【カジノ必勝法】マーチンゲール法で勝てるの?メリットとデメリットを解説

カジノ必勝法の中でも一番有名な戦略といっても過言ではないのが「マーチンゲール法」なのですが、実際にマーチンゲール法を使ってカジノで勝つことはできるでしょうか?

特に、マーチンゲール法は、馬の調教器具であるマーチンゲールが語源カジノに使えるベッティング戦略です。

モンテカルロ法などと並んでカジノの定番ベッティングシステムとして世界的に有名です。

ルーレットなどのテーブルゲームでイーブンマネーベット(勝つとベットした額と同額の配当がもらえるタイプの賭け方)に適用させると効果的に勝つことができます。例えば、ルーレットの赤/黒、1-18/19-36、偶数/奇数ベットは、50/50またはイーブンマネーオッズ(勝率50%のオッズの総称)が適用されている賭け方などです。またルーレット以外にも1:1または50/50のオッズの賭け方が可能なカジノゲーム(ブラックジャック、クラップス、バカラなど)もマーチンゲール法を使って効率的に勝つことができるでしょう。

もちろん、理論上では、使い方さえ間違えなけば必ず勝って利益までしっかりゲットできるとされてはいるんが、実際のところはどうなの気になりますよね!

ということで今回は、カジノ必勝法の一角を担っているベッティング戦略でもあるマーチンゲール法について、メリットやデメリットを含めて、カジノでの実践で本当に勝てるのか?などなど詳しく解説していきます。

必勝法でも負ける場合はあるの?

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先ほども解説していますが、マーチンゲール法を使う時にミスさえせずにしっかり計算ができていれば結果的&基本的に負けることはありません。しかし、もちろん、ミスをするといくらカジノ必勝法と呼ばれているマーチンゲール法を使っても負けてしまう場合はあります。その理由として主に考えられる原因を2つピックアップしてみました。

ベット額の上限

ルーレットなどのテーブルゲームにはベットできる最大の額の上限が設定されている場合がほとんどです、なので、マーチンゲール法は該当ラウンドで勝てなかった場合、勝てるラウンドまでベット額を倍にしていく戦略なので、下手をすると勝つ前にそのゲームのベット額の上限に達してしまう可能性があります。例えば、最初からベット額を10ドルで設定して、5回連続で負けた場合、次は320ドルをベットしないといけなくなりますが、仮にプレイしているテーブルゲームの最大ベット額の上限が300ドルだったら、それ以上ベット額を上げることができなくなるので、マーチンゲール法を使ってベッティング戦略が崩壊し、それ以上使えなくなってしまいます。そのラウンドで勝ったとしても結果的に損失が発生します。

資金不足

マーチンゲール法は勝利するまで、ベット額を2倍にする戦略なので、最初からベット額を高く設定しすぎて、勝てるまでに資金がなくなってしまうということもよくあるんです。もちろん資金がつきてしまうとマーチンゲール法を続けることはできなくなりますよね。負けが思った以上続くこともよくあるので、しっかりと資金の残高を計算しながら初回のベット額を設定してマーチンゲール法を使いましょう。

マーチンゲール法はカジノで使えるのか?

マーチンゲール法はカジノで使えるのはもちろんのこと、カジノ必勝法の中でも一番簡単&効果的に使える戦略なんです。実店舗のカジノ(ランドカジノ)でも、オンラインギャンブルサイトでも、使用することが可能ですが、実際にオンラインでもランドカジノでもマーチンゲール法を使用する前に、いくつか注意すべき点があるので、しっかり確認しておきましょう。

注意点その1

マーチンゲールは、ブラックジャックバカラ、クラップス、ルーレットのようなテーブルゲームで効果を発揮します。この賭け方は、スロットマシン、ジャックポット、宝くじなど、毎ラウンド(あるいは毎回)の勝利確率が異なるゲームにはそこまで有効ではありません。

注意点その2

マーチンゲール法は、オッズが50/50のベット、またはイーブンマネーに非常に近い結果になるベットに使用する必要があります。マーチンゲール法は、50/50からかけ離れた賭けで使用すると、負ける可能性が非常に高くなってしまいます。

