オンラインカジノおよびオンラインギャンブルが合法化されている国は世界中で多数存在します。
ちなみに日本は、合法化はされていないので、オンラインカジノをプレイしないように気を付けましょう。
著名なオンラインカジノの専門家が行った調査によると、オンラインカジノが合法化されている国の中で収入が最も多い国はイギリスで、2番目に多い国はアメリカと発表されています。
また、収入が最も多い上位5ヶ国については、イギリス、アメリカに続き、オーストラリア、イタリアそしてフランスとなっています。
日本では、オンラインカジノが合法化されてはいないものの、ユーザー数は年々増加しており、世界的に見ても大きなマーケットになりつつあると言われています。
ただ、日本国内からオンラインカジノで遊ぶのは違法なのではないかと心配な方も多いかと思います。現状、国内からオンラインカジノサイトにアクセスすることは、違法ではないですが、賭ける行為は合法ではなくグレーゾーンだと言われています。そのため、遊ぶ際には自己責任で楽しみましょう。
この調査では、オンラインカジノ、ポーカー、ビンゴ、スキルゲーム、宝くじ、スポーツベッティングなどを含む5つのオンラインベッティングそれぞれの分野を調査し、ランキング付けされたものとなります。収入額については、政府や機関によって規制されているものと規制されていないもの両方の収入額を足したものとなっており、運営コストおよび税金が差し引かれる前、利用者に払い戻しが行われる前のオンラインギャンブル事業者の総収入額となります。全ての収入データはH2 Gambling CapitalおよびEuropean Gaming & Betting Association (EGBA) から入手したものです。
EGBAの調査によると、イギリスを含むヨーロッパ全域で最も収益をあげている分野はオンラインカジノ (全体の39%) で、次点にスポーツや競馬、ドッグレース、eスポーツを含むオンラインベッティング関連 (全体の35%) が続きます。オンライン宝くじは年々減少傾向にあるものの、収益全体の5分の1近く (全体の18%) を占めています。ポーカーやビンゴ、スキルゲーム分野を合計した市場シェアは10%未満となっています。
イギリスを含むヨーロッパ全域のオンラインギャンブル市場は1,085億ユーロ (約15兆6,000億円)という記録的な収益を上げています。H2 Gambling Capitalの調査によると、ヨーロッパ全域の中でもイギリスが総収入の面で断トツ一位となっており、売上は125億ドル (約1兆6,000億円) を超えました。この収入額はアメリカの112億ドル (約1兆4,000億円) を超え、世界一となっています。
オンラインギャンブルが合法化されている国は?
ここでは、オンラインギャンブルを自由に遊ぶことのできる国を12ヶ国ご紹介いたします。
1. オーストリア
オーストリアでは、規制当局による規制の範囲内であれば自由にオンラインギャンブルを行うことができます。
オーストリアのオンラインギャンブルの特徴として、オンラインカジノサイトは基本的に国によって運営されており、国営ではないサイトもいくつか存在するものの、サービスを提供するためにはオーストリア政府機関から発行されるライセンスを取得する必要があります。
また、全てのオンラインギャンブル事業者は規制に沿ってサービスを提供する必要があり、違反した場合はライセンスの剥奪などのペナルティーが課せられます。
ただし、オーストリアに住んでいる居住者が国内外のブックメーカーを利用して賭け事を行うことは可能で、現状は特に規制されていないものとなっています。
オーストリアでは国営のカジノサイトが多く存在するものの、国がオンラインギャンブル産業を独占しているわけではありません。
2. ベルギー
ベルギーでのギャンブルの歴史は古く、合法化されたのは1851年まで遡ります。
同国では、2010年にオンラインギャンブルに関するギャンブル法を改正し、2011年以降、オンラインギャンブルも合法化されることとなりました。
ギャンブル関連のサービスを提供する事業者はベルギーの賭博委員会 (通称GC) が作る厳格な基準に従って運営を行う必要があります。
ベルギーでは満21歳以上の方のみがオンラインギャンブルサイトにアクセスすることができます。
また、同国では委員会が発行するライセンスにカテゴリーが付けられており、カテゴリーB+ライセンスおよびA+ライセンスを所有している事業者のみがオンラインギャンブル関連のサービスを提供することが可能となっています。
ライセンスを取得している事業者の中には、カジノ施設を運営している企業も存在し、数多くのカジノゲームをオンラインで楽しめます。
注意点として、2019年にギャンブル法が改正され、オンラインギャンブルに興じる全てのベルギー人を対象に1週間の入金上限を500ユーロ (約72,000円) とすることが導入されました。
