カジノのスロットでチートやイカサマはできるのか徹底解説

結論からいうと、現在カジノにおいてあるスロットやオンラインカジノのスロットでチートやイカサマをすることは、ほとんど不可能です。

というのも、長年カジノは、スロットのゴト行為に悩まされていた過去があります。そのため、現在は万全な対策をし、イカサマをすることは、不可能です。オンラインカジノに関しても、万全のセキュリティ対策をしているため、現在までにチート行為が発覚したケースの報告はありません。

オンラインカジノであれ、ランドカジノであれ、ゴト行為は、犯罪に当たるため、訴えられ逮捕される可能性が高いので、イカサマを企てないことをおすすめします。

オンラインカジノは、海外に会社があるから大丈夫だと思ってチートツールを使おうと考える人もいるかもしれませんが、損害額が大きい場合、国際裁判を起こされる可能性もあるので、絶対にそういった行為はやめましょう。

過去に行われていたスロットのゴト行為

ここからは、かつてラスベガスのカジノなどでで行われていたゴト行為を紹介して行きます。

(1) 削ったコインを使う

かつての旧式スロットは、コンパレータと呼ばれる凹凸を測る装置を組み込み、そのカジノ独自の凹凸がついたコインだけが使える仕組みでした。

そのため、全く同じ凹凸の深さや形にしてしまえば、偽造コインを作ることができました。そのため、アメリカのランドカジノでは、こういった偽造コインを用いたゴト行為が長年行われていました。

ただ、最近のランドカジノのスロットは、そもそも物理的なコインを採用していないですし、していた場合でも、光学センサーを用いてコインの識別をしているため、削ったような偽造コインでは、認識されません。

(2) モンキーポー法

モンキーポー法とは、アメリカで有名なゴト師であるモンキーポーと呼ばれる人物から名付けられた、ゴト行為です。

モンキーポーは、スロットに特化したゴト師で、旧式スロットマシンがカジノに設置されていた時代に荒稼ぎしたことで有名です。具体的な方法は判明していませんが、モンキーポーは、スロットにコインを投入することなく、マシンからコインを吐き出させることが可能だったと言われています。

当選の判定装置を騙すことで、大当たりした時のような挙動を再現できたと言われています。また、カーマイケルと呼ばれるゴト装置の開発に長けていた人物と共謀し、「ライトワンド」と呼ばれるゴト装置を開発し、さらに荒稼ぎしていたと言われています。

おそらくですが、ゴト行為ができた時代にかなりの件数のカジノでゴト行為を行い、一生分のお金は稼いだ可能性が高いですね。

(3) スプーニング

旧式のスロットマシンは、プレイヤーが賭けたコインがスロットの内部に貯まっていき、当選した人にまとめて払い出すという仕組みでした。

そのため、スロットの中にコインが常に貯まっているという状態でした。ゴト師は、特殊な器具を使い、この貯まっているコインが入っているスロット内部のケースを無理やりこじ開けるという強行を行っていました。

この史上最悪のゴト行為によって、アメリカの全土のカジノは、かなりの損害を負ったと言われていて、すぐに物理的なコインを使う従来の仕組みから、デジタルトークンを使うようになりました。

デジタルトークンというのは、日本でいうところのスマスロのような感じですね。

日本は、アメリカと比べるとモラルのある人が多く、治安も良いため、ゴト行為の件数はそこまで多くないですが、アメリカのゴト行為の件数は、日本の数十倍では収まらないレベルで行われていたと言われています。

(4) チートコードの使用

チートコードの使用は、過去ランドカジノで行われ、不正に配当を得て逮捕された人がいます。ただ、このケースは少し特殊です。

というのも、全くの素人ではなく、業界内の人間がスロットのプログラミングコードを持ち出し、不正するためのチートコードを作成したと言われています。

その結果、1998年に一撃10万ドルという超高額配当をチートにより騙し取り、逮捕されました。

基本的には、カジノ業界でアルゴリズムの開発などに関わっている人間でないと、カジノのチートコードの作成やチートツールの開発は、不可能です。

カジノスロットのゴト行為について解説 イメージ画像2

(6) マグネットリギング

旧式のスロットマシンでは、リールの回転や払い出しなど、あらゆる仕組みを制御するために磁気が使われていました。そこに目をつけたゴト師は、磁気不良を意図的に発生させ、リールを無料で回したり、不正に払い出させたりを行なっていたと言われています。

