インターネットの発達によって、現代では様々な金融取引がオンラインでできるようになりました。株式や為替などの伝統的資産から、投資信託やコモディティ、さらにはバイナリーオプションといった金融派生商品まで、取引の対象も実に様々です。
今回はそんなオンライントレードについて知っておきたいことを紹介したいと思います。オンライントレードを始めて間もない方や、これから始めてみようと考えている方は必見です。
知っておきたいことその1:初心者はまず株取引から
オンライントレードの取引対象は様々なものがありますが、初心者の方はまず株式から始めることをおすすめします。株式以外ではFX、投資信託、バイナリーオプションなどもおすすめです。
知っておきたいことその2:デモトレード
オンライントレードの初心者にとって非常におすすめなのが「デモトレード」です。基本的にどのオンライントレード事業者のプラットフォームにも付いている機能で、仮想の資金を使って実際の市場をシミュレートしたバーチャルな取引ができます。
デモトレードはスキルアップの練習に持ってこいのツールで、本物のお金を使うわけではないため損失が発生する心配もありません。株式、FX、バイナリーオプションなどの取引のやり方を学んだり、知識をつけるのにとても効果的です。それぞれの事業者が使いやすいデモトレードや補助ツールなどを提供しています。初心者の方は、まずこのデモトレードで経験を積むところから始めるのが良いでしょう。
知っておきたいことその3:トレード手法
長い歴史を持つ金融取引ではこれまでに様々なトレード手法が生み出されてきました。これらの手法を知り活用することが初心者にとっては重要です。
スキャルピング
数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法。市場の変動によるリスクを受けにくく、高度なテクニックも不要。
デイトレード
1日の値動きから利益を狙い、売買の取引を当日中に完結させるトレード手法(翌日に持ち越さない)。初心者からベテランまで多くのトレーダーが使っている。
スイングトレード
数日から数週間のスパンで取引を完結させるトレード手法。デイトレードよりもやや長めのスパンで利益を狙いたい場合におすすめな手法。
ポジション(取引 )
注文後即売買の決済をするのではなく、任意のタイミングまで未決済の注文を保持することを「ポジションを取る」と言います。テクニカル分析などを用いて利益が出るタイミングを待って売買できるため、取引のストレスが少なく仕組みもシンプルなのが利点です。
知っておきたいことその4:取引所
オンライントレードのサービスを提供している事業者は数多くありますが、ここではいくつか初心者向けにおすすめな事業者を紹介します。
TDアメリトレード
株式や投資信託などを対象としたサービスを提供している事業者で、補助ツールも充実しているため初心者でも使いやすい取引プラットフォームです。

幅広い機能やサービスを提供していますが、複雑で使いにくいなんてことはありません。デモトレードも提供しているので、実際の取引を始める前トレーニングで戦略を考えることもできます。また、ウェブ・モバイルともに、優れたUIのアプリを提供しています。
※日本語非対応
E*TRADE
米証券投資者保護公社の監督下にあるため安全に取引ができる事業者です。優れたサービスやツール、取引に役立つ市場リサーチ情報を提供しています。
※日本語非対応
OANDA
OANDAは新規の口座開設の最低入金額と手数料がゼロであるところが特徴です。もちろんデモトレードも付いてます。

その他の口座開設の最低入金額が低い取引所
- FBS(1ドル)
- XM(5ドル)
- Alpari(なし)※日本語非対応
- Instaforex(1ドル)※日本語非対応
まとめ
ここまでの内容をまとめてみます。
- オンライントレードの初心者はまず株式取引から始めるべき
- スキルや知識を身につけるためにデモトレードを活用する
- トレード手法を知る
- 適切な事業者を選ぶ
以上、今回はオンライントレードについて初心者が知っておくべきことの解説でした。オンライントレードの初心者の方や興味がある方の参考になれば幸いです。