​​ラスベガスのフーバーダムは電力供給してるの?大規模ダムについて解説

ラスベガスにあるフーバーダムはアメリカで最も有名なダムの一つで、コロラド川のブラック峡谷に位置するこの大規模ダムは高さ220メートル、全長380メートルという巨大さです。完成したのは1936年で、建設当時は世界最大だったこのダムは、アメリカ国内の電力供給に重要な役割を果たしており、ラスベガスを含め多くの都市に電力を供給しています。

ラスベガス(シンシティ)といったらギャンブル・カジノというイメージがありますが、フーバーダムのような観光スポットもたくさんあります。

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フーバーダムの名前の由来

フーバーダムの建設は1931年〜1936年にかけて行われ、その名前はダムの建設を推進した当時のアメリカ大統領ハーバート・フーヴァーにちなんでいます。1985年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されており、その巨大さから生み出される圧倒的な迫力や歴史的価値から、国内外を問わず多くの観光客がこのダムを訪れます。

ラスベガスの歴史を知りたい人にはおすすめのスポットですね。

ラスベガスへの電力供給

実は、ラスベガスは再生可能エネルギーによる電力供給に積極的に取り組んでいる都市の一つです。市内の電力供給については太陽光発電や水力発電などの再生可能エネルギー源から100%調達しており、フーバーダムはそんなラスベガスにとっての重要な電力供給源の一つなのです。

フーバーダムはアリゾナ州とネバダ州の州境に位置していて、両州の間を流れるコロラド川の流れを利用して発電を行っており、アリゾナ州、ネバダ州、カリフォルニア州の各地域に2080MWの電力を供給しています。

観光スポットとしてのフーバーダム

前述の通り、フーバーダムは観光スポットとしても人気の場所で、数多くの観光客を惹きつけるフーバーダムの魅力をいくつかご紹介します。

ダムの歴史

アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されていることからもわかるように、アメリカ人にとっては自国の発展に大きく貢献した国の誇りとも言える建造物であるため、特にアメリカ国内の観光客からの人気が高い観光スポットになっています。

美しい景観

フーバーダム周辺には美しい自然が広がっており、特にフーバーダムから見えるコロラド川の景観は圧巻です。また、フーバーダムに隣接する人口湖のミード湖も美しい景観が広がっており、自然の景色の素晴らしさが多くの観光客を惹きつけています。

多彩なアクティビティ

フーバーダム見学ツアーや、ミード湖の水上アクティビティ、近隣の自然公園でのハイキングなど、フーバーダムはアクティビティも充実しており、アウトドア好きの観光客を惹きつける多彩な魅力に溢れています。

アクセスの良さ

フーバーダムはラスベガスから車で約40分ほどでの距離にあるため、ラスベガス旅行に来た観光客にとってはアクセスがしやすいことも人気の理由の一つです。

ラスベガスの街を煌々と照らしているホテルの明かりは、フーバーダムをはじめとする様々な再生可能エネルギー源からの電力供給がなければ到底輝けないものです。そんな貴重なフーバーダムを、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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ラスベガスに関するよくある質問

ここからはラスベガスに関するよくある質問に回答します。

ラスベガスの電力供給源は?

ラスベガスの主な電力供給源は、再生可能エネルギーである太陽光発電と水力発電です。同市は2017年、市内の電力供給を100%再生可能エネルギーから調達することを達成しました。

ラスベガスの電力供給源は水力発電なの?

水力発電は2つあるラスベガスの主要な電力供給源の1つで、もう1つは太陽光発電です。したがって、市が所有する施設には太陽光パネルが設置されています。

ラスベガスはフーバーダムから電力供給されてるの?

ラスベガスはフーバーダムを含む複数の水力発電所からの電力供給を受けています。

フーバーダムの近くにレストランはありますか?

フーバーダムの近くには、レストランはほとんどありません。

そのため、ラスベガス市街のレストランで食事を済ませてから訪れましょう。