【パチンコ】遊タイム解説 / 仕組みや遊タイム狙いの立ち回り・ストッパーなど徹底解説

最近よく耳にするようになった『遊タイム』という言葉。パチンコ業界もいろいろと規制がかかるなか登場した、楽しみ方のひとつで、パチンコ店に並んでいる台を見ると、「遊タイム搭載」と書かれている台も非常に多くなってきています。遊タイム搭載のパチンコはスペックが甘い台が多いので初心者にはおすすめです。

最近登場した、新しいパチンコの形であるスマパチでは、遊タイムが搭載されている機種は、残念ながらありませんが遊タイムの代わりにCタイムと呼ばれる機能が搭載されています。

今回は遊タイムとは何かを詳しく解説するとともに、遊タイムの楽しみ方や、遊タイムが搭載されているパチンコ台の狙い方を紹介していきたいと思います。

良い台を選ぶというのはパチンコで勝つためのスキルなので、ぜひ遊タイム狙いの方法も覚えてみてください。

この記事を読んで、パチンコで遊タイムがある台を積極的に狙い、勝率アップにつなげてみてください!

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遊タイムとは

遊タイムとは、機種によって決められている回転数に到達すると、「大当たり」もしくは、「時短状態」になり、大当たりへ限りなく近い恩恵を受けられるようシステムとなっています。

スロットで昔から搭載されている『天井』と呼ばれるシステムが、パチンコでは『遊タイム』という名前で搭載されるようになった形です。

スロットの台選びで天井狙いがあるように、パチンコの台の選び方として、遊タイム狙いをする人も多いです。

遊タイムの出始め当初は、あまり流行らないだろうと予想されていたパチンコ業界でしたが、様々な機種に搭載されるようになり人気が出てくると、今でも続々と遊タイムが搭載されたパチンコの新機種が登場しています。

規定数到達で大当たりが限りなく近くなるので、パチンコを打つ方にとっては安心材料になる機能となっています。

遊タイムの始まり

遊タイム搭載の始まりは2020年の4月より、パチンコで『遊タイム』搭載の機種が登場しました。

パチンコでの遊タイムの規定内容として『大当たり確率分母の1.5倍~3倍未満の回転数』と定められています。

例えば、パチンコで大当たり確率が1/199のライトミドル台だと、199の1.5倍~3倍の約300~600回転の間が、パチンコで遊タイム突入の基準回転数となります。

遊タイムの到達の目安

当たり確率で区分されているパチンコ機種のタイプによって遊タイムの到達回数や恩恵は異なります。

遊タイム到達の目安を表にしてみました。

機種タイプ大当たり確率(目安)遊タイム到達ゲーム数( 目安)大当たり確率(実質値)遊タイム到達ゲーム数
甘デジ約1/100250~3001/60~1/135150~400
ライトミドル約1/200500~6001/160~1/256399~760
ミドル約1/300800~9501/289~1/319777~959

甘デジ・ミドル・ライトミドルで目安となる、遊タイム到達数値です。翌日持ち越しで到達回転数が変わるような特殊な機種もありますので、その機種の遊タイム到達条件はしっかり調べてから打つようにしましょう。

遊タイムの狙い目

遊タイムはパチンコを打つ側からすると、とてもありがたいシステムです。遊タイムを理解し、搭載されている台を狙う事で、パチンコの勝率を上げることは可能です。

では、パチンコで遊タイムを利用した狙い目を紹介したいと思います。

遊タイム付近の台を狙う

もう言わずもがな、パチンコで遊タイム到達付近の台があれば問答無用で狙う価値ありです!

しかしこれはパチンコで遊タイムを知っている人なら誰もが思う事なので、常に狙っているハイエナと呼ばれる人たちも大変多いのは事実です。

そこで少しでも遊タイムを狙えるボーダーラインは、狙い目として抑えておきたい部分です。

ミドルの【大海物語4スペシャル】で見ていきます。

遊タイム950回転(恩恵350回転時短)

1000円での回転数151617181920
450回転-1650円-676円302円1131円1897円2521円
550回転-463円512円1342円2049円2763円3386円
650回転1245円2033円2760円3413円3989円4496円
750回転3547円4186円4734円5234円5617円6018円
850回転6715円7029円7375円7607円7895円8125円
※4円パチンコの等価交換で表した値になります。

上記の表から見れるように、1000円で15回転しか回らないパチンコ台だったとしても、650回転付近から打つことで収支はプラスになると考えられます。

その為、950回転のパチンコ遊タイム突入台だとしたら、ボーダーは650回転付近以降の台が狙い目です。

パチンコの機種にもよりますが、ミドルだったらだいたい600回転付近で遊タイムが来る台が多いので『遊タイム突入の250~300回転前』、甘デジだったら300回転前くらいで遊タイムが来る台が多いので『遊タイム突入の100~150回転前』が目安といえるでしょう。

尚且つそのパチンコ台が、1000円で良く回る台だったら、さらに大チャンスですので空き台を見つけたら、積極的に狙いましょう!!

