ラスベガスでおすすめのホテルは？徹底レビュー

超豪華プールを備えたラスベガスの世界トップクラスの高級カジノホテル、そこから眺める素晴らしい景色、繰り広げられる狂騒、有名店がひしめくラスベガスのレストラン、感動的なショー。カジノの楽園として知られるラスベガスは数多くの魅力に溢れ、この街を訪れる人は後を絶ちません。

ギャンブルのメッカであるラスベガス。この街の豪華絢爛な高級ホテルは、クオリティ志向の人たちをターゲットに様々なラグジュアリーサービスを提供しています。また、ホテルのタイプもブティックホテルからヴィラ、アパートメントホテル、モーテル、ホステル、さらにはビジネスホテルにいたるまで幅広く、ホテル選びでは頭を悩ませる人がきっと多い事でしょう。

ラスベガスのおすすめホテルをご紹介

ホテル数が多いため宿泊料金が安くなるというメリットがあるのも事実です（多くのホテルではその分カジノで元を取っているわけですが）。宿泊料金の例を挙げると、中ランクの高級ホテル「コスモポリタン」では、スタンダード（といっても十分豪華）な部屋で1泊250ドル前後、「ノブ・ホテル」のハイグレードなヴィラタイプになると1泊35,000ドルにまで跳ね上がります。このように、ラスベガスのホテルは価格幅が広いため、予算と好みに合ったものを選ぶことができるのです。

ということで、この記事では厳選したラスベガスのホテルトップ10をご紹介したいと思います。大金をかけずにVIP気分が味わえるホテルばかり揃えましたので、ラスベガス旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください。

ホテル選びの基準

今回ご紹介するホテルを選ぶにあたって、設定した基準は以下の通りです。

1.ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガス（The Cosmopolitan of Las Vegas）

所在地：3708 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109

まず最初にご紹介するのは、「ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガス」です。スタイリッシュ且つハイクオリティな文句なしに最高のホテルで、価格に相応しい価値があります。客室数は約3,000で、バルコニーやテラスからは壮観なベラージオの噴水を眺めることができます（一部の客室では不可）。

ホテルの内観には上品で明るく涼しげなホワイトとブルーのカラーを取り入れ、ヒップでありながらも洗練されていて心地よいモダンなデザインになっています。客室にはスタイリッシュで個性的な8つのタイプがあり、一部にはとんでもない広さの客室もあります。

他にも日本製のバスタブ、大理石のバスルーム、ラウンジスペースなど、豪華なアメニティやインテリアも充実しており、ホテル3階のカジノでギャンブルをする以外にも、恋人とロマンチックなひと時を過ごしたり、仲間とラスベガスで贅沢なナイトライフを楽しむのにピッタリな人気ホテルです。

また、ゲスト大絶賛のホテルのレストランでは、有名シェフの豪華料理を楽しんだり、シャンデリアがきらめくバーやラウンジでくつろぎの時間を過ごすことができます。ホテルスタッフのもてなしも抜かりありません。1日中遊び回った後は「Sahra Spa」でリラクゼーションを。30種類以上のスパトリートメントで、リラックスして1日を終えることができます。

ちなみに、コスモポリタンはマリオットグループの「オートグラフ・コレクション」というブランドに属するホテルです。マリオットのメンバーシップをお持ちであれば、各種割引やポイントなどの特典を受けることが可能です。

おすすめポイント

• ベラージオの噴水を眺めるバルコニー付きの客室
• ラウンジ、バー、レストランのオプションが豊富

マイナスポイント

ピークシーズン中は宿泊料金やレストランがかなり割高になることがある

2.ベラージオ（Bellagio）

所在地：3600 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109

次にご紹介する「ベラージオ」は1990年代後半の開業当時、ラスベガスで宿泊料金が最も高い最高級ホテルでした。有名な噴水、ストリップの中心に位置する絶好のロケーション、併設されたアートギャラリー、派手なスロットやゲームテーブルが並ぶカジノなど、今なお輝きを放つその魅力に惹かれ、多くのゲストがこのホテルを訪れます。

大理石が敷かれた黄金に輝くロビーでチェックインを済ませたら、世界一豪華な客室へ向かいましょう。バスルームを覗くと壁には素敵な花柄が描かれ、床はイタリアの大理石でシャワーとバスタブは分かれています。カラーリングもブルーシルバー、ホワイトゴールド、インディゴ、プラチナ系など落ち着いたものをチョイス。さらに、どの客室もミニバー、無料Wi-Fi、大画面薄型テレビ付きです。

