フリーセルとソリティアの違いは?初心者にもわかりやすく解説

あまり知られていませんが、ソリティアには様々な種類が存在します。その中でも「クロンダイク」というゲームが最もオーソドックスです。その次に「フリーセル」が一般的な種類です(以降、本記事ではソリティア=クロンダイクとします)。2つのゲームの大きな違いは「クリアのしやすさ」にあり、ソリティアのクリア確率が平均80%であるのに対し、フリーセルは99%の超高確率でクリアが可能です。言い換えれば、ソリティアでは5回に1回はクリアできない可能性がありますが、フリーセルはまず間違いなくクリアできるということです。

もちろんフリーセル以外も各ソリティアのコツを掴めば、クリアできるようになります。

オンラインカジノでは、賞金を賭けてソリティアをプレイすることができるので、上達したら挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

プレイの違いについて

クリアのしやすさだけでなく、フリーセルとソリティアの遊び方には違いがあります。具体的に見ていきましょう。

関連する用語

  • 場札(タブロー):場に並べられているカードの列。ここでカードを移動させる。
  • 山札:場の左上にあるカードの山。場札で移動できるカードが無くなったらここから一枚めくって使う。※ソリティアのみ
  • 組札:各スート(クラブ、ハート、スペード、ダイヤ)のカードを数字の小さい順に積み重ねていくところ。ソリティアのルールやバリエーションによっては4つまたは8つになる。フリーセルでは「ホームセル」とも呼ばれる。

場札(タブロー)の並べ方の違い

下の図はそれぞれ上がソリティア、下がフリーセルの場札の並べ方を示したものです。見てわかる通り、ソリティアでは各列の先頭のカード以外は伏せられているのに対し、フリーセルでは最初からすべてのカードがめくられた状態になっています。また、ソリティアは通常7列であるのに対し、フリーセルは8列です。

フリーセルとソリティアの違い解説 イメージ画像1
フリーセルとソリティアの違い解説 イメージ画像2

セットアップの違い

フリーセルとソリティアどちらも場札、組札がありますが、フリーセルにはカード移動先として、その名の通り「フリーセル」という4つの空きスペースがさらに存在します(下図の左上のスペース)。

フリーセルとソリティアの違い解説 イメージ画像3

カードの移動方法の違い

フリーセルでは場札の各列の先頭カードに対し、「1つ小さい数字で且つ色違いのカード」であれば移動させることが可能です。例えば、赤の9というカードの上には黒の8のカード(単体もしくはその上に重なっているカードごと)が移動できます。なお、カードの移動によって空きとなった列には、フリーセル(空きスペース)同様に自由にカードを移動させることができます。

ソリティアもフリーセルと同様ですが「スパイダーソリティア」のみ異なり、場札の各列に同じスートのカードを重ねていきます。

フリーセルの遊び方

フリーセルとソリティアの違いのところでも少し触れましたが、改めてフリーセルの遊び方について説明します。

ゲームの準備

フリーセルはジョーカーを除く52枚のカード1組を使用します。シャッフルした52枚のカードを表にして1列7枚を4列、1列6枚を4列の合計8列に並べます。場の左上には4つのフリーセル(空きスペース)、右上には組札(ホームセル)があり、ゲーム開始時は空の状態です。

ゲームの流れ

場札の各列の先頭カードに対し、フリーセルスペースも上手く使いながら、色違いの1つ小さい数字のカードを重ねるように移動させていきます。最終的に組札にカードをスートごとに数字の小さい順に積み上げていくことが目的です。

例えば下図の左から5列目の先頭にある「ハートの6」を1つ左の「スペードの7」に移動させてみましょう。するとその下にある「ダイヤのA」が先頭に出てきますので、右上の組札に移動させます。このようにして組札のカードを積み上げていくわけです。

カードを移動させていくと空になる列が出てくる場合がありますが、その列には自由にカードを移動させることが可能です。また、フリーセルに移動したカードは、この空き列や前述のルールに沿って各列の先頭に移動させることができます。

以上、フリーセルとソリティアの違いについてでした。どちらのゲームも基本的なルールは共通なもののそれぞれ違った面白さがあるので、是非両方をプレイしてみてください。