遊タイムで気を付けたいこと

恩恵ばかりに目がいきがちなパチンコの遊タイムですが注意しなければいけない点もあります。

それは『遊タイム突入は大当たり確定ではない』ということです。大当たり濃厚なモードへ突入したり、かなりの回転数がある時短がついてくるので、遊タイム突入後大当たりする確率はかなり高いですが、100%当たる分けではないので注意が必要です。

もちろん当たらず抜けてしまうこともありますし、抜けてしまうと次回の遊タイムはありません。(その後大当たりすれば、遊タイムの条件は復活します)

また、遊タイム搭載機種は釘の設定が辛めな事が多いです。その為遊タイム突入まで思っていた以上に投資がかさむ可能性も大いにある事は十分頭に入れておきたいポイントです。

遊タイムストッパーとは

皆さんは遊タイムストッパーとう言葉はご存知でしょうか?

遊タイムストッパーとはパチンコ界隈で、遊タイム直前に当たってしまうと噂される現象です。遊タイム直前に当たってしまう事も十分に考えられるのですが、その頻度があまりにも高いんじゃないかと騒がれている為、ストッパーと呼ばれています。

当たるんだからいいんじゃないの?と、思うかもしれませんが、パチンコの当たりは『ヘソ』と『電チュー』の2パターンでの当たりが分けられています。

遊タイムでの大当たりはヘソではなく電チュー経由での当たりとなる為、期待度は高くある程度の爆発力も期待できるのです。その為遊タイム直前の、ヘソ経由での当たりのなると、ラウンド数も少なく、単発で終了もしばしば…遊タイムでの当たりより期待が薄れてしまうのです。

遊タイム直前まできたのなら、どうせなら遊タイムまで行ってくれ!!と祈りましょう!

そしてそのストッパーは本当にあるのか色々調べてみたところ、実質根拠は見つからず、パチンコメーカーも発表していない為、ちょっとしたパチンコ業界の都市伝説のようなものになっているようです。

遊タイム機種を狙う際のメリット・デメリット

遊タイム搭載は下降気味だったパチンコ業界に救いの一手と言われていました。もちろんこの遊タイム搭載機種は大当たりまでの回転数の上限がほぼほぼ決まっているようなものなので、メリットが多いように感じます。

しかし実際ではデメリットな部分もあるので、メリットとデメリットをしっかり理解してから、遊タイムの台を狙っていきましょう!

遊タイムのメリット

最大のメリットは、やはり遊タイム発生の上限が決まっているので、安心感があり打ちやすいのが魅力的です。また遊タイムの回転数近辺で空いている台があれば非常においしいのでハイエナ狙いとして目を付けやすいです。

そして遊タイムは宵越し狙いもできますし、機種によっては大当たりの恩恵が大きいものもたくさんあります。

しかし、どのパチンコ店も前日の回転数をそのまま翌日に持ち越しするとは限りませんので注意は必要です。

調べたところ大体、45%くらいのパチンコ店がそのまま、10%くらいのパチンコ点が全台リセット、残りのパチンコ点は一定数リセットするというデータがありますので、良くいかれるお店の癖は良く調べておいた方が良いです。

メリットをまとめると…

  • 遊タイムまでの投資金額がある程度計算できる。
  • 遊タイム付近の回転数の台があれば勝率がぐんと上がる。
  • 前日ハマっている台があれば、朝一がチャンス。

狙い方によっては、勝率を大きく左右してもらえる『遊タイム』機能。遊タイム終了後(時短で当たらず抜ける等)は、次回遊タイムがないので、即ヤメしましょう。

遊タイムのデメリット

メリットばかりが目立ちますが、考え方によってはもちろんデメリットもあります。

デメリットをまとめると…

  • 遊タイム搭載機種は、釘の設定が辛い事が多い。
  • 台には大々的に遊タイムが記載してあるので、遊タイム付近のハイエナ狙いが多い。
  • ハイエナ狙いされたくないので、やめ時が難しい。

甘デジなど、遊タイムが浅い台程、やめ時が本当に難しいです。

また実際にパチンコ遊タイム搭載機種を打っていても思いますが、遊タイム搭載の台は1000円で15回転も回らないような、釘設定が辛い台が多いです。

今まで、遊タイムがない台を打っていなかった方が遊タイム搭載台を打つと、このポイントはひしひしと感じるかと思います。

パチンコ 遊タイム解説 まとめ

今回はパチンコの遊タイムについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

遊タイム狙いをすることで期待値を上げることができます。期待値を上げるということは、ハウスエッジを下げるということになります。ハウスエッジというのは胴元の取り分のことを指すギャンブル用語です。

オンラインカジノやカジノでは期待値を積もるためにはハウスエッジの概念は必ずポイントになるので、ギャンブルが好きな方は、ハウスエッジに注目するようにしましょう。

遊タイムは、パチンコの天井機能という事で、パチンコ業界に新しい風邪を吹かせてくれた機能です。いまでも遊タイム搭載の新台が続々と登場し、スロットの天井搭載機種のように、広がっていくでしょう。

遊タイム搭載機種は上限が決まっているので、大当たりから遠ざかっている空き台があれば積極的にハイエナ狙いができますし、投資の計算もしやすい為、パチンコ初心者の方でも非常に打ちやすい台と言えます。

その反面、デメリット部分もいくつか紹介しましたので、しっかり判断材料にしていただいて、今後のパチンコ勝率アップに役立ててほしいと思います!