さらに、オンラインカジノでのクレジットカードの使用が禁止され、オンラインカジノ側が利用者にボーナスを提供することも禁止となりました。
3. チェコ
チェコでは規制の範囲内であれば、ほぼ全てのオンラインカジノゲームやギャンブル (ミニロトとトンボラを除く) が合法となっています。
同国の規制で特徴的なものの中に「事業者がギャンブル関連のサービスを提供するためには、カジノサイト内で使用されている文字を全てチェコ語に変える必要がある」というものがあります。
チェコの居住者が、ヨーロッパ圏内で運営されているオンラインギャンブルサイトを利用するのに特に規制はなく、自由に賭け事を行うことができます。
注意点としては、18歳未満の方はオンラインカジノへアクセスすることができず、また、全ての利用者を対象に、1日の入金限度額は210ユーロ (約30,000円) までとなっています。
4. デンマーク
デンマークでは、スポーツベッティングやビンゴ、競馬、ドッグレース、オンラインカジノといったギャンブルが合法化されており、自由に楽しむことができます。
ギャンブル関連のサービスを提供する事業者はデンマーク賭博管理局によって制定されている厳格な基準に従う必要があります。
5. エストニア
東欧に位置するエストニアは、2008年から2009年にかけて起こった世界経済危機の余波を受け、2010年にオンラインギャンブルを合法化しました。
エストニアのオンラインギャンブル事業者が提供するサービスは、宝くじ、チャンスゲーム、トト、オンラインカジノ、スキルゲーム (ポーカーやバカラなど) の5つのカテゴリーに分類されます。
どのカテゴリーに属していても、Estonian: Maksu- ja Tolliamet (通称EMTA) が制定する規制や同国の宝くじ法、ギャンブル法などに従う必要があります。
6. フランス
フランスはヨーロッパ諸国の中でも、オンラインギャンブルが盛んに行われている国の一つと言えますが、イギリスとは規制が大きく異なっているのが特徴です。
イギリスでは、数多くのオンラインギャンブルが合法となっているのに対し、フランスで合法化されているオンラインギャンブルはポーカーのみとなっています。
それにも関わらず、収益規模は38億ドル (約4,900億円) を超えており、世界で5番目に大きい市場規模とされています。
7. フィンランド
オンラインギャンブルが合法化されているフィンランドですが、全てのカジノサイトやオンラインギャンブルは国によって運営されており、国がオンラインギャンブル産業を独占しているものとなっています。
8. ドイツ
実はドイツでオンラインギャンブルが合法化されたのは、2021年7月からであり、ヨーロッパの他の国と比べても最近解禁さればかりとなっています。
同国のギャンブル規制当局は、2021年にギャンブル法を改正したと同時にガイドラインを策定し、ドイツ内の全16州でオンラインギャンブルが合法となりました。
9. アメリカ
アメリカはオンラインギャンブルの総収入額が112億ドル (約1兆4,000億円) と世界で2番目に多い国です。
ここまで大きな市場規模となっている理由については、ギャンブラー人口の多さが挙げられ、世界中で活躍しているオンラインギャンブラーのおよそ10人に7人はアメリカに住んでいると言われています。
また、近年ではフロリダ州やミシシッピ州、メリーランド州など数十の州がランドベースカジノとオンラインカジノの両方を合法化にするため、手続きを進めており、今後さらに市場が大きくなっていくことが期待できます。
アメリカでは、オンラインギャンブルの事業者に対して規制をかけているものの、市民や居住者に対しては特に規制をかけていないため、海外のサイトを通じて自由にオンラインギャンブルをプレイすることができるようになっています。
ちなみに、アメリカでのカジノ産業 (ランドベースとオンラインカジノを含む) の合計収入額は350億ドル (約4兆6,000億円) を超えています。
アメリカのギャンブル法は連邦法で定められている一方で、州法や地方政府によっても管理されています。
実際に、アメリカでオンラインギャンブルが合法となっている州のほとんどは州議会議員によって法案が提出され、可決されたものとなっています。オンラインギャンブルを合法とした目的のほとんどは、州財政を潤すためと言われています。
一方、連邦法や州法が直接適用されない自治区であるアメリカ先住民居留地では1988年に制定されたインディアン賭博規制法によって、その地域内のギャンブルの運営・管理は先住民国家に任されています。仮にアメリカで賭博が違法となった場合でも、連邦政府機関や政府の政策の影響が及ばない先住民国家では賭け事が行えることになるかもしれません。
アメリカの全50州の中でカジノ施設が設置されている州は以下の10州となります。
- ネバダ州
- ニュージャージー州
- インディアナ州
