オンライントレードで人気のFX(外国為替証拠金取引)とバイナリーオプション。本記事ではそれぞれの特徴やメリットなどを比較しながらまとめてみました。どちらも興味はあるけど実際にやったことはないという方は、是非この比較記事を参考にしてみてください。
比較その①:取引内容
FX
為替レートの変動に合わせて通貨を売買し差額を利益とする取引。取引対象は通貨のみ。
バイナリーオプション
ある時点の取引対象の価格が将来の指定日に上がるか下がるかを予測する取引。取引対象は株式、為替、コモディティ、上場投資信託(ETF)、仮想通貨など多岐にわたる。
比較その②:難易度
FX
仕組みが複雑なため取引経験や為替知識が豊富なトレーダー向き。
バイナリーオプション
利益と損失が固定で事前にわかるためシンプル。低リスク志向のトレーダー向き。
比較その③:リスク
FX
為替レートは戦争や災害などの外部要因により変動しやすいため、リスクは高い。
バイナリーオプション
前述の通り損失は固定で事前にわかっているため、想定外の損失を受けるリスクはない。
比較その④:リターン
FX
レバレッジ(最大500倍)を活用すればリターンは大きい。
バイナリーオプション
通常、投資額の65〜80%が利益となる。レバレッジはない。
比較その⑤:取引時間
FX
土日を除く24時間。
バイナリーオプション
取引対象の市場がオープンしている時間帯のみ。
比較その⑥:安全性
FX
当局の認可を受けた信頼できる事業者が多く、詐欺などの犯罪に遭う可能性が低い。
バイナリーオプション
当局の認可を受けた事業者数はFXに比べて圧倒的に少ない。
おまけ:FXのバイナリーオプション

FXとバイナリーオプションは基本的にそれぞれ異なるタイプの取引ですが、バイナリーオプションでは外国為替も取引対象に含まれるため、外国為替を対象とした取引という大きなくくりでは同じになります。最後におまけとして外国為替(FX)のバイナリーオプション取引ができる事業者を紹介します。
FXのバイナリーオプション取引ができるおすすめ取引所
- Nadex
- CBOE(シカゴ・オプション取引所)
- Deriv.com
- IQ Option
上記の取引所では、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円など人気の通貨で取引が可能です。