ジャグラーシリーズ 高設定の特徴を解説 / バケ先行は高設定? 設定6の挙動も紹介

Aタイプのパチスロと聞いて、まず思い浮かぶのはジャグラーという人も多いのではないでしょうか。全国どこのパチンコ屋にもジャグラーは設定されているというほど老若男女に人気の機種ですね。

スマスロの「北斗の拳」「ヴァルヴレイヴ」「主役は銭形4」などの荒めの機種が流行る今でこそ、原点回帰でジャグラーを楽しむのも良いですね。

ボーナスが当たりやすく、老若男女問わずに愛される機種として人気ですが、実はシンプルながらとっても奥深い機種でもあるんです!

当記事では『ジャグラーで上手に立ち回りたい』というあなたへ向けて、

  • 高設定ジャグラーの特徴
  • バケ先行の台について
  • ハマり台を打つ基準

を徹底解説しています!

高設定ジャグラーの見分け方の3つのポイント

筆者が考えるジャグラーでの高設定の見分け方は、大きく3つあります。

順番に見ていきましょう。

設定6に近づくほどボーナス合算が良くなる!?

『アイムジャグラーE X』『マイジャグラー5』『ファンキージャグラー2』『ハッピージャグラー8』など6号機のジャグラーシリーズだけでも多くの機種が出ていますが、設定判別要素として共通しているのがボーナスの合算確率です。

先ほど挙げた機種全て、高設定ほどボーナスに当たりやすい(合算確率が良くなる)という特徴があります。

ジャグラーの各設定ごとの※機械割を見た時に、設定4以上であれば100%を超えることになります。

つまり、合算確率を見て台を選ぶ時は設定4以上の確率を出している台に座ることができれば勝率が上がることになります。

具体的には、下記を参考に立ち回るように心がけましょう。

  • 『ゴーゴージャグラー3』『ハッピージャグラー8』『マイジャグラー5』…1/130以下
  • 『アイムジャグラーE X』『ファンキージャグラー2』…1/140以下

機械割…使用したメダルに対してどれくらいのメダルが払い出されるかの割合のこと。例えば105%だった場合、使用した100枚のメダルに対して105枚の払い出しが見込めるということ。カジノのスロットでいうRTP(還元率)のこと。機械割が100%を超える台は、胴元の取り分であるハウスエッジが0%ということです。

ボーナスの合成確率に関しては、実際に打たなくてもスロットの台選びの段階でわかる判別方法なので、ぜひ注目してみてください。

バケ先行のジャグラーは高設定なのか

ボーナス合算はジャグラーの設定を判断する上で大切なポイントですが、中でも特に注目するべきはRB(バケ)の確率です。

機械割が100を超えている設定4以上を狙う際、ボーナス合算と合わせてRBが1/300以下の台を狙うようにしましょう。

さらにRBの中でも単独RBには設定ごとに大きな開きがあります。

ジャグラーのボーナス当選には、チェリーを引いた時に一定確率でボーナスを引くチェリー重複当選と子役を引かずにボーナスだけを引く単独当選の2つが存在します。

ジャグラーはこの、『単独当選でかつRBだった場合に関して大きな設定差がある』ことを知っておきましょう。

チェリー重複の当選なのか、単独当選なのかを判断するために、常にチェリーを目押しすることがジャグラーにおいては必須の打ち方となります。

グラフを見ただけでは、単独かチェリー重複かは判断が難しいですが、朝から長時間打ち続ける際に意識しておくことで、高設定台を無駄に手放してしまう。などを避けることができます。

単独RBの確率については、1/400以下で当選するようであれば高設定に期待して良いでしょう。

ジャグラーの高設定を見極めるにはブドウのカウントが不可欠

ジャグラーに詳しい人ほど、ブドウの確率が大切と考えています。

単独RBほどの設定差はありませんが、長時間実践の時には高設定の見分け方において大きな効果を発揮します。

例えば、アイムジャグラーE Xのブドウ確率は設定1〜5は1/6.02に対し設定6の場合のみ1/5.78となっており、ブドウ確率が1/5.8を切るかどうかで設定6を見分ける判別要素になります。

一方、マイジャグラー5やファンキージャグラー2においては、設定1で約1/5.9〜設定6の約1/5.6と各設定ごとにブドウ発生確率が異なります。

このような場合は、ボーナス合算や単独RB同様に設定4以上かどうかで打ち続けるかどうかを判断していきましょう。

目安としては、アイムジャグラーのブドウ判別と同じく1/5.8が判断基準です。

実際ジャグラーシリーズは店舗によって、力の入れ具合も全く違ってくるため、その店舗が高設定を使っているかどうかを見抜くために活用することもできます。

高設定のジャグラーでもハマるのか?

