競馬初心者におすすめ! 【ワイドボックス】の買い方徹底解説 / 勝率アップのコツも紹介

ついに秋競馬が始動してきました!競馬ファンとしては秋は最高の競馬シーズンです。今まで興味がなかった人も秋競馬から始めたという方もたくさんいらっしゃいます。

今回は、競馬での馬券の買い方【ワイドボックス】に着目して、買い方や勝率アップのコツなどを紹介していきたいと思います!

ワイドボックスの買い方は競馬初心者の方でも使い易い馬券の買い方なので是非マスターして、競馬をより楽しみましょう!!

ワイドボックスとは

競馬には様々な買い方があり、【単勝】や【複勝】などよく聞く買い方の他に【ワイド】という買い方があります。

その【ワイド】という買い方に対して、複数の馬を選ぶのが、【ワイドボックス買い】。ボックス買いのメリットは選んだ馬が【ワイド】の買い方に当てはまれば当たりになる、というわかり易さもあり、競馬の中では比較的当てやすい買い方です。

競馬初心者の方からすると、ワイドって何?ボックスって何?っていろいろ疑問が出てくると思いますので、基本的な買い方も含めて、初心者の方でもわかるように解説していきます。

競馬の基本的な買い方

競馬は、1頭を選んで当てる、「単勝」「複勝」、2頭選んで当てる「馬連」「馬単」「ワイド」、3頭を選んで当てる「3連単」「3連複」があります。

1口100円から買う事ができ、オッズ(2,5など当たりに対しての数値化された倍率)によって当たった時の払い出しが変わります。100円で2.5倍のオッズで当たれば250円の払い戻しです。

もちろんですが、当たりにくい買い方程オッズは高く、当たったときのリターンは大きくなります。

競馬における基本的な買い方

買い方当てる馬の数選び方オッズの期待値
単勝1頭1着の馬を予想
複勝1頭1~3着までを予想極小
馬連2頭1-2着を予想(順不同)
馬単2頭1着2着を順番に予想
ワイド2頭1~3着までに入る2頭を予想
3連複3頭1~3着までを予想
3連単3頭1着2着3着を順番に予想(順不同)特大

そして今回おすすめしたい【ワイド】という買い方は、2頭を選び、その選んだ2頭が1~3着のいずれかに入れば当たりになるというものです。

『1着と2着』『1着と3着』『2着と3着』と、どのパターンでも買った馬が3着までに2頭入っていれば当たりです。

3着までに入れば良いのと、3着までならどの着順でも構わないので、当たりやすさが魅力ではありますが、その分オッズによる配当はやや低めの設定になります。

そしてこのワイドの買い方に対して、ボックス買いしたものが【ワイドボックス】という買い方になるのです。

では、ボックス買いについても解説していきます。

ボックス買いとは

基本的な買い方に加えて、競馬では複数の馬を選んで買う事ができるボックス買いという買い方があります。

ボックス買いは、2頭以上を当てる買い方に対応していて、複数の選んだ馬の中のどれかがその買い方に的中すれば当たりといった買い方で、競馬初心者の方にもわかりやすい買い方と言えます。

例えば、1着と2着を当てる馬連でのボックス買いの場合…

①③⑤⑦の馬が来そうだなぁと予想します。

そしてこの4頭をボックス買いすると、買い目は

  • ①ー③
  • ①ー⑤
  • ①ー⑦
  • ③ー⑤
  • ③ー⑦
  • ⑤ー⑦

の全6通り、6点(100円だと600円)