- イリノイ州
- ペンシルベニア州
- コロラド州
- デラウェア州
- ミシガン州
- ニューハンプシャー州
- ニューメキシコ州
また、最も人気のある賭け事は、アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、カレッジフットボールなどのスポーツベッティングとなっています。アメリカでは18歳未満の方が賭け事を行うことは法律で禁じられています。
10. UK
イギリスで合法化されているギャンブルは、オンラインカジノゲームからダーツ、サッカー、eスポーツまで多岐にわたります。特にサッカーはイングランド・プレミアリーグのトップチームを中心に、多くの方が熱狂している賭け事と言えます。イギリス人に特に人気のサッカーチームは、マンチェスター・ユナイテッドFCやアーセナルFC、チェルシーFC、リバプールFCが挙げられ、毎週末試合が開催されています。また、競馬もイギリス人に人気のギャンブルの一つです。「チェルトナム・フェスティバル」や「ロイヤルアスコット」、「ブードルズ・メイフェスティバル」はイギリス国内で格の高いレースとして知られています。
イギリスで人気のオンラインギャンブルサイトとして以下のサイトが挙げられます。
- ベット365 (Bet365)
- ウィリアムヒル (William Hill)
- ラドブロークス (Ladbrokes)
- ユニベット (Unibet)
- 888カジノ (888)
- ベットフェア (Betfair)
さらに、イギリス国内には8,300ヶ所を超えるカジノ施設が設置されています。
11. スウェーデン
スウェーデンでは、2019年1月1日よりオンラインギャンブルを解禁、合法化しました。同国内でサービスを提供するオンラインギャンブルは、スウェーデンのギャンブル規制当局による厳格な基準と規制を遵守する必要があります。
12. オーストラリアとニュージーランド
オーストラリアは隣国であるニュージーランドよりもはるかに大きなオンラインギャンブル市場を持っています。オーストラリアで提供されているギャンブルサイトは全てオーストラリアの中央政府と準州により厳しい監視・管理下に置かれているため、安全に賭け事を楽しむことができると言えます。オーストラリア代表的なカジノサイトとして「クラウンカジノ (CrownCasino)」が挙げられます。
ニュージーランドのギャンブル市場はオーストラリアよりも規模が小さいものとなっています。ニュージーランドでは、内務省がギャンブル関連におけるサービスに対して厳格な基準を設けており、管理する役割を担っています。また、サービスの事業者は、国から発行されるライセンスを取得する必要があるため、オーストラリア同様、安全に賭け事を楽しむことができるでしょう。オンラインカジノはニュージーランド人にとっても長い間、人気で身近にある娯楽となっています。
オンラインギャンブルが違法な国
オンラインギャンブルが違法とされている国は以下の通りです。
- キプロス
- ポーランド
- 北朝鮮
- アラブ首長国連邦
- シンガポール
- ブルネイ
- カンボジア
- ベトナム
- キューバ
ギャンブルが違法とされる国
世界の歴史を見てみますと、ギャンブルの歴史はかなり古く、世界中の多くの地域で行われていたと考えられています。ギャンブルや賭け事は国がうまく管理し、適切な規制を設ければ、儲かる産業のひとつであり、結果的に多くの恩恵を受けることができます。とはいえ、ギャンブルにはメリットばかりではなく、さまざまなデメリットも持ち合わせています。
ギャンブルの主なデメリットとしてよく挙げられるのは、やはりギャンブル依存症でしょう。貯金や生活費を使うだけにとどまらず、借金をしてまでギャンブルにのめり込んでしまい、結果仕事や生活に支障を及ぼしてしまうリスクがあります。そのため、ギャンブルは未だ世界中全ての国で合法となっているわけではなく、ギャンブルを許可している国ではカジノ側で対策を講じたり、使いすぎ防止のために限度額を設定できるようにしています。また、利用者に対するサポートや責任あるギャンブルを支援する組織を設けています。同様に、project 575では、責任あるギャンブルを信じ、ページ下部でギャンブル依存症に対するツールや情報を提供しています。
しかし、ギャンブルや賭け事を全て禁止にしてしまうと、裏カジノや闇カジノといった違法に営業を行う悪質な業者の増加を招きます。それらのカジノの収益は暴力団や犯罪組織の資金源となることから、近年多くの国の政府がギャンブルを合法化し、適切な規制を設けるにはどうすればよいのかといったことを模索しています。
ギャンブルや賭け事が違法とされている主な国は以下の通りです。
- ブルネイ
- カンボジア
- イラン
- カタール
- クウェート
- ラオス
- 北朝鮮
- サウジアラビア
- アラブ首長国連邦
ギャンブルが合法化されている国は?
