結論から言うと、パチンコで勝つためには技術と運の両方が必要不可欠と言えます。
パチンコのテクニックをマスターしても必ず勝てるとは言い難く、また、100%運なのか?と言われるとそうでもありません。
本記事では、パチンコに必要な技術や運の要素がどれほど大きいのかといったことなどを解説していきます。
パチンコで使われている乱数の仕組み
パチンコでは乱数発生器 (RNG) と呼ばれるシステムおよびアルゴリズムが使われていて、抽選結果は完全にランダムで不正やイカサマのないものとなっています。パチンコの乱数の仕組みは、カジノのスロットマシンやビデオポーカーと似たようなものとなっており、技術だけで勝つことは難しく、運を味方につける必要があります。
パチンコには、ブラックジャックやポーカーのように攻略法や定石は存在せず、ハンドルを回して玉を打ち出し、できるだけ多くの玉を入賞口へ入れることはある程度可能なものの、大当たりを引けるかは抽選の結果次第です。
とはいえ、パチンコは運のみで勝てるのか?と言われると、必ずしもそうであるとは言い切れません。
パチンコはスロットマシンと違い、パチンコ玉を入賞口へ入れることで抽選されます。多くの玉を入賞口へ入れることで、回転率が上がり、その分大当たりが引ける可能性も高くなるということになります。
ここからは、パチンコの勝率を上げるための戦略やテクニックをいくつか紹介いたします。
パチンコの攻略法・基本戦術
パチンコで勝率を上げるためにはハンドルをうまく調整して、大当りの抽選を受けられる「始動口」や賞球が払い出される「一般入賞口」を狙うように玉を発射しましょう。
とはいえ狙って入れることは難しいので、打ち始めてからしばらくは、ハンドルを調整しながら、玉が入賞口に入りやすい位置を見つけ、その位置で打ち続けるようにしましょう。
各パチンコ台によって、釘の位置や角度、入賞口の位置が異なるため、ある程度の知識や経験が必要となるかもしれません。
昔のパチンコ台は、現代のものと比べるとより技術が必要であると言われており、パチンコの技術や戦略があれば、勝てる可能性が高かったです。もちろん、昔ながらのパチンコ台にも運の要素が絡んでくるため、パチンコを打ち続けて当たりが出やすい台なのか見極めることも大事です。
パチンコで勝つ確率を上げるための方法は以下の通りです。
- 可能であれば新機種や入荷されたばかりの台をプレイする
- 集中するために耳栓をする
- 余裕を持って打てるように、1万円以上の資金を用意する
- 大当たりが多く出たパチンコ台は避けるようにする
- 昼間によく使われる台を選ぶ
- やめるタイミングを見極める(大きく負けている時や大勝ちした時は特に注意しましょう)
パチンコは結局運ゲーなの?
パチンコは100%運に左右されるゲームというわけではありません。確かに、パチンコの抽選結果には乱数が使用されているため、運が勝敗を決める部分もありますが、勝率を上げるためには技術や戦略、心理が必要とされる場面も多く存在します。何度もプレイしてパチンコ玉の動きを覚え、弾く力を調整することで入賞口へ多くの玉を入れることが可能となります。
また、古いパチンコ台ではパチンコ玉の軌道や打つ方向をコントロールできるものもあり、レバーの持ち方で玉の着弾位置が変わります。玉の動き方を覚え、ハンドルの持ち方や弾き方を練習し、その台に適した打ち方をすれば、勝率は必然と上がっていきます。
以上の点からパチンコは100%運に左右されるものではないと言えます。繰り返しになりますが、パチンコで勝率を上げるためには技術や戦略、忍耐力などの運以外の要素も必要となる場面が多くあります。
パチンコのハウスエッジは?