でボックス買いができます。

そして①③⑤⑦のどれかが、1着2着両方に入れば当たりといった買い方です。

要は選んだ馬が来たら当たるように全通り買ってくれるという便利な買い方になっています。深読みせずとてもわかり易くなっているおすすめの買い方です。

全通りの為、出走数が多くなる競馬ではたくさん馬を選ぶと口数も増えますので、ボックス買いをする場合は選ぶ馬をできる限り少数に絞ってねらいを定めるのが鉄則です。

ワイドボックス

今回おすすめしたいのがワイドボックスなのですが、ワイドボックスも考え方は同じです。

1~3着までには来そうだな、と思った馬を複数えらんで、ボックス買いする事ができます。

③⑤⑩が、来そうだなと思ったら3頭のボックス買いができ、③ー⑤、③ー⑩、⑤ー⑩の3通りで買う事ができ、③⑤⑩のどれかが1~3着までに2頭入れば当たりです。

そしておすすめしたいワイドボックスは当たりやすいだけではなく、3頭のワイドボックスで3頭とも1~3着に入れば、全3通りが当たりになるのです!!2頭が入れば良いと思っていたのに全部当たりになるなんて、たなからぼたもちもいいとこです!

ワイドでの買い方はオッズがそこまで高くはないのですが、当たりやすく、ワイドボックスにする事で複数の当たり馬券も狙えるとってもおいしい買い方なのです!

何頭くらいで組むのが理想的なのかについて

ワイドボックスがとても当たり易く、複数の当たり馬券の可能性も秘めている魅力に欲を出すと、3頭ボックスと言わず、複数馬選びたくなりますよね…でも、そこは我慢が必要です。複数選ぶとその分、何通り、何十通りにもなり、買う点数がどんどん増えていきます。

点数が増えてしまうと、当たりやすくはなりますが、見返りも少なくなってしまいます。選びきれずたくさん買ってしまうので競馬ではよくある話です。

ではワイドボックス買いをした場合はどのくらいの頭数でボックス買いするのがベストなのかを考えていきたいと思います。

ワイドボックス買いの点数について

競馬のワイドボックス買いで、複数の馬を選ぶ中、頭数を増やしていく事で、もちろん点数も増えていきます。しかしワイド馬券は配当が低い事が多いため、ある程度の頭数までには絞るのがおすすめです。

ワイドボックス買いをした場合の点数

ワイドボックス買いの頭数点数1点100円として
3頭3点300円
4頭6点600円
5頭10点1000円
6頭15点1500円
7頭21点2100円
8頭28点2800円
9頭36点3600円
10頭    …45点4500円
18頭153点15300円

5頭以上選ぶと点数は10点以上になります。ワイドはオッズが低めになるとお話させていただきましたが、よほどの穴馬がこない限りは、オッズが10倍まででおさまってしまう事が多いです。点数と配当のバランスを考えれば、競馬では6点までの4頭ボックスか、3頭ボックスが狙い目といえるでしょう。

おすすめは3頭ボックス買い!

そこでおすすめしたいワイドボックスは3頭のボックス買いです!

なぜ3頭のボックス買いが良いのか。

  1. 点数が最小でボックスを組める(3点、100円だと300円)
  2. はずれてもリスクが小さい。
  3. トリガミになる可能性が低い(トリガミについては後ほど解説していますが、配当が掛け金を下回らない事を指します)
  4. うまく当たれば全通り当たりになる可能性もある。

この4つのポイントが3頭ボックス買いをおすすめする最大のキーポイントです!

では、1点100円で考えるとしましょう。

まず3頭で抑えることで3点(300円)で済みます。4頭にすると6点(600円)です。この時点で、4頭ボックスした場合と比べて、3頭ボックスだと二回分レースを楽しめます。そしてはずしてしまっても悔しさ半減です。

競馬では、ワイドであたっても人気馬決着だと1000円くらいまでの配当になることが非常に多いため、4頭ボックスの600円買いだと、選んだ馬によっては当たっても収支がマイナスになる可能性もあります。

その点を含め、迷いは多いかもしれませんがワイドボックスにするときは、3頭までに絞ってボックス買いするのが大変おすすめです!

1番人気か2番人気をはずす!

3頭のワイドボックス買いがおすすめだとご紹介させていただきました。賭ける点数も少ないので1~3番人気を買ったら当たるんじゃないの?と思うかもしれません。

もちろん当たる可能性は高いです!

しかし増える可能性も低いです!もちろん3点買って3頭とも1~3着に入れば間違いなくプラスです。

しかし競馬では1~3番人気で1~3着までを占めるレースは意外と10レースに一度あるかないかくらいです。

レースの出走表を見て、どうしても1番人気と2番人気を入れたい場合…その場合は1番人気と2番人気のワイド一点買いか、馬連1点買いがおすすめです!競馬では1番人気と2番人気を含むボックス買いはワイドボックスには適していない事は頭に入れておきましょう!

