いきなり結論ですが、カジノで勝ちすぎたからといって出禁になるということはありません。
また、オンラインカジノでも勝ちすぎという理由でアカウントがBANされるということはないです。
ただ、注意してほしいのは、利用規約に記載されているルールをしっかり守っていないとアカウントがBANされてしまう可能性があるということです。オンラインカジノをプレイする人は、必ず利用規約に目を通すことを心がけましょう。
カジノというのは、ハウスエッジやチップから利益が得られるような仕組みの下、運営しているので、1人のプレイヤーに大勝ちされたとしてもあまり痛くないはずです。
逆に大勝ちしたプレイヤーがカジノにいるということは、他のお客さんのギャンブル心を煽ることができ、結果として利益が上がりやすいため、カジノ側としては美味しいです。
ほとんどのオンラインカジノでは、大勝ちした時にサポートから連絡が送られてきて、アンケート形式のインタビューに答えてほしいと頼まれます。
オンラインカジノは、ランドカジノとは異なり、いくら大勝ちしたプレイヤーがいたとしても、他のプレイヤーがその現場を目撃することはないです。なので、インタビューを実施することで他のプレイヤーに「このオンラインカジノは出るんだ!」と思わせ、宣伝になります。
カジノに出禁はある!
先ほど、カジノで勝ちすぎたからといって出禁になることはないと、お伝えしましたが、カウンティングや不正なツールを使ったプレイなどが原因で出禁になることはあります。オンラインカジノでカウンティングが発覚することは、ほとんど0%ですが、不正ツールの使用はバレることがあります。
バレてしまうと、アカウントはBANになり、出金も停止されてしまうリスクがあるので、変なツールは使わないようにしましょう。
カードカウンティングを使って頻繁に高額配当を出していたら、以下のようなことが処分がされてしまうことがあります。
- その場で退場させられる
- 永久出禁
- 勝利金の没収
カードカウンティング以外にも、カウンティングマシンを使用したり、カジノスタッフと共謀したりした場合でも、警察を呼ばれてしまうことがあるので、健全にプレイするようにしましょう。
カウンティングに関しては、完全な違法行為という訳ではないので、逮捕されることはまずありませんが、派手にカウンティングをやりすぎると、出禁などになってしまう可能性はあります。
不正行為を行わず、健全に遊んでいるだけであれば、出禁にはならないです。
なので、単純に勝ちすぎているというだけでカジノから出禁をくらってしまうことはないです。
先ほども書きましたが、プレイヤーが超高配当を獲得したら、カジノはサイトにインタビューを掲載したり、SNSに高額配当が出たことを書いたりと、宣伝活動ができるので、カジノ側にも得があります。
高額配当が出たというのは、かなり話題性もあるので、プレイヤーを集めるのには、かなり強力な宣伝になると思います。
カジノから追い出されてしまう不正行為
以下のような行為をするとカジノ側から追い出されてしまう可能性があります。
ランドカジノでしかできない行為ばかりですが、リスクが大きいので必ずしないようにしましょう。
- カードに印をつける行為
- ハンドマッキングやカードスイッチング – ローカードをハイカードにすり替え、手のひらや袖の下に隠しておくこと
- パストポスティング – 勝利後、価値が低いチップを価値が高いチップにすり替えること
- スロット機器の改造(紙幣識別機の使用など)
- クラップスでサイコロを滑らせる行為
- ルーレットのボールが着地した後にベットする行為(トップハットとも呼ばれる)
- 印が付いたカードの使用
- ブラックジャックやバカラでのディーラーとの共謀による偽装シャッフル
- ルーレット中のカラーアップ
- オンラインカジノでのチートコードの