注意点その3

マーチンゲール法は、負けるたびにベットする額を2倍にします。逆に、勝ったときには、賭け金を最初のベット額まで戻してリセットしなおします。例えば、ルーレットで赤に5ドル賭けて負けた場合、次の賭け金を2倍の10ドルにし、再び赤に賭けます。これを勝つまで続け、勝ったら賭け金を5ドルに戻し、もう一度、赤にベットするか他の50/50オッズの賭け方にするかを決め直して、またマーチンゲール法をスタートさせます。

注意点その4

テーブルのベットリミット(テーブルゲームの最大ベット額の上限)は、マーチンゲール法の使用にかなりの影響を与える場合があります。例えば、250ドルのベットで負けた場合、1プレイ、1ハンドまたは1スピンに賭けられる最大額(テーブル最大ベット額)が300ドルであれば、賭け金を2倍にした500ドルにすることはできません。

注意点その5

カジノによっては、マーチンゲール法を使用することを許可していないところもあります。マーチンゲール法を使用する前に、ランドカジノならカジノのフロント(あるいはディーラー)に確認するか、オンラインギャンブルサイトならサポートチームに連絡を取る必要があります。

注意点その6

ハウスエッジは、マーチンゲール法から利益を上げるのに影響を与える可能性があります。スロットマシンからブラックジャックまで、事実上すべてのカジノゲームには、カジノ側に優位性をもたらすハウスエッジが存在します。つまり、プレイヤーにとって不利になる確率が高いので、勝ちよりも負けが多くなります。なので、プレイヤーがより不利になる賭け方(50/50オッズ以外の賭け方)しかできないゲームでは、マーチンゲール法はあまり効果的ではありません。

注意点その7

マーチンゲールは、バンクロールが限られている場合、うまく機能しません。基本的に、バンクロールとは、カジノで賭けることのできる金額の上限のこと(いわば、使える資金の上限)を指します。例えば、バンクロールが50ドルしかない場合、賭け金を2倍の80ドルにすることはできません。 

注意点その8

カジノで長く遊べば遊ぶほど、負ける可能性は高くなります。マーチンゲール法は、長時間のプレイよりも短時間でのプレイに適しています。

マーチンゲール法は効果的なのか?

マーチンゲール法が効果的かどうかは、場合によって異なります。この戦略は通常、結果(勝つか負けるか)が5分5分のベット(イーブンマネーのオッズのベット)では、短期的に勝率を上げることができます。しかし、すべてのカジノゲームにはハウスエッジがあり、最終的には勝ち分より負け分の方が多くなるため、マーチンゲール法を使う場合は、以下の条件をしっかり頭に入れておく必要があります。

  • 1:1またはその程度の配当のベットでマーチンゲール法を使用する
  • マーチンゲール法で勝つために必要な最大のベットをカバーし、損失を回復するのに十分なバンクロールを持っている
  • そのゲームやテーブルには、マーチンゲール法を使用しても上限に届かないほどの最大ベット額が設定されている、あるいは上限に届かない程度のベット額を計算してマーチンゲール法を使用する
  • マーチンゲール法の使用が許可されている
  • ゲーム結果のオッズが50/50あるいは50%に近い

マーチンゲール法はテーブルゲーム(ブラックジャック、ルーレットなど)や1/1オッズのスポットベットにも効果を発揮します。なので短時間でも長時間でも、マーチンゲール法を使うのであれば、ミスをしないようにしっかりと計算をしつつ使用しましょう。

どうすればベット額を失わないのか?