他にもスパ、自動開閉カーテン、カシミアのブランケット、ビュッフェ式ディナー、ショッピング、そして見事な噴水ショーなど、高級さに見合うだけの価値が数多く存在するホテルです。

おすすめポイント

• ストリップの中心に位置するロケーション
• オシャレな内外観
• ショッピングやビュッフェも楽しめる

マイナスポイント

ホテルの敷地が広すぎてお手頃なショップやサービスを探すのが大変

3.ザ・シグネチャー・アット・MGMグランド（The Signature Suites at MGM Grand）

所在地：145 E Harmon Ave, Las Vegas, NV 89109

「ベラージオみたいに観光スポット的なホテルはちょっと…」「人が多すぎるところはイヤ」そんな方にはストリップから少し離れたホテルの「ザ・シグネチャー・アット・MGMグランド」がおすすめです。このホテルはコンドミニアムスタイルの珍しいホテルで、客室にはバルコニー、ラウンジスペース、家具、スパバス、キッチンが備わっています。

このホテルを利用したことのあるゲストは、「清潔」「禁煙」「フレンドリーなサービス」をグッドポイントとして挙げています。

ホテル内にカジノがないため、落ち着いていて静かな雰囲気です。豪華なホテルサービスは多くありませんが、隣に「MGMグランド」があるので贅沢を楽しみたい方も困ることはないでしょう。

オススメポイント

全室スイートルームで出張や家族連れ、長期滞在に便利

マイナスポイント

敷地内にレストランがない

4.ザ・ベネチアン・リゾート・ラスベガス（The Venetian Resort Las Vegas）

所在地：3355 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109

5つ星のカジノリゾート「ザ・ベネチアン・リゾート・ラスベガス」は、ストリップで最も有名なホテルの1つです。内外観ともにイタリアのベネチアをテーマにしており、敷地内にはドゥカーレ宮殿、サン・マルコ広場、鐘楼など、本場ベネチアの有名観光スポットのレプリカが立ち並んでいます。ホテル内はベネチア風の大きく立派な柱や見事なフレスコ画が目を引き、さらにはゴンドラに乗ってホテル内に作られた運河を回るアトラクションもあります。

客室もすごいです。ロマンチックな雰囲気の広々したスイートルームには、イタリアの大理石を使用したバスルーム、床から天井まで届く大きさな窓、ダウンフロアのリビングスペースがあります。また、ピローメニューや豪華なバスタブも付いており、客室のアメニティやサービスも抜かりはありません。

その他スパ、一流レストラン、カジノ、ジム、約5,000㎡の巨大プールなど敷地内の施設も充実しており、「サンズ・エクスポ＆コンベンションセンター」にも直接つながっています。言わずもがなですが、ホテルスタッフのフレンドリーで親切なサービスも高評価です。

おすすめポイント

• ホテル内でゴンドラに乗れる
• 全室広々して豪華なスイートルーム
• 無料のバレーパーキング

マイナスポイント

リゾートフィーが高い（1泊45ドル）

5.アンコール・アット・ウィン・ラスベガス（Encore at Wynn Las Vegas）

所在地：3131 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109

ウィン・リゾーツのIRリゾート「ウィン・ラスベガス」に新規オープンしたスタイリッシュなカジノホテルが「アンコール」です。共用スペースやロビーをはじめ、ホテルのデザインやスタイルが高い評価を受けています。

リゾート内にあるため、ホテル単体だけでなくリゾート全体で楽しむことができるところが魅力です（アンコールのゲストはリゾート内の他のホテルの施設が利用可能。その逆は不可）。

客室はタワースイートとリゾートスイートが選択可能で、どちらも繊細で特徴的なデザインの素晴らしい客室です。行き届いた清掃、広さ（最低約70㎡）、床から天井まである大きな窓などがゲストから絶賛されています。

薄型テレビ、バスタブとシャワーが別のバスルーム、特注のベッドなどアメニティや設備も申し分ありません。親切なホテルスタッフによるプロのもてなしもゲストからの高評価を受けています。

おすすめポイント

• アンコールのリッチな空気を楽しみつつ、リゾート全体の施設も利用できる
• 宿泊料金は駐車場代（バレーパーキング含む）込み

マイナスポイント

 宿泊料金が変動しやすく、かなり割高になる可能性がある

6.ノブ・ホテル・アット・シーザーズ・パレス（Nobu Hotel at Caesars Palace）

所在地：3570 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89109

他とは違う特別なホテルがお望みなら、「ノブ・ホテル・アット・シーザーズ・パレス」一択でしょう。敷地面積約4万㎡の広大な「シーザーズ パレス」内にあり、洗練された和のテイストとアメリカンモダンのアクセントがマッチしたエレガントなデザインが、訪れるゲストを魅了しています。ロケーションも最高で、ラスベガスの有名観光スポットは基本徒歩で行けます。