パチンコは、スロットマシンとピンボールを合わせたようなゲームであり、勝敗の結果は乱数によって決められている点も共通しています。パチンコは運ゲーの一種と思われる時がありますが、スロットとの違いはパチンコ玉の弾き方を調整でき、ある程度勝率を上げられる点が挙げられます。
パチンコとスロットでは、ハウスエッジ (控除率) も異なります。パチンコのハウスエッジは約4.38%と言われており、例えば、100個の玉を用意して長時間プレイした場合、大体約95~96個の玉が戻ってくる計算となります。ハウスエッジはパチンコ店の収益を生むためには無くてはならないものであり、この場合、4~5の玉が店側の利益となります。一見すると、不利なようにも思えますが、スロットのハウスエッジは約7%~25%と言われているため、パチンコは比較的優しいゲームであることがわかります。
他にもスロットや宝くじは純粋に運が左右するギャンブルと言えますが、パチンコは技術や戦略を駆使することで、ハウスエッジを下げることが可能です。ハウスエッジが低くなればなるほど、失う金額が減り、勝った時の利益も大きくなることになります。
パチンコに技術は必要?
はい。パチンコにはある程度の技術やテクニックが必要であり、上手くなることで勝つ確率を上げることができると言えます。ただし、パチンコはあくまでも娯楽ゲームの一種であり、楽しむことを何より優先するのをおすすめします。
パチンコは、スロットや宝くじのように、レバーを引きただボタンを押したり、くじを買ったりするだけの単なる運試しとは異なります。練習してハンドルをうまく回す技術を身につけ、玉を狙った所に飛ばせるようになればより多くの出玉を獲得することができるようなります。
パチンコで必要な技術やテクニックとは?
パチンコの抽選結果には乱数が大きく関わっているため、勝つ確率のおよそ80%は運の要素を必要としますが、残りの20%は技術によるものと言えます。ここではパチンコで勝率を上げるための技術やテクニックをいくつか紹介いたします。
資金管理
パチンコで勝率を上げるためには、自分の持っている資金をどのように使うのか?といった管理を行うことが重要となります。新台でない限り、1台のパチンコ台に使う上限金額は5,000円から10,000円の間で設定することをおすすめします。事前に使う金額を決めることで、稼いだ時にはうまく勝ち逃げすることができ、負けている時でも大損するリスクを避けることができるようになります。
観察力
勝っているパチンコプレイヤーは、パチンコ台の見るべきポイントを熟知している場合が多く、釘の位置や凹み、パチンコ台の癖などをあらかじめ確認してから打ち始めています。
打ち方の技術
熟練した方はパチンコ玉を狙った場所へ弾くため、ハンドル操作に長けている方が多いです。ハンドルの細かな調整や安定した狙った場所へ玉を落とすためには数週間、あるいは数ヶ月の単位で練習が必要になる場合もあります。
忍耐力
基本的にパチンコ店の中は騒がしく、時にはプレイに集中することが難しい時もあるかもしれません。安定してパチンコ玉を弾くためにも忍耐力や集中力が必要となります。うまく集中できない時や疲れた時は、休憩を取るようにしましょう。
戦略的思考
戦略的思考を用いることで、運の影響を軽減することが可能です。例えば、出玉や当たりが多く出そうなパチンコ台には、いつもより多くの資金を用意して勝負に出てみたり、逆に当たりが全く出ない時はすぐさま撤退するなどが挙げられます。
パチンコに攻略法はあるの?