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カジノではオッズが不利になっている場合が多いため、絶対にベットした分の金額を失わないということはほぼ不可能です。しかし、結果的にベットで失った損失額よりも収益額を上げて勝利する可能性を増やすために使える、マーチンゲール法を含むベッティング戦略などのカジノ必勝法と呼ばれている方法や誰にでも実践できるコツも、もちろん存在するので参考にしてみましょう。

カジノで使えるコツ

まずは、簡単に実践できるカジノで勝率を上げるコツを紹介しいきます。

  • リミットをセットする:まず一番肝心なことは、どのゲームでもベットをする前にいくらまでなら負けてもいいかというリミットをセットしておくことを忘れずに。明確な額のリミットをセットすることによって感情に流されて必要以上にベットする可能性が低くなります。
  • バンクロール(資金の条件)をしっかりコントロールする:資金がつきてしまうとその時点で負けが確定してしまうので、どのゲームでいくらまで使うなどを決めておくなどしっかり計算しながらバンクロールを管理しましょう。
  • 一回にたくさんベットしない:投資もそうですが、その場の雰囲気に流されて一気にオールインするなど感情的にベットすることが一番カジノで負ける原因となっているので、しっかりと考えた上で少しずつベットする額を上げていく&ベットする場所は数か所に絞るなど一回にたくさんのベット&一気に高額ベットをするのはやめましょう。
  • バリューベッティング :バリューベッティングとは、自分に有利なオッズのベッティングができるゲーム&賭け方(勝率が50%、あるいは50%に近い賭け方)にベッティングするということです。バリューベッティングができるゲームで最適な賭け方に資金を投入すれば、最終的には負けるよりも勝つ回数が自然と多くなり結果的にカジノに勝つことができます。
  • 感情的にならない:カジノで勝つために一番重要なコツは、感情的にならないことです。負けたからといって感情的にならずに、平常心を保って最初にたてた計画通りにプレイを進めていきましょう。
  • 必要以上にベットをしない:どんな時でも決めた額以上のベットをしないように心がけることも重要です。連勝しているときでも、連敗しているときでも、最初に決めたベット額を上げたり、下げたりするのは禁物です。ましてや少しツキが回ってきたからといって、一気にベット額を増やすしたりする行為はやめたほうがいいでしょう。
  • 休息をとる:最後に、一息入れながらプレイすることも大切です。特に負けが続いてしまったり、疲れが溜まったきたなどという時にはちょっとでも休息をとってリフレッシュすることは精神的にもかなりためになるので、臨機応変に休みながらプレイをしましょう。

カジノ必勝などの戦略

それでは、マーチンゲール法をはじめとした、実践で効果的なカジノ必勝法のラインナップもご紹介していきます。

  • マーチンゲール法:マーチンゲール法の使い方は、負けた時に次のラウンドでのベット額を2倍にすることです。例えば、スタートのベット額を10ドルではじめて負けた場合、次のラウンドのベット額を20ドルに増やします。次も負けたら40ドル…と勝つまで2倍していきます。勝ったときは一番はじめにセットしたベット額(この場合は10ドル)に戻してベッティングサイクルをまた最初からスタートします。このベッティング法はルーレットが最も効果的ですが、ブラックジャック、バカラ、クラップス、スポーツベッティングにも使用できます。
  • 逆マーチンゲール法 (パーレー法):逆マーチンゲール(パーレー法とも呼ばれいています)は、マーチンゲール法の反対バージョンです。前のラウンドで損失が出た後、次のベット額を半分にします。例えば、20ドルで負けた場合、次のラウンドのベット額を10ドルとします。
  • アービトラージベッティング法 – このシステムは、オッズの不一致に焦点を当て、すべての可能な結果にベットを置いて利益を上げます。例えば、NBAのナゲッツとウォーリアーズの勝率が50/50以上であれば、両チームにアービトラージベットを置くことで損をすることはありません。 
  • カードカウンティングカードカウンティングができれば、ブラックジャックのようなテーブルゲームでハウスエッジが下げられるので、長期的にプレイしてもカジノに勝てる唯一無二の方法といってもいいでしょう。ただし、ほとんどのカジノでは、プレイヤーがカードカウンティングすることを嫌っており、カードカウンティングをしているところを発見されると、カジノから追い出されたり、出入り禁止になる可能性があることも覚えておきましょう。
  • ダランベール法 :ダランベールは負けた後にベットする額を倍にするマーチンゲールとは異なり、ダランベールのベッティングシステムは、負けた時に次のラウンドでベットする額から1を引きます。例えば、ルーレットで赤に賭けて10ドル負けた場合、次のベットは9ドルに下げて、勝ったらまた10ドルに上げるといった方法です。