高設定台はハマりづらく、当たりが軽いという特徴があります。実際の挙動を見ていきましょう。

設定6ジャグラーの挙動とグラフの特徴

ジャグラーの中で最も導入数が多い『アイムジャグラーE X』の設定6だった場合の挙動は下記のようになりやすいです。

グラフを見てわかるように、安定して右肩上がりに伸びていくのがジャグラー高設定の特徴です。

ジャグラー設定6のグラフ傾向

勝率は92.4%と言われており、終日打ち続けた場合まず負けない計算です。

設定6の特徴として、ジャグ連(100G以内の連チャン)がしやすく、5〜10連などが頻発する。ハマったとしても300Gハマることも珍しく、ほとんどが200G以内に当たる。などがあります。

設定6を入れる店舗は限られますが、ボーナス合算だけでも見分けられるポイントとなるので、意識しておきたいところです。

BB、RB関係なくボーナス合算が1/130~1/100の場合は、十分に設定6を狙える範囲ですので、もし見つけた際は積極的に狙っていきましょう。

実践している時に、ボーナスが頻繁に当選している台があれば、移動を視野に入れておくことも大切です。

ジャグラーが急にハマる原因

ジャグラーを打っていると、さっきまでジャグ連をしていたのに急に500G、600Gとハマる。というような経験を何回も味わうことがあります。

急なハマりの原因は主に次の2つです。

  • 単純に座っている台の設定が悪い
  • ボーナス確率の偏りによるもの

1つ目の設定についてですが、例えば500G以上のハマりを考えた際、設定6のジャグラーであれば約1.6%に対し設定1の場合は5.5%でハマる可能性があり、その差は約3倍です。

つまり、一日通して設定1を実践をしたとすると、確率上数回は500G以上ハマることになるのです。

2つ目の理由ですが、ジャグラーは天井機能なども搭載されておらず毎ゲームの抽選によってボーナスの当否が決まります。

つまり、毎ゲーム100面以上あるサイコロを振り続けてボーナスと書いてある一面を目指す機種のため、どうしても確率の偏りが出てしまうことがあります。

ハマり台をねらい打つ立ち回りとは

繰り返しになりますが、ジャグラーは高設定になるほどハマりづらい機種です。

そのためハマりが多い台というのは、必然的に低設定の可能性が高い台ということになります。

では、低設定のジャグラーだと絶対に勝てないのか?というと、

そんなこともありません。

高設定のジャグラーと違い打ち続けることは控えたほうが良いですが、

短時間でボーナスだけ当てて、即やめをする立ち回りをすることで勝ちを拾うことができます。

ハマり台を狙う際、現在の回転数はあまり重要ではありません。

大切なのは、RBが続いている(できれば3回以上)で、かつ最後のBB当選から1000G以上BBが当たっていない台です。

ジャグラーは、ある程度確率が偏った後、急に確率が収束するタイミングが来ることが多いため、RBが続いた後は一気にBBが続くといったことが起こります。

夕方からの実践時などに活用してほしい立ち回りです。

ジャグラーのやめ時について

ジャグラーは、やめ時が難しいですよね。筆者なりの考え方を紹介していきます。

ボーナス後100Gまでは回すべき!?

ボーナス終了後、100G以内で再度ボーナスに当選することを、一般的にジャグ連と呼びます。

ジャグラーのやめ時に100G回した後やめるといった人も多いですが、その理由は、『単純にボーナスに当たりやすいから』です。

その確率は、仮に設定1のジャグラーであったとしても4割は超えます。

設定4以上の高設定であれば5割で当たる計算です。

50%の確率で当たるチャンスゾーンと同じと言い換えると、打った方がいいと感じるのではないでしょうか。

ちなみに個人的は110G前後に当選することが割とあると感じるため、おすすめのやめ時は120Gほど回したところです。

たまに50Gほどしか回さずにやめてしまう人もいますが、この場合の当選率は2.5割~3割程です。

50Gの差でしかありませんが、だいぶ当選確率が下がってしまうため必ず100Gまでは回すようにしましょう。

高設定ジャグラーに座れたら終日打つべきか

高設定挙動のジャグラーに座れた場合、可能な限り終日打ち続けるようにしましょう!