パチンコは運の要素が絡んでくるため、必ずしも勝てるゲームとは言えませんが、勝つ確率を上げるための攻略法は存在します。パチンコに必勝法は存在せず、このようにプレイすれば必ず勝てるといったテクニックなどもありません。しかし、いくつかのポイントを押さえることで実際に勝率を上げることはできます。
パチンコで勝率を上げる方法
上述でも説明している通り、パチンコは運に大きく左右するゲームですが、テクニックや戦略を駆使することで勝つ確率を上げることは可能となります。ここでは、どのような台を打つべきか?、打ち始める前や打っている最中に気をつけるべき点はあるのか?など、技術やテクニック以外のポイントをご紹介いたします。
パチンコの攻略法その1: パチンコの基本について知る
パチンコは海外のカジノにあるスロットマシンに近いゲームで、約80%は運に左右されるゲームと言えます。パチンコを始めるためにはまず、パチンコ玉を台に入れ、ハンドルを回し、玉を勢いよく発射させます。パチンコで出玉を増やすためには入賞口と言われるポケットへ玉をいれることで賞球が払い出されたり、大当たりを引くための抽選が開始されます。スロットとは違い、玉を多く入賞口へ入れることで多くの玉を報酬としてもらえます。また、パチンコの大当たりはスロットのジャックポットと同じものとして機能し、大当たり中は大量の出玉を獲得することができます。
パチンコの攻略法その2: 新台や入荷されたばかりの機種をプレイする
「新台」とはパチンコ店に新しく入荷されたパチンコ台を意味し、出玉が出やすいことで知られています。勝っているパチンコプレイヤーの多くは新台を好んでプレイする傾向があり、新台を打つために朝から行列を作って開店待ちをしているプレイヤーもいるほどです。特にパチンコ店のグランドオープン時には、出玉を大量に得られる可能性があるため、パチンコ店の前や電車の中で宣伝されているのを発見した際には確認してみることをおすすめします。
そもそもなぜ、新台は当たりやすいのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。理由としては、新しい台には大当たりの履歴などの統計データが蓄積されていないため、導入してすぐの段階は良く回り、当たりやすいことが挙げられます。
パチンコの攻略法その3: 出玉の傾向を把握する
パチンコの攻略法として出玉の傾向を把握することも重要となります。パチンコ台の中には当たりやすい台と当たりにくい台が存在しており、パチンコで勝つためには当たりが出にくい台を避けることが重要となります。今打っている台が当たり台のなのか?というのは出玉の傾向である程度予測でき、大当たり演出を何度も外している台はハズレ台の可能性が高いと言えます。パチンコを打ち始める前に出玉の傾向を見極める方法として、統計データを確認し、出玉が不規則なパチンコ台を選ぶことをおすすめします。例えば、今日は2倍、昨日は10倍、一昨日は3倍の出玉が出ている台は、より多くの出玉を払い出す可能性が高いと言えます。
パチンコの攻略法その4: 大当たり回数が低い台を選ぶ
各パチンコ台の上部には大当たりが出た回数や回転数などの統計データを表示しているディスプレイが設置されています。各台のデータを確認して、大当たり数が少なく、回転数が多い台を選びましょう。
パチンコの攻略法その5: 忍耐強くプレイする
パチンコはカジノゲームやその他のゲームに比べると忍耐力が必要であると言えます。パチンコのペースはスロットと比べてもかなり遅く、大勝ちするまでに時間がかかることがあります。 パチンコ台の中には、朝方によく出玉が出る台もあれば、夜の時間に大当たりが出やすくなる台もあります。パチンコで勝つためのコツは、この出玉のサイクルを把握することが重要であり、忍耐強くプレイを続けることで当たりが出やすい時間や台がわかるようになります。
パチンコの攻略法その6: 人気のないパチンコ店は避ける
パチンコ店には常時人がいて、活気に溢れているイメージが多いですが、中には全くお客さんがいないパチンコ店も存在します。このようなパチンコ店では台に細工が施されていたり、スタッフの態度が悪いといった可能性があるため、トラブルを避けるためにも人気のないパチンコ店で打つことは避けるようにしましょう。