プレイヤーが断然有利になる一般的によく使われているカジノ必勝法をチェックしましたが、ミスせえしなければ、賭けに絶対に負けない最善の方法は、マーチンゲールのように、理論上、負けた額分必ず取り戻すことのできる戦略を用いることでしょう。

マーチンゲール法を使ってどのように勝つか?

マーチンゲール法を使用して勝つには、前のラウンドで負けた後、次のラウンドでベット額を2倍にして、勝ったらまた初期のベット額に戻し、また同じシステムで賭け続けるというサイクルを繰り返すことです。マーチンゲール法のコンセプトは、各ラウンドで最も高いベット額を勝ち取ることです。各テーブルゲームのベット額の上限をしっかりと確認して計算さえ間違えなければ、負けを取り戻し、その上で+αの勝利金を獲得することができます。

例えば、ルーレットで赤に5ドルのベットをして始めて、その賭けが負けた場合、次のベットは10ドルにします。次の賭けが負けた場合、そのまた次の賭けは20ドルとなります。勝ったら、もう一度ベッティングサイクルが最初から初めて、次の賭けは再び5ドルからスタートします。このベット方法を繰り返せば、いくら負けてもベッティングサイクルでのトータルベット額(上記の場合は20ドル)を必ず取り戻すことができるのはもちろん、初回のベット額(上記の場合は5ドル)を+αで獲得することができます。この方法を繰り返していけば長期的にプレイしてもカジノに負けることはまずないですね。

勝つにはバンクロール(資金)はいくら必要?

マーチンゲール法に必要な資金は、初回のベット額、ゲームごとのテーブル額の上限、連続で負けた回数によっても異なります。

簡単におさらいをすると、マーチンゲール法は負けたら次のラウンドでベット額を2倍にしてき、勝った後のラウンドでまたベット額をリセットするといったやり方でしたね。なので、例えば、まず初回ベット額を10ドルでセットして、5回連続で負けたとすると、次のラウンド(6回目のラウンド)のベット額は320ドルとなり、また負けた場合は、次は640ドルでベッティングをしなければなりません。

このように、マーチンゲールでは負けるたびにベット額も2倍づつ上がっていくので、十分な資金(バンクロール)を用意しておくのがまず必要不可欠です。また、プレイしているゲームの最大ベット額の上限に達してしまうと、マーチンゲール法が使えなくなるので負けを取り戻すことができなくなり、かなりの損失をくらうはめになるので、最大ベット額の上限も必ず確認しておく必要があります。

ということを踏まえて、実際にマーチンゲール法に必要な金額は、最低でも初回のベット額の200倍といったところでしょう。もし、ルーレットで1ドルの賭けから始めるつもりなら、最低でも200ドルをカジノに持っていく必要があります。同様に、最低5ドルのベットをするつもりなら、少なくとも1,000ドルのバンクロールを準備してスタートする必要があります。

マーチンゲールは賢い戦略か?

ケースバイケースではありますが、マーチンゲール法に否定的な意見を持っているプレイヤーは、このベッティング戦略に関してそこまで賢い&おすすめでできるやり方ではないと言っています。その理由としては、以下のような欠点や落とし穴が多少存在するからです。

