アメリカ式麻雀の「コング(Kong)」って何?アメリカ麻雀の用語解説

アメリカ式麻雀とは

アメリカ式麻雀とは、日本の麻雀とはルールや役の種類が異なる麻雀の一種で、文字通りアメリカでプレイされている麻雀です。例えば日本の麻雀では花牌は4種類しかないですが、アメリカ式麻雀では8種類の花牌があります

アメリカ式麻雀は日本の麻雀にも影響を与えたと言われていて、緑一色やリーチ、七対子などはアメリカ式麻雀由来の役とされています。アメリカ式麻雀のルールは、カジノゲームに影響されているためどちらかといえばポーカーなどに近く、日本の麻雀と比べて役の種類も多く、ルールが毎年変わるというところが特徴です。

アメリカ式麻雀オリジナルの特徴としては、牌の交換(チャールストン)ができること、ワイルドカード牌(ジョーカー)があること、半荘(ハンチャン)が16局なこと、などが挙げられます。

このように、アメリカ式麻雀は日本では馴染みのない独自ルールが多いため、日本の麻雀とは異なる麻雀の楽しみ方ができるところがその魅力です。

コング(Kong)とは

アメリカ式麻雀の「コング(Kong)」って何?アメリカ麻雀の用語解説 イメージ画像1

アメリカ式麻雀において、「コング(Kong)」とは同じ牌を4枚揃えた組み合わせのことを指し、役の構成要素である面子となります。

コングは、プレイヤーが自分の手牌に4枚同じ牌がある場合に、その牌を表に出してコングと宣言することによって成立します。また、他のプレイヤーが捨てた牌を鳴いて(カンして)成立させることも可能です。

アメリカ式麻雀では、役満の「四暗刻」にコングを含めることが可能です。

コングのデメリットとしては、コングを成立させると他のプレイヤーに手配を開示することになる点が挙げられます。

まとめ

アメリカ式麻雀においてコングは非常に重要な要素です。コングを作ることで手牌を強化することができ、他の役よりも高い得点を獲得することができます。

また、コングを宣言することで他のプレイヤーに圧力をかけることができ、ゲームを有利に進めることもできます。

一方で、コングを作ることは他のプレイヤーに対して手配の情報を開示することにもなるため、タイミングを見極めることが重要です。

麻雀に関するよくある質問

アメリカ式麻雀の「コング(Kong)」って何?アメリカ麻雀の用語解説 イメージ画像2

ここからは麻雀に関するよくある質問に回答します。

「チー」って何?

「チー」とは他のプレイヤーが捨てた牌を自分の手牌と組み合わせて、順子(数字の連続した面子)を作ることを指します。

「満貫」って何?

「満貫」とは5翻以上のアガりの時に獲得できる点数のことです。アガったプレイヤーが親の場合は12000点、子の場合は8000点になります。

「喰いタン」って何?

「喰いタン」とは牌を鳴いてタンヤオ(1と9の数牌、字牌以外で面子を揃える事)を成立させる事です。

同じ牌2枚が7組の役でアガれる?

「七対子」という役でアガることができます。