現在のスロットマシンは、大体乱数生成器が用いられているため、マグネットリギングによるゴト行為はできなくなりました。

(7) ビルドバリデーター装置の使用

先ほどの削ったコインの手口と少し似ていますが、ビルドバリデーターに関しては、硬貨や紙幣に取り付ける器具です。これにより、1セントを入れたのにも関わらず、スロットが1ドルと認識したり、1ドル紙幣を入れたのにも関わらず、100ドル紙幣として認識されていました。

そのため、最低金額で超高額ベットを行うことができ、結果として、高額配当を騙し取っていたゴト師が存在しました。

現在でも、ランドカジノでは紙幣を入れるタイプのスロットは多いですが、この手口は使えないようにしっかりと対策されています。

(8)乱数生成器のハッキング

現在のカジノのスロットマシンの結果は、乱数生成器によってランダムに打ち出されています。オンラインカジノのスロットも同じ仕組みですね。

しかし、かつての乱数生成器は、セキュリティ面に問題があったため、ロシアのハッカーグループによってハッキングされ、結果を不正に操作できるようにされてしまいました。

その結果、Aristocrat社のMark VIというスロットをおいているカジノでロシア人ハッカーグループのメンバーが荒稼ぎしました。

現在の乱数生成器に関しては、セキュリティを強化し、並のハッカーではハッキングできないようになっています。

スロットのゴト行為はどうやってやるの?

前提として、スロットのゴト行為は、犯罪なのでやってはいけませんし、推奨もしていません。

また、現在のオンラインカジノやランドカジノのスロットでゴト行為を行うことは、ほとんど不可能に近いというのが現状です。

しかし、できるのであれば、ゴト師は以下のような方法を使う可能性が高いでしょう。

  • ジャックポットスロットのシステムをハッキングして不正にジャックポットを当選させる
  • 乱数生成器のハッキング
  • 払出しシステムをハッキングしシステムを騙し、配当を払い出させる

現代カジノでこのような行為を行うことは、できない可能性の方が高いですが、超天才ハッカーであれば可能かもしれませんね。

カジノスロットのゴト行為について解説 イメージ画像3

カジノのスロットで勝つコツは?

本記事では、ここまでスロットで不正に勝つ方法を紹介してしまいましたが、健全なプレイでも勝率を多少上げることは可能です。

ここからは、完全合法なスロットの立ち回り方を紹介します。

RTP(還元率)に着目する

オンラインカジノのスロットは、機種によって還元率が異なります。大体の機種のルール説明欄にその機種のRTPが記載されています。

最低でもRTPが93%以上のスロットを選ぶようにしましょう。還元率が低い機種に関しては、負ける可能性が非常に高く危険なので、手を出さないことをおすすめします。

ボラティリティに着目する

オンラインカジノのスロット選びで大事なのは、先ほどのRTPとこのボラティリティです。

ボラティリティとは、その台が甘いのか荒いのかを指すカジノ用語です。ボラティリティが高いスロット機種は、当たりが頻発しないですが、当たった時の爆発力がかなりあります。

反対に低ボラティリティのスロットに関しては、小さな当たりが頻繁に来るといった感じでしょうか。軍資金が潤沢にあるという人は、高ボラティリティの機種で高額配当を狙うのもありですが、そこまで軍資金を用意できないという人は、低ボラティリティスロットがおすすめですね。

パチンコでいうミドル機種と甘デジの違いのようなものですね。

資金管理を徹底する

カジノで負ける時は、パチンコやパチスロの倍くらいのスピードでお金が溶けていきます。なので、必ず損切り額や勝ちの上限を予め決めておくようにしましょう。

負けても仕方ないかと思えるくらいの額を損切り額に設定しておくのがおすすめです。というのも損切り額が高くなればなるほど、捲りたいという意識が働き、損切り額以上負けてしまう可能性が高いので危険です。

ボーナスやフリースピンなどの特典を活用する

大体のオンラインカジノは、新規顧客獲得のためや既存のユーザーを維持するためにボーナスのキャンペーンなどを開催しています。そういった特典は、必ず受け取るようにしましょう。

無料でボーナスを配っていた時は、特にチャンスです。オンラインカジノのボーナスには出金条件がありますが、リスク0で勝てる可能性もありますね。

スロットの当選の仕組みはどうなってるの?

スロットの結果は、乱数生成器によって制御されています。乱数生成器で打ち出した結果、当たっていたら配当が払い出されます。

勝てるスロットの見極め方は?

先ほど紹介したRTPやボラティリティを見れば、多少勝率を上げることはできますが、必ず勝てるスロットは存在しません。