  • 高額の資金が必要となる:マーチンゲール法を使うには準備しなければいけない資金(バンクロール)が額がかなり大きくなる可能性があります。負ける度にベット額を2倍に吊り上げなけばいけないので、負けが連続すると結構な速さで資金がなくなります。運よく連勝できないとそこまで稼ぐこともできないのもデメリットでもあります。
  • リスクが伴う:負ける度にベット額を2倍にしなければいけないため、連敗が続いてしまうとかなりの資金ロスをくらう可能性があります。初回のベット額の設定を誤ると勝つ前に資金が底を尽きることも十分ありえます。
  • 資金不足になる:先ほども説明していますが、初回ベット額を高くセットしすぎると、連敗が続いたときに資金がなくなることが考えられます。なので、下手をするといくら十分な資金を準備したとしても速攻で資金不足になることもあります。
  • 使えるゲームが限られている:マーチンゲールが効率的に使えるのはイーブンオッズ(勝率が1:1あるいは50/50)のベッティングができるゲーム、例えば、ルーレットやクラップスなどに限られています。イーブンオッズのベッティングができないゲームでは効果を発揮することができないのもデメリットです。
  • 最大ベット額の上限に引っかかる:ほとんどのテーブルゲームにはベットできる最高額の上限が設定されています。なので、負ける度にベット額を2倍にしなければいけないマーチンゲール法を使って連敗が続くと勝つ前に最大ベット額の上限に達して、かなりの資金ロスをする可能性が十分ありえます。

もちろん、マーチンゲール法は簡単に使えて、計算ミスさえしなければ十分にカジノで稼げる戦略ではありますが、上記のデメリットなどの欠点や落とし穴が存在するのも確かなのを覚えておきましょう。

マーチンゲール法は合法なのか?

マーチンゲール法はオンラインカジノでもランドカジノでももちろん合法です。マーチンゲール法を使用すると、オッズ(勝率)がプレイヤーに不利になるため、プレイヤーは勝ちよりも負けが多くなることもあるので、この戦略を使ってもカジノ側もまったく気にしてません。言い換えれば、ハウスエッジの影響により、マーチンゲール法を使っても通常、プレイヤーよりも結果的にはカジノが儲かるようになっています。

カジノで使用禁止にされているか?

通常カジノではマーチンゲール法の使用を禁止していませんし、もちろん合法です。マーチンゲール法は負ける度に勝つまでベット額を2倍にしていく戦略ということもあり、収益を上げるには、結構な額の資金(バンクロール)が必要となってくるので、一般的にはリスキーなカジノ必勝法ともいわれています。

また、通常カジノではプレイヤーに勝たれても損失を最低に抑えるために、ほんんどのゲームの1ラウンド/1回のプレイで賭けられる最大の額の上限を設定していることもあり、ごく稀なケースではありますが、マーチンゲール法を使用禁止にしているカジノもあるみたいです。

マーチンゲールは最善の戦略?

時と場合によりますが、マーチンゲール法は必ずしも毎回最善の戦略ではありません。マーチンゲール法は短期的に最も効果を発揮しますが、以下の理由から、最善の戦略とまでは言えないかもしれません。

  • 各カジノゲームのペイアウトにはハウスエッジが設定されているため、プレイヤーは不利な立場に立たされることになります。例えば、ブラックジャックのようなゲームでは、ハウスエッジは約0.5%(カジノが勝つ確率がプレイヤーより0.5%高い)であり、勝ちよりも負けの方が多くなります。
  • マーチンゲール法の効果とその使用方法は、プレイヤーのバンクロールによって制限されています。もし、限られたバンクロール(資金)しか持っていないのであれば、この戦略は向いていないかもしれません。
  • 長い目で見ると損をすることになる可能性が高くなります。マーチンゲール法は、長くプレイすればするほど、損失をする確率が高くなります。
  • ベット額の上限がそのゲームのテーブルリミットに達している場合は、マーチンゲール法を使用することはできません。

カジノで実際に使える?

マーチンゲール法は、ほとんどすべてのオンラインおよび実店舗のカジノで使うことを許可されています。マーチンゲール法を禁止しない理由は、ハウスエッジが最終的にカジノに有利になっているので、結果的にはカジノ側が儲かる可能性が高いからでしょう。

マーチンゲール法で稼げるか?