ギャンブルが合法化されている国は以下の通りとなります。
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア・ニュージーランド
- ヨーロッパ圏
- マカオ
- シンガポール
- 韓国
原則、日本ではギャンブルが禁止されています。
しかし、例外もあり、競馬、競艇、競輪などの公営ギャンブルのみ国が法的に認めているため合法的に楽しむことができます。
パチンコに関しては、本来違法なのですが、三店方式と呼ばれる換金方法を採用することで法の網目を掻い潜っています。
オンラインカジノが合法化されている国のまとめ
いかがでしたでしょうか。
オンラインカジノがグレーゾーンな日本プレイヤーの方には、オンラインカジノ合法国は気になっていたところだと思います。
オンラインカジノでプレイできるゲームや、当サイトのおすすめオンラインカジノを知りたい場合は、ぜひオンラインカジノページも読んでみてください。
ギャンブルや賭博が合法化されている国まとめ 代表的な国を紹介
日本では、公営ギャンブルやパチンコといった法律によって許可されている賭博以外は全て違法となっています。
しかし、最近日本では、オンラインカジノが何かと話題になっています。
オンラインカジノが違法なのかについて何かと議論になりがちですが、いまだにグレーゾーンであるというのが現実です。
オンラインカジノの賭博で逮捕者が出た過去はありますが、不起訴になっています。不起訴というのは、無罪だったということです。
こういった判例がある限り、今後は逮捕し有罪判決になる可能性は低いと言えますね。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
しかし、世界中のさまざまな国でカジノやオンラインギャンブルといった賭博は合法化されており、利用者が生活に影響を及ぼさないように、および悪質な賭博業者を排除するためにしっかりとしたルールや規制が設けられています。
賭博やギャンブルが合法とされている主な国は以下の通りです。
- オーストラリア、ニュージーランド
- カナダ
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- メキシコ
- 南アフリカ
- スペイン
- イギリス
- アメリカ
ギャンブルや賭け事が楽しめる代表的な国はどこ?
ここでは、ギャンブルや賭け事が楽しめる国をいくつかご紹介いたします。
マカオ
マカオは「東洋のモンテカルロ」や「世界のギャンブルの中心地」と呼ばれており、世界中から多くのセレブや観光客が来る地としても有名です。マカオにはラスベガスよりもはるかに大きな面積の豪華な作りをしたカジノが多く存在します。
合計40ヶ所のカジノ施設があり、毎年30億ドル (約4,000億円) 以上の収益を上げています。これはマカオのGDPの50%弱を占めており、最も大きい収入源の一つとなっています。また、マカオのカジノ収益のおよそ66%は中国本土や香港から来るハイローラー (カジノで大金を賭ける顧客のこと) によるものと言われています。
アメリカ
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカには世界でも最大級のカジノ都市であるラスベガスとアトランティックシティがあります。
また、世界で最もカジノが多い国はアメリカです。
モンテカルロ
フランスのリビエラ自治州には、ヨーロッパで最も有名なカジノの一つである「カジノ・ド・モンテカルロ」があります。
オーストラリア
オーストラリアのシドニーは、以前、次のラスベガスと呼ばれていたほど世界でも存在感を発揮しているカジノ都市です。シドニーには「クラウン 」と「ザ・スター」の2つの有名なカジノが存在します。
シンガポール
シンガーポールにはマリーナ・ベイ・サンズやリゾート・ワールド・セントーサといった3つのカジノが存在し、日々多くの観光客を迎え入れています。
ニュージーランドのギャンブル市場はオーストラリアよりも規模が小さいものとなっています。ニュージーランドでは、内務省がギャンブル関連におけるサービスに対して厳格な基準を設けており、管理する役割を担っています。また、サービスの事業者は、国から発行されるライセンスを取得する必要があるため、オーストラリア同様、安全に賭け事を楽しむことができるでしょう。オンラインカジノはニュージーランド人にとっても長い間、人気で身近にある娯楽となっています。