアップカード2〜9に対して、ハード10または11を持っている場合(ダブルダウンが不可能な場合はヒットする)
- ディーラーのアップカード10に対して、ハード11を持っている場合(ダブルダウンが不可能な場合はヒットする)
ダブルデッキゲームや、1つのシューに複数のデッキを使用するバリエーションをプレイする際、ソフト17のベーシックストラテジーを覚えておくと便利です◎ここで重要なのは、ディーラーのAか2〜7をヒットするということです。
つまり、ソフト17ルールが有効か無効かによって、ブラックジャックのベーシックストラテジーは変わるのです。その差はわずかですが、以下の表のように最適な戦略を見つけることができます。
ソフト17とはどんなもの?
ソフト17とは、11点としてカウントするAと、計6点の価値のカードからなる手札のことです。
ソフト17の手札の例としては、以下のような組み合わせがあります。
- A+6
- A+3+3
- A+4+2
- A+2+2+2
ソフト17はヒットした方がいいの?
はい、ソフト17は常にヒットすべきです。ソフト17でスタンドしてはいけません。これは一体なぜか分かりますか?
ブラックジャックのバリエーションによっては、ディーラーがソフト17をヒットすることで、21に近づく可能性を高めるものがあります。つまり、ソフト17をヒットしなければ、ディーラーは自分よりも強い手札を持っている可能性が高くなるのです。
それと同時に、ソフト17の手札でバーストする確率は非常に低くなります。したがって、最善の戦略は、追加カードを要求し、手札の価値が18点以上になることを期待することです。
カジノはソフト17でヒットするの?
いいえ、カジノは通常ソフト17でヒットしません。その代わり、ディーラーは16以下をヒットし、ソフト17以上の場合はスタンドするよう要求されています。
ただし、一部のカジノでは、ソフト17のブラックジャックバリエーションを提供しています。こうしたブラックジャックは、ディーラーはソフト17でヒットしなければならないというルールを設けています。理想的に考えると、このようなバリエーションは避けるべきでしょう。
ディーラーがソフト17をヒットした方がいい?
いいえ、ディーラーがソフト17をヒットすることは、プレイヤーにとって良いことではありません。なぜなら、追加カードによってディーラーのハンドが21に近くなるからです。
アップカード2に対してソフト17をヒットした方がいいの?
はい、ディーラーのアップカードが2である場合、常にソフト17をヒットすべきです。ディーラーが17以上でスタンドするかヒットするかが決まっていても関係なく、ヒットしましょう!
アップカード3に対してソフト17をヒットした方がいいの?
いいえ、アップカード3に対して、ソフト17をヒットしてはいけません。その代わり、ディーラーのアップカードが3である場合、ソフト17をダブルダウンしてください。この戦略もまた、ソフト17ルールの有無にかかわらず、有効です。
ソフト17ルールとはどんなもの?
ソフト17ルールとは、ブラックジャックのガイドラインの一つで、ソフト17でディーラーがスタンドしなければならないかヒットしなければならないかを定めるものです。ブラックジャックのバリエーションによっては、ソフト17ルールがあるものもあれば、ないものもあります。いずれにせよ、ソフト17ルールは最終的にベーシックストラテジーに影響を与えることになります。
例えば、アップカード6に対してはソフト17をヒットし、アップカード5に対してダブルダウンをすることが望ましいといえます。