マーチンゲール法を使ってカジノで稼ぐことももちろん可能で、特に短時間の中で使用するのが一番効果的だといわれています。しかし、ハウスエッジのマイナス効果により、長時間にわたり使用すると稼げる可能性が低くなり、最終的に損失をすることが多くなることもあります。

理論上、もちろんマーチンゲール法を使って稼ぐことは十分可能ですが。この戦略は知少々リスキーで継続的に稼ぐことは難しという意見も多く聞きます。ネガティブな見解が強い理由としては、結局マーチンゲール法は負ける度に、勝つまでベット額を2倍に上げていかなければところにあり、事実、勝てば負けた分の額を取り戻す+α賞金が手に入りますが、負ける回数がかなり連続してしまった場合、相当な額の資金が必要になってしまうからです。

実践では、なかなか継続的に連勝することは難しいこともあり、勝って収益を上げるより先に資金が底をつきる、あるいは、ベット額の上限がプレイしているゲームのテーブルリミットに達してマーチンゲール法が機能しなくなることが多々あるのも事実みたいです。

逆マーチンゲール法とは?

「パーレイ法」とも呼ばれる逆マーチンゲール法とは、その名の通りマーチンゲール法を真逆した戦略です。勝った場合、次のラウンドのベット額を上げて、負けたら初回のベット額にまた戻すベッティング戦略です。

逆マーチンゲールを使った戦略は、勝つ度にベット額を上げることで連勝した際の配当金がグンと上がる、そして負けた後はベット額を下げてまた初回ベット額に戻すことで損失のサイズをおさえるといった特徴があります。(連勝後負けても実際のマイナスは初回ベット額のみ)

例えばルーレットをプレイする時に逆マーチンゲール法を使うとして、ルーレットの赤にベットをすることにしたとしましょう。まず勝ったとしたら次のラウンドでベット額を100%アップさせます。逆に負けた場合は、また初回の額に戻して最初からベッティングし直します。

さて、それでは上記のルールを基にもう一度ルーレットの赤に初回ベットの10ドルを賭けてゲームを開始したとしましょう。まずこの初回ラウンドで勝った場合は、次のラウンドでは20ドルを賭けます。しかしこのラウンドで負けた場合は、また振り出しに戻して10ドルからスタート。勝つと次のラウンドで20ドルをベッティングし、また勝ったら次は40ドル…みたいな方法となってます。

メリットとデメリット

パーレー法こと逆マーチンゲール法のメリットとデメリットも一緒にチェックしてみましょう。

メリット

  • 連勝した際の配当金の額が跳ね上がる
  • 負けた時でも損失を最小限に抑えることができる
  • 簡単に理解できる&使える

デメリット

  • 上限を決めて使用しないと一気に資金不足になる
  • ベット額があまりも大きくなるので長期間の使用が不可能
  • 使用禁止にされているカジノもある

マーチンゲール法のデメリット?

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マーチンゲール法をベッティング戦略として使った場合に考えらるデメリットをピックアップしてみたので確認していきましょう。

  • 継続するのが難しい:最初から最後まで一定してマーチンゲール法のルール通りに、負けるたびにベット額を増やすことが難しいということです。負けが続くと途中で心配になってしまい継続してベット額を増やすことを辞めていまうケースもよくあるので、ルール通りにプレイしていれば勝てたのに感情に流されてかなりの損失をする可能性があります。
  • ハウスエッジのマイナス効果をくらう:テーブルゲームはもちろん、すべてのカジノゲームはカジノ側が有利になるようにハウスエッジを設けているので、統計的に長期的プレイすればするほどプレイヤーが不利になるので、マーチンゲール法を使っても長くプレイするほど統計上、勝つ可能性が減少します。
  • 長丁場に向いていない:マーチンゲール法は継続して長く使えば使うほど、ベット額がかなり上がってくることもあり、長丁場には向いていない戦略といわれています。資金不足になる可能性大で、しかもゲームごとにセットされている最大ベットの上限額の条件もあるので、長期間この戦略を使うとオッズ(勝率)がプレイヤーに不利なってくることもあり、マーチンゲール法は長いスパンで考えると負ける可能性が高くなってきます。
  • 効果的な使い方ができない場合がある:マーチンゲール法のメリットは連敗していてもどこかのタイミングで必ず負け分を取り戻せるところにあるのですが、ランドカジノ&オンラインカジノでもゲームによっては最大ベット額の上限がかなり低く設定されているこもあり、上限を超えてしまうと、もちろんベットを倍増させることはできなくなるので、マーチンゲール法を効果的に使えない場合も多々あります。
  • 資金不足になる:一番のデメリットになる可能性が高いのが、運悪く負けが続きすぎて勝って負け分を取り戻す前に先に資金が尽きてしまうということでしょう。