ジャグラーは設定4を超えれば、機械割が100%を超えます。

ということは理論上回した分だけ収支がプラスになるということです。

もちろん途中の急なハマりや、閉店間際に大きくハマる可能性もありますが、

あくまで結果論です。

ジャグラーで勝ち続けるためには、

  • 低設定の台をいかに早く見切るか
  • 高設定の台をいかに長い時間回し続けるか

の2つを意識した立ち回りがとても大切です。

仮に移動する場合は、

  • さらに上の設定らしき台に移動する場合
  • ボーナス合算やその他の要素が低設定の数値になった時

の時だけと覚えておきましょう。

ジャグラーの高設定を掴むために必要なコト

ジャグラーで高設定台に座るためには、大切なポイントがいくつか存在します。

ジャグラーで勝てるかは店選びが重要!

ジャグラーは、パチスロの中で最も機種が多い台です。

ボーナスも軽く低資金で長く遊べることから、幅広い年齢層や老若男女問わずに人気があります。

ホール側からすると売り上げを上げやすい部分もありますが、反対に出玉を出さないと一気にお客さんが離れてしまう可能性もある台ともいえます。

つまり、ジャグラーの設定が入っているかで、そもそも店舗自体が設定を入れる店舗なのかを見分けるポイントになります。

いくら、ボーナスが軽いジャグラーといっても、低設定であれば長く打ち続ける意味はありません。

店舗の状態を見るときには

  • 平日
  • 土曜日
  • 5のつく日(GOGOとかけてジャグラーが熱くなりやすい)
  • イベント日(リニューアル・○周年記念)

といった、色々な日に分けて下調べをすることが大切です。

その際は、一台一台をみるのではなく、ジャグラー全体での出球とシリーズ毎(アイムジャグラー、マイジャグラー、ハッピージャグラー、ファンキージャグラーetc)に出ているかを確認しましょう。

熱いイベントであっても、グランドオープンなどで無い限り、全てのジャグラーを高設定にすることは基本ありません。

ホールによって力を入れる台が変わりますので、情報にはアンテナを貼るようにしましょう。

客層や土地柄を知ることで更に勝率アップ!?

ジャグラー系と同等に人気があるシリーズでハナハナがあります。

地域によって、ジャグラー系が強い地域とハナハナ系が強い地域に分かれます。

ジャグラー系の強い地域としては、『青森県』『京都府』『栃木県』『香川県』などが有名です。

一方、ハナハナ系は『沖縄県』『三重県』『新潟県』『愛知県』

などですね。

ジャグラー系が強い地域の特徴としては、※非等価交換の地域ということが挙げられます。

その分、機械割が高くなる=設定を入れやすいという理屈のようです。

余談ですが、北海道はジャグラー聖地と言われており、ジャグラーの台数が日本で最も多い地域です。

1つのホールで100台以上導入していることも珍しくないため、ジャグラー好きのパチスロファンの間では大変有名です。

※非等価交換‥購入したときと換金したときで、価格が変わること。

パチスロの場合、等価であれば47枚で1000円に換金できるが、5.6枚などの場合には、100円=5.6枚となるため56枚出さないと1000円に換金できない計算となる。

ジャグラー設定判別方法 解説 まとめ

本日は、『ジャグラー』の高設定の挙動とバケ先行台の特徴について解説しました。

大切なポイントとしては、

  • 高設定ほどボーナス合算確率が良くなり1/130以下であれば設定6の期待が高まる
  • ジャグラーは単独当選でかつRBだった場合に関して大きな設定差があるため設定判別には必要不可欠
  • 設定6だった場合の勝率は90%を超える。挙動は緩やかに右肩上がりでジャグ連が頻発する
  • 低設定だと判断したら、やめることを意識する。逆に高設定挙動をしている限り回しつづける立ち回りを心がける
  • ジャグラーの出玉を見ることで店全体の設定状況を測る基準になる。平日、土日、5のつく日、イベント日など複数の日で確認することが大切

1996年に、初めて登場してから20年以上愛されているジャグラーシリーズですが、未だその人気は衰えることなく今後も数多くのホールで導入が見込まれています。

どのホールでも設置していない方が珍しいとされているジャグラーだからこそ、一度立ち回りを覚えることで、確実に勝率を高めることができるのもジャグラーの大きな魅力でしょう!

また、ジャグラーにも種類がたくさんあるので、自分が打ちたいジャグラーが近隣のホールにあるのかを「DMMぱちタウン」「P-WORLD」などをあらかじめチェックしましょう。

もしかしたら、今まで何となく実践していたかもしれません。

そんな方はぜひ本記事の内容を実践し、今後の負けない立ち回りの参考になれば幸いです。