トリガミに注意!

競馬界の中で、「トリガミ」という言葉があります。この「トリガミ」というのは、馬券が当たっているのにマイナスになっていしまう事を差します。

例えば10点を100円ずつ買った場合、1000円になりますが当たったのがオッズ5倍で500円の配当だった場合、マイナス500円となりトリガミとなってしまうのです。

せっかく競馬で馬券を買って当たったのにマイナスだったら意味ないですよね。なんなら考え方によったら賭けない方がましです。今回おすすめしているワイドボックス買いは、ワイドのオッズが低めな為、トリガミになりやすく、また競馬初心者さんでも買いやすい分、特に初心者さんはトリガミになってしまいがちです。 

競馬で当たる喜びがあったとしても、当たって損をしてしまっては競馬で賭ける意味がないので、できるだけトリガミにならないポイントを押さえていきましょう!

1・2・3番人気で固めない

3頭ボックス買いのところでもお話しましたが、上位人気馬で固めると当たっても配当が少ない上、競馬では上位人気馬での決着って意外と少ないです。3頭のワイドボックス買い(3点)でも、1~3番人気で決着がつくとオッズが2倍台になる事はよくある事ですので、当たっても損をする可能性が出てくるのです。

もし、1~3番人気まで人気馬で決着がついても配当金が低いと、馬券がハズレてしまってもあきらめがつきます。

ワイドは広く当てられるので「ワイド」という名前です。せっかく広く狙えるのですから、3着までにだったら来るかもしれないなぁと思えるような穴馬を1頭くらい入れるのがおすすめの買い方でもあります。

その穴馬が来なくても本命の2頭が来れば当たりなのですから。そういった保険をかけるような買い方ができるのもボックス買いのメリットとも言えるでしょう。

4頭以内に必ず抑える

競馬に置けるボックス買いは深く考えなくて済むので非常に買いやすく初心者さんにも人気の買い方です。

しかし競馬は出走する馬の数が多いので、「あの馬が来そう…」「あの馬も来そう…」と悩んでいるうちに選ぶ頭数も増えていきがちです。

そして増やせば増やすほど、当たり前ではありますが、点数も増えていき掛け金がかさみます。そうするとせっかく当たったのに、トリガミになってしまった…という事は競馬を楽しむ中で、あるあるな話です。

そのあるある話を踏まえた上で、ここでおすすめしているワイドボックスも、頭数を増やさないのが、勝率アップのポイントです!

その為、競馬でのワイドボックス買いは頭数は4頭まで!!に絞るのがワイドボックスの鉄則!よほどの穴馬ががくるか、穴馬同志の決着にならないとオッズ10倍以上はつきにくいです。

ワイドボックスで競馬を楽しむのなら、『配当は低めだけど当たりやすい』がメリットですので、賭ける点数は少なめにするのを頭に入れながら、ワイドボックスで勝率アップを目指していきましょう!!

まとめ

いかがだったでしょうか?早速ワイドボックスで競馬を楽しんでみようとおもっていただけたでしょうか!?

ワイドは競馬初心者の方でも当てやすい買い方の一つです。そのワイドとボックス買いを組み合わせる事で、より競馬の楽しみ方が増えてくると思います。

今回紹介させていただいた、ワイドで勝率アップするためには、

  • 3~4頭までに抑える。(できれば3頭ボックスがおすすめ)
  • 人気馬だけで固めない。
  • トリガミにならないように注意

そして何より、リスクを小さくしてたくさん当てることです!

これから、年の暮れまで、競馬界は大いに盛り上がってきます!「絶対!」というのがないので、競馬はとても難しく奥が深いですが、当たった時の喜びや楽しさは最高です!

今までワイド以外で楽しんでいた方も、これから競馬を楽しむ方もぜひワイドボックス買いで、競馬予想を当てる楽しみを感じて欲しいと思います。