バカラの「パンダ8」とは?サイドベットの種類や配当を解説!

「パンダ8」とは、EZバカラのサイドベットの一種です。

EZバカラとは、オンラインカジノで遊ぶことができるバカラゲームの一種です。

EZバカラは、近年人気が高まっているバカラのバリエーションで、従来のバカラの基本ルールと同様に、バンカー、プレイヤー、タイのいずれかに賭けます。プレイヤーとバンカーが3枚目のカードを引くかどうかを決める条件も、基本的には従来のバカラと同じです。

バカラでは6-8デッキのトランプが使用されます。EZバカラも通常のバカラと同じく、8デッキが使用されます。従来のバカラと最も大きな違いは、カジノ側が徴収する5%のハウスエッジがないという点です。

ブラックジャックなど他のカジノゲームと同様に、EZバカラにもサイドベットがあり、ハイリスク・ハイリターンの賭けを楽しめます。EZバカラのサイドベットには、前述した「パンダ8」や「ドラゴン7」があります。

本記事では、パンダ8の特徴を初心者にもわかりやすく解説していきます。

「パンダ8」と「ドラゴン7」の違い

パンダ8もドラゴン7もEZバカラ特有のサイドベットで、両者の最大の違いは賭けるハンドの選択です。

パンダ8は、プレイヤーのカード3枚の合計が8点で勝つことに賭けるサイドベットです。プレイヤーのハンドが8点で勝った場合は、25:1の配当が得られます。一方、ドラゴン7は、バンカーのカード3枚の合計が7点で勝つことに賭けるサイドベットであり、配当は30:1です。

バカラのパンダやドラゴンについて

先に述べたとおり、パンダ(パンダ8)は、EZバカラのサイドベットで、プレイヤーの3枚のハンドの合計が8点になると、25:1の配当が得られるものです。一方、ドラゴン(ドラゴン7)は、バンカーの3枚のハンドの合計が7点になると、40:1の配当が得られます。

「パンダ8」の仕組み

バカラのパンダについて解説2

EZバカラは、バンカーが勝ってもハウスエッジが取られないバカラのバリエーションで、パンダ8はそのサイドベットです。

もうお気づきかもしれませんが、パンダ8は極めて特殊なサイドベットです。プレイヤーのハンドがカード3枚で合計8点を獲得した場合にのみ勝つことができます。もちろん、合計8点という数字を獲得するには、以下のように複数の通りがあります。

  • 5+3 = 8
  • 4+4 = 8
  • 6+10+2 = 18(1桁目を省いて8点)
  • 10+5+3 = 18(1桁目を省いて8点)

いくつか通りがあるものの、パンダ8で勝つ確率は3.5%と非常に低く、200回に7回程度しか当たりません。そこでカジノ側は、この低い勝率を補うために25:1という高配当を設定しています。実際、パンダ8のハウスエッジは約10.2%です。

「ドラゴンボーナス」の仕組み

バカラのドラゴンといえば、ドラゴン7以外にも、ドラゴンボーナスというサイドベットがあります。ドラゴンボーナスバカラで賭けられるドラゴンボーナスは、ドラゴン7とは違い、EZバカラ特有のサイドベットではありません。プレイヤーとバンカーのいずれかが4点以上の点差をつけて勝利することに賭けることができます。

ドラゴンボーナスベットで勝利した場合の最終的な配当は、賭けた側がどれだけの点差をつけて勝ったかによって計算されます。詳しくは次のとおりです。

  • 最初の2枚のカードでナチュラルウィン – 配当1:1
  • 最初の2枚のカードが8/8または9/9のナチュラルタイ – 負けでも勝ちでもない(没収)
  • 4点差で勝つ – 配当1:1
  • 5点差で勝つ – 配当2:1
  • 6点差で勝つ – 配当4:1
  • 7点差で勝つ – 配当6:1
  • 8点差で勝つ – 配当10:1
  • 9点差で勝つ – 配当30:1

上記以外の結果は、3点差以内で勝ったとしてもすべて負けとして扱われます。プレイヤーサイドに賭けるか、バンカーサイドに賭けるかでは、還元率やオッズが異なります。バンカーサイドに賭けた場合のハウスエッジは9.37%、プレイヤーサイドに賭けた場合のハウスエッジは平均2.65%です。

「パンダ8」「ドラゴン7」「ドラゴンボーナス」の比較

バカラのパンダについて解説3

この3つのサイドベットに共通する魅力は、高配当です。パンダ8で25:1、ドラゴンボーナスで30:1、ドラゴン7で40:1となっています。

ところで、長期的に一番稼げるサイドベットはどれで、勝率が最も高いのはどれなのでしょうか?率直に答えると、プレイヤードラゴンボーナスに賭けるのがベストです。

ただ、バカラで稼いでいるプロギャンブラーはサイドベットは期待値が低いため賭けないという人も多いです。

オンラインバカラで勝ちたいという方は、サイドベットに賭けすぎないのも一つの手かもしれません。

もっと違いが分かりやすくなるように、各サイドベットの還元率(RTP)をまとめてみました。

  • パンダ8 – 89.8%(平均ハウスエッジ10.2%)
  • バンカードラゴンボーナス – 90.63%
  • プレイヤードラゴンボーナス – 97.36%
  • ドラゴン7 – 92.39%

ご覧のとおり、プレイヤードラゴンボーナスに賭けるのが一番安全であり、最善の選択です。例えば、ヨーロピアンルーレットのRTPは97.30%ですが、プレイヤードラゴンボーナスはこれを上回り、配当も30:1という驚異的な高さです。

バカラのドラゴンの配当は?

バカラのパンダについて解説4

先に見たとおり、バカラテーブルにおけるドラゴンボーナスの配当は、賭けた側がいくらの点差で勝利したかによって異なります。プレイヤーまたはバンカーのハンドがナチュラルウィンの場合、イーブンマネーとなりますが、9点差で勝つと30:1の配当が得られます。

一方、EZバカラのドラゴン7では、バンカーのカード3枚の合計値が7点であった場合に勝利となり、配当が40:1となります。

バカラのドラゴンで勝てる確率は?

バカラゲームでドラゴンベットに賭けて勝つ確率は、サイドベットの種類やバカラの種類によって異なります。EZバカラでは、ドラゴン7のハウスエッジは7.61%です。一方、バンカードラゴンボーナスのハウスエッジは9.37%です。

EZバカラのドラゴン7でカードカウンティングはできるの?

8デッキのみでプレイするEZバカラは、カードのスコアの数え方を覚えること以外に特別なスキルを必要としません。そのため、カードカウンティングは可能です。カードのスコアを覚えるといっても、基本的なカードカウンティングよりも簡単なので、安心してください。

具体的な統計を見ると、ドラゴン7のハウスエッジは平均8%強となり、ゲーム全体でこれが起こる確率は10%未満です。

EZバカラではパンダ8に賭けた方がいいの?

サイドベットの仕組みについては、パンダ8もドラゴン7と同じです。バンカーのカード3枚の合計値が8点になると、25:1の配当が支払われます。ハウスエッジは約10.2%とかなり大きいですが、平均して純利益が得られると確信できる場合にのみ賭けるようにしましょう。