ホテル名の「ノブ」は日本人の寿司職人にちなんだもので、彼にインスパイアされたデイビッド・ロックウェルという建築家がこのホテルの設計を手がけました。

スイートルームを含む182の客室には日本の美術品が飾られ、パープルとゴールドをベースとした落ち着いた雰囲気をまとっています。アメニティにはウォークインシャワー、55インチ薄型テレビ、無料Wi-Fi、ラウンジスペース、ミニバーなどが揃っています。

ゲストが利用可能な施設やサービスでは、レストラン「Nobu Restaurant」、バー/ラウンジ「Nobu Lounge」、ナイトクラブ「OMNIA」、そしてリラクゼーションのオプションとして「Qua Baths & Spa」のスパトリートメントなどがあります。

ホテル周囲の喧騒をよそに、静かな禅の雰囲気に浸れるおすすめのホテルです。

おすすめポイント

• 喧騒から離れた静かな雰囲気
• 和風デザインのオシャレな客室
• 充実したVIP特典

マイナスポイント

• 宿泊料金が高い
• リゾートフィーも高い（1泊45ドル）

7.ウォルドーフ・アストリア・ラスベガス（Waldorf Astoria Las Vegas）

所在地：3752 Las Vegas Blvd S, Las Vegas, NV 89158

元は「マンダリン・オリエンタル」という名前だったホテルです。カジノがないホテルの中では間違いなくトップクラスと言えるでしょう。ストリップの中心にあるロケーション、施設内は禁煙、広々した客室（約46㎡〜）、シャワーとバスタブは別、大画面薄型テレビ、ミニバーなど充実したアメニティや設備が備わっています。

絶好のロケーションのおかげで、遊び・食事・ショッピングに困ることはありません。ホテルは最近リニューアルしたばかりで、目を奪うアートや良質なリネンを揃え、デザインも落ち着いたカラーを使用しています。

また、スカイラウンジ、レストラン、スパ、豪華な専用プールなどもあり、ラスベガスのホテル選びでは外せない候補です。

客室数は390と少ないですが、カジノフロアの喧騒とは無縁の上品で静かな雰囲気に、ゲストから賞賛の声が上がるのは当然のことと言えるでしょう。

オススメポイント

禁煙やノーギャンブルの環境はここにしかない贅沢

マイナスポイント

コロナの影響で改装が未完了。

8.フォーシーズンズ・ホテル・ラスベガス（Four Seasons Hotel Las Vegas）

所在地：3960 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89119

「マンダレイ・ベイ」の35〜39階にある「フォーシーズンズ・ホテル」。目立たずひっそりとしたこのホテルは、ラスベガスで最も素晴らしいとされることの多いホテルです。ファミリー向けホテルとしての評価が高く、カジノの喧騒から離れているため静かな雰囲気が際立っています。

フロントは1階にあり、「ストリップでNo.1の対応の良さ」と賞賛されるスタッフが対応してくれます。

ラグジュアリーホテルチェーンが運営するこのホテルは2016年にリニューアルされており、豪華な調度品が飾られた客室では、ラスベガスを見下ろす絶景、薄型テレビ、アールデコの装飾、豪華なバスルーム、ミニバー、コーヒーメーカーなど、素晴らしいアメニティや設備がゲストを迎え入れてくれます。

マンダレイ・ベイの良質なサービスに加えて、ゲストはホテルのきめ細やかなサービスや静かな雰囲気、さらにはバー、レストラン、スパ、ジム、屋外プールなど、さまざまな施設を満喫することができます。

おすすめポイント

• 豪華な客室
• 落ち着いた環境
• 非の打ちどころのないサービス

マイナスポイント

リゾートフィーが高い（1泊45ドル）

9.ノマド・ラスベガス（NoMad Las Vegas）

所在地：3772 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109

ハイセンスなものに惹かれる方にピッタリのホテルが「ノマド・ラスベガス」です。きらびやかな「パークMGM」の敷地内にあるホテルですが、趣のある住宅街のような対照的な雰囲気を醸し出しています。ベルベット仕立てのオシャレな客室はマホガニーを贅沢に使用し、リネンもホテル特注のものを使用しています。

薄型テレビ、ミニバー、無料インターネットなどアメニティも充実。さらに、年中無休のジム、モロッコをモチーフにしたプール、パークMGMのプールなどの施設が利用可能です。ただ、大きなホテルではないため、一部には窮屈さを感じるゲストもいるようです。

