結論から書くと、アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの2種類から選べる場合は、ヨーロピアンルーレットの方が断然おすすめです。
アメリカンルーレットでわざわざ勝負するメリットが全くないといっていいほど、ヨーロピアンルーレットの方が勝ちやすいと言われていますね。
本記事では、
- アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの違い
- ヨーロピアンルーレットの優れている点
- なぜアメリカンルーレットをおすすめしないのか
について、深堀って解説していきます。
オンラインカジノを始めたばかりの初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの最大の違いはハウスエッジ
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの最大の違いは、ハウスエッジです。ハウスエッジとは、胴元要するにカジノ側の取り分の割合のことを指します。
アメリカンルーレットのハウスエッジが「5.26%」に対してヨーロピアンルーレットのハウスエッジは「2.7%」なので約2倍の差がありますね。
ハウスエッジが異なる理由は、数字の個数です。
- ヨーロピアンルーレット:1から36 + 0 の合計37個の数字
- アメリカンルーレット:1から36 + 0と00 の合計38個の数字
1/37と1/38であれば、1/37の方が当たる確率が高いですよね。たった1つしか違うと感じる人もいるかと思いますが、ルーレットを1回だけ遊んでやめると言う人はほとんどいないですよね。
大体の人は、10~100回とかのゲーム数遊ぶと思います。長時間遊べば遊ぶほど、1/37と1/38の差が顕著になってきます。
この小さな差によってカジノ側が有利なため、裏を返せばプレイヤー側が負ける確率も高くなるということです。
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの確率の違い
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの確率の違いをまとめたので、みていきましょう。
ヨーロピアン | アメリカン | |
---|---|---|
ストレートアップ(数字一点賭け) | 2.7% | 2.6% |
ダズンベット | 32.4% | 31.6% |
カラムベット | 32.4% | 31.6% |
2分の1のベット(赤黒賭けや奇数偶数賭けなど) | 48.6% | 47.4% |
コーナーベット(数字四点賭け) | 10.8% | 10.5% |
スプリットベット(数字二点賭け) | 5.4% | 5.3% |
ストリートベット(数字三点賭け) | 8.1% | 7.9% |
ダブルストリートベット(数字六点賭け) | 16.2% | 15.8% |
上記の表を見てもらったら分かる通り、ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの的中確率には、0.1~0.4%の差が存在していますね。
数字を見たらかなり小さな差に思えますが、長時間勝負すれば、この小さな差が大きな差を生む可能性が高いです。
ヨーロピアンルーレットの方が RTP(還元率)が高い
ヨーロピアンルーレットの方がプレイヤーに有利なルールになっているため、還元率もアメリカンルーレットよりも高いです。
ハウスエッジが高い = RTPが低い
という反比例の関係性になっているので、覚えておきましょう。
両者のRTPの数字は以下の通りです。
RTPの違い
- ヨーロピアンルーレット: 97.3%
- アメリカンルーレット: 94.7%
カジノで勝負する時には、必ずRTPをチェックするようにしましょう。
RTPが高い = 勝ちやすい
という認識で間違いないです。そのため、還元率の観点から見てもヨーロピアンルーレットの方が断然おすすめですね。
ヨーロピアンルーレットの方が賭け方が簡単
ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは、数字の配置が異なり、ヨーロピアンルーレットの方がシンプルで数字が見やすいという人が多いです。
ヨーロピアンルーレット

アメリカンルーレット

ルールの違い
アメリカンルーレットは、どちらかというとシンプルでオーソドックスなルーレットのルールですが、ヨーロピアンルーレットは、特殊ルールが設けられている場合があります。
代表的な例としては、アンプリゾンルールというものですね。すべてのヨーロピアンルーレットにあるルールではないですが、一部のヨーロピアンルーレットでは、赤黒賭けなどの2分の1の賭け方にベットしていて、0にボールが入った場合、負けにならず保留となります。
次のラウンドも同じ赤黒賭け扱いになり、当たったら配当がもらえ、外れたら配当が没収されるというルールですね。
これは、プレイヤーにかなり有利なルールなので、もしアンプリゾンルールが設けられているルーレットを見つけたら積極的に勝負するようにしましょう。
アメリカンルーレットは 数字の五点賭けが可能
アメリカンルーレットで唯一のメリットは、数字の五点賭けが可能だという点ですね。
ただ、そこまで特別な理由がない限り五点賭けを使うことはないかと思います。