以上がよく聞くデメリットになっています。

マーチンゲール法はよくないのか?

マーチンゲール法をベッティング戦略としてあまりおすすめできない派のプレイヤーたちがそう言うメインの理由をいくつか確認しておきましょう。

  • カジノのどのゲームにもハウスエッジが存在し、オッズ(勝率)はプレイヤーに不利に働くように設計されているため、マーチンゲール法は損失をさらに拡大させることがある
  • 資金(バンクロール)が限られている場合、マーチンゲール法は効果的に機能しない。
  • 長くプレイすればするほど、マーチンゲール法でお金を失う可能性が高くなる。
  • ハウスエッジはもちろん、どんなゲームでも固定のオッズ(勝率)が設定されているため、必ず勝てるという保証がなく、連敗も思った以上長く続く可能性が十分にある。
  • マーチンゲール法は負わなければいけないリスクの大きさに対して、報酬が小さい。例えば、初回のベット額を10ドルにした場合、結局、勝っても利益は10ドルだけ。(一回のサイクルにつき、初回ベット額分の利益しかでない)

などの意見が上がっています。

マーチンゲール法とは?まとめ

マーチンゲール法は、負けるたびに賭け金額を2倍にするベッティング戦略です。最終的に勝ちが発生したら、トータルで負けた分の全額を回収することができて+αで初回の賭け金額を利益として稼ぐことができます。

一般的にマーチンゲール法は、ルーレットやクラップスのような、イーブンマニーベット(勝率が5分5分の賭け方)ができるゲームで一番効果を発揮します。例えば、ルーレットでは、赤にドル10を初回ベットとして賭けてスタートしたとすると、もし負けたら、次のラウンドで赤に2倍となる20ドルをベット。また負けたら、また倍の40ドルに額を上げて。最終的に勝つまでベット額を2倍にアップさせて、勝った時にまた初回ベット額の10ドルに戻すのを1サイクルとしてこのサイクルを繰り返して行います。

この戦略のメリットは、いくら連敗しても損失した分を全て取り戻すことができると同時に初回に賭けた金額分が利益として追加されるところにあり、また連勝を繰り繰り返すとスピーディーに利益を増やすことができる可能性も十分にあることが最大のメリットとしてもあげられています。しかし、もちろんデメリットとしては損失を全て取り戻す前にプレイしているゲームの最大ベット額のリミットに達してしまう可能性や、利益を得る前に思った以上に連敗が続いてバンクロール(資金)を使い果たしてしまう可能性など、大きなリスクが伴うこともあるので注意する必要があります。

最後にちょっとしたトリビアですが、マーチンゲール法は、18世紀にフランスの数学者でもあり確率論者でもあったポール・ピエール・レヴィが発見した概念(計算式)なのですが、その後、19世紀にジャン・ヴァンサン・フランソワポシャールという別のフランス人数学者によってマーチンゲール法という概念が世の中に広まり、彼が「マーチンゲール」という呼び名をつけたとされています。 

というこで、まとめるとマーチンゲール法は諸刃の剣みたいなカジノ必勝法&ベッティング戦略であり、良し悪しに関しては賛否両論が分かれています。マーチンゲール法を使用するにあたって一番重要なことは、

ポイント

  1. 注意して使う
  2. 資金オーバーをしない
  3. 責任あるギャンルをする

の3点で、この3点をしっかり守ってマーチンゲール法を使用すれば、理論通りにカジノで勝てる&稼ぐことが十分可能だと筆者は断言します。