カジノと聞くとガタイのいいセキュリティスタッフが常に警戒体制で、何か問題行為をしたら、暴力で制裁されてしまうと勘違いしている人もいるかと思いますが、カジノで暴力を振るわれることはありません。
確かに、カジノは、ブラックジャックのカウンティングを発見したらある程度厳しい姿勢で詰めてくることがありますが、身体的な暴力を振るってくることはまずありません。というのも、もし暴力を振るってしまったら、暴行罪となり暴力を振るった側は逮捕されてしまいますし、カジノが営業停止になってしまう可能性もあります。
そのため、よっぽどのことがない限り、暴力行為が起こることはありません。ただ例外もあります。例えば、お客さんが酔っ払ってしまい、カジノのセキュリティに暴力行為のようなことをしてしまったら、セキュリティスタッフも正当防衛で止めるしかありません。
そのため、カジノでハメを外しすぎないようにしましょう。
カジノが客に暴力を振るうことはあるの?
冒頭で説明した通り、カジノでスタッフがお客さんに暴力行為をすることはありません。
ラスベガスやアトランティックシティといったギャンブルが盛んな都市では、特に暴力を受けることは絶対にありません。
アメリカは、日本と違いすぐに訴訟を起こす社会になっているため、カジノのスタッフが体をお客さんに触れただけで、訴訟を起こされるリスクがあります。そのため、セキュリティスタッフは、問題のあるお客さんに対してでも、できる限り体に触ることなく対処します。
ただ、酩酊したお客さんがセキュリティに暴力を振るってしまうケースは話が別です。セキュリティスタッフも自らの安全を守るために、正当防衛をする必要があります。
日本と違い、海外はお客様が神様のような文化がないので、こっちは客だぞとたかを括り羽目を外しすぎてしまうと、トラブルに発展するので、カジノで遊ぶ際には、マナーには気をつけましょう。
それ以外のカジノのルール違反である、カードカウンティングなどがバレても、暴力はなく、ただ出禁処分になるだけです。

映画『ラスベガスをぶっつぶせ』は実話なの?
2008年に公開された人気映画『ラスベガスをぶっつぶせ』は、大学で学んだ数学の知識を駆使して、ブラックジャックのカードカウンターたちがカジノから大金を手に入れるという、頭脳派サスペンスストーリーを描いています。公開時、日本国内でも大きな話題を呼びました。
実はこの作品は、アメリカのマサチューセッツ工科大学(以下、MIT)の学生たちの実話を元に制作されました。
1980年代に結成されたこの学生グループは、何十年にもわたって全米のカジノでカードカウンティングを駆使して、大勝利を収め、莫大な額の金を稼いできました。

映画の中でも、カジノのセキュリティチーフから尋問を受けるシーンは特に有名で、カジノのセキュリティについて多くの人が抱くイメージの元となっています。ただ、このシーンは、映画のために作られたため、実際には尋問などは特になかったと言われています。
セキュリティチーフがカードカウンティングをしている主人公を咎め、廃墟となった倉庫へ連れて行き、血まみれになるまで殴り続けるシーンがありますが、そんなありえない暴力行為は、カジノで起こることはないです。
カジノの暴力行為 解説 まとめ
本記事では、カジノの暴力行為について解説してきました。
ライセンスを取得している合法カジノであれば、不正行為をしたプレイヤーを発見し、大損害を被ったとしても、客を殴るようなことはしません。暴力行為が発覚すれば、ライセンスは剥奪され運営を続けることができなくなってしまいます。そんなリスクを負ってまで、カジノがお客さんを殴るようなことはないでしょう。
カジノの指示に従っていれば、暴力を振るわれることは決してないので、安心してギャンブルを楽しんでください。
それでは。