おすすめポイント

• スタイリッシュで洗練された雰囲気
• パークMGMの喧騒から離れた隠れ家的ロケーション

マイナスポイント

リゾートフィーが高い（1泊37ドル）。

10.ヴィダーラ・ホテル＆スパ・アット・アリア・ラスベガス（Vdara Hotel & Spa at ARIA Las Vegas）

所在地：2600 W Harmon Ave, Las Vegas, NV 89158

最後にご紹介する「ヴィダーラ・ホテル＆スパ・アット・アリア・ラスベガス」は、ラスベガスを健全に楽しみたい方におすすめしたいホテルです。

カジノはついておらず客室は全室スイートルーム、ラスベガスの中心にありながら、ストリップの喧騒から隔絶されたロケーションに位置しています。

スイートルームは贅沢な広さのアパートメントスタイル。禁煙、電化製品付きのキッチン、ピロートップのベッド、ゆったり浸かれるバスタブなどのアメニティや設備、そして最新のハイテク機能を備えています。ラスベガスの砂漠やストリップの美しい街並みが眺められるのも魅力です。歩いてすぐにベラージオがあるため、静かなロケーションにありながらもレストランや遊びスポットに事欠くことはありません。

おすすめポイント

広いアパートメントスタイルのスイートルーム（キッチン完備）

マイナスポイント

• リゾートフィーが高い
• カジノで遊べない

ラスベガスでホテルを選ぶ際のポイント

以上、ラスベガスのホテルトップ10をご紹介したわけですが、どれも特色があるため1つに絞るのは難しいかもしれません。そこで、おすすめホテルに加えて、最適なホテル選びのポイントについても合わせてご紹介したいと思います。

手数料

ラスベガスのホテルは基本的に良心的な価格ですが、1泊45ドルなど高額な手数料を課しているホテルもあります。ホテル選びの際には宿泊料金だけでなく手数料にも注意するようにしましょう。ちなみに、リゾートフィーを支払うことで、ホテルのプールやジムなどの施設が利用可能となります。

静かさ

ラスベガスといえばカジノですが、騒がしいホテルより静かなホテルが良い場合は、カジノなしのホテルを選びましょう。ホテルにカジノがなくても、基本歩けばすぐカジノがあるので心配は入りません。

会員特典

ホテルの運営会社のメンバーシップに入会しているなら、各種特典が利用できる系列のホテルを選びましょう。例えば「MGMリゾーツ」の会員であれば、「ザ・シグネチャー・アット・MGMグランド」を選ぶべきです。他の有名なホテル運営会社には「シーザーズ」「フォーシーズンズ」「トランプインターナショナル」などがあります。

レストラン

ホテル選びの際は食の好みも重要な要素です。ラスベガスのホテルには通常複数のレストランがありますが、特定のジャンルに特化したホテルもあります。食のクオリティにこだわる方なら、有名シェフのレストランがあるホテルを選びましょう。

一緒に泊まる人

ラスベガスのホテルはファミリー向け、カップル向け、仲間同士向け、結婚式用など様々なタイプがあります。ホテルは一緒に泊まる人のことを考えた上で選びましょう。

宿泊料金

宿泊料金はホテル選びの最重要ポイントです。できるだけ安く済ませたい方は以下の点に注意するようにしましょう。

アメニティ・サービス

ホテルや客室によって内容は異なりますが、宿泊料金に特別なアメニティやサービスが含まれている場合があるためチェックするようにしましょう。家族や仲間で泊まるなら、キッチン付きの広い部屋がおすすめです。

観光スポット

観光スポットに近いかどうかも重要なポイントです。例えば有名なベラージオの噴水がお目当てなら、ベラージオか近隣のホテルを選びましょう。

ラスベガスのホテルに関するよくある質問

ここからはラスベガスのホテルに関するよくある質問にお答えしていきます！

最高のスパがあるホテルは？

スパなら以下のホテルが絶賛されています。

• ザ・パラッツォ・アット・ザ・ベネチアン（The Palazzo at The Venetian）
• ベラージオ

一番安く泊まれる時期を教えて

平日または夏場など気温の高い時期は安くなります。

No.1のリゾートホテルを教えて

以下のホテルは特に高い評価を受けています。

プールが最高なホテルを教えて

• ザ・ベネチアン・リゾート・ラスベガス
• アリア・リゾート&カジノ

ファミリー向けで一番おすすめなホテルを教えて

• ノブ・ホテル・アット・シーザーズ・パレス
• ミラージュ（The Mirage）

以上、「ラスベガスのホテルトップ10」でした。この記事を参考にベストなホテルを見つけて、最高のラスベガス旅行を楽しんできてください！