パチンコの攻略法その7: 資金管理を徹底する
これは勝つ確率を上げる方法というよりも損を減らすためのルールとなります。パチンコで一番避けたいものの一つに、用意してきた資金を全て使い切ってしまい、さらに追加で資金を投入する行為が挙げられます。パチンコを打っていると、連続して大当たりを引く時もあれば、何をやってもとことんダメな時もあります。出玉の傾向や全体の流れをよく読み、ダメな時は即座に打つのを中断するのも一つの戦略と言えます。特に新台以外のパチンコ台で打つ際には、1万円以上遊ばないようにしましょう。
パチンコの攻略法その8: ゴト行為について
大手のパチンコ店チェーンや人気店に置いてあるパチンコ台は全て日本の規制当局によってチェックを受けているため、パチンコに不正やイカサマはないと言えます。しかし、利用者側がパチンコで不正行為を行うことは可能であり、不正に出玉を獲ることやそのほかの違法な方法は全て「ゴト行為」と呼ばれています。
ゴト行為を頻繁に行うプレイヤーのことを「ゴト師」と呼び、単独で行為を行うときもあれば、複数犯で行われる場合もあります。
パチンコの歴史を見てみると、時代によってさまざまなゴト行為が行われており、その度にパチンコ店側は対策を講じてきました。例えば、1945年から1954年にかけては、ホールへパチンコ玉の持ち込みが可能であったため、ヤミ玉と呼ばれる偽物の玉を店に持ち込む行為が横行しました。具体的には他の店で安く手に入れた玉を別の店で使ったり、市販されていた安価なベアリングボールをホールに持ち込んで遊ぶといったゴト行為が行われていました。また、当時のゴト師は暴力団のような振る舞いも見せていたため、大問題となるケースも多くあったみたいです。
この問題を解決するために、パチンコ店の経営者たちは球にIDを刻み、大きさや重さなどの規格を厳格に定めるようにしました。また、ホールへ玉を持ち込むことや逆に玉を持ち出すことも禁止としており、玉の持ち出し、持ち込みはいずれも逮捕される可能性がありますので十分に気をつけましょう。
ほかにも磁石を使ってゴト行為が行われることもあります。強力な磁石をガラス面に近づけ、玉を入賞口に誘導するといった行為が流行り、一時期は多くのパチンコ店が倒産しそうになるほどの問題となる行為でした。最近のパチンコ台は磁気を通さないように作られたり、磁力を感知するとエラー音が鳴り響くなどといった対策が行われています。
また、昔のパチンコ店では店側が勝手にパチンコ台の設定を変え、当たりを出しづらくする行為も報告されていました。しかし、現在は法律や仕組みが変わり、パチンコ店が当たりの調整を変えることができないように対策が取られたため、安全にパチンコが楽しめるようになっています。
パチンコの勝率はどれくらいなの?
一般的なパチンコのハウスエッジは約4.38%と言われており、海外のカジノやオンラインカジノのスロットと比較すると低いものとなっています。例えば、ラスベガスで大人気のスロットマシン「クレオパトラ」や「メガバックス」のハウスエッジは約10~20%と言われているため、ハウスエッジが5%以下のパチンコはプレイヤーにとって勝ちやすいゲームであることがわかります。
パチンコのペイアウト率は95%前後となっており、例えば、100個の玉を用意して長時間打ち続けた場合、大体約95~96個の玉が戻ってくる計算となります。
パチンコで大当たりを引く確率
パチンコで大当たりを引く確率は、パチンコの機種によって異なりますが、現行の機種では、1/319や1/229、1/129が主流です。
甘デジの一部の機種には、1/99などかなり当たりやすい機種もありますが出球が少なめです。
パチンコに必要なものは運?それとも技術なの?
本記事をまとめますと、パチンコで勝つためには技術と運の両方が必要不可欠となります。パチンコの抽選結果には乱数が大きく関わっているため、勝つ確率のおよそ80%は運の要素を必要としますが、残りの20%は技術によるものと言えます。パチンコに必要な技術には、玉を打ち出す強弱の調整やハンドル操作、自己資金の管理、当たり台を見極めるために釘の位置の確認や統計データの確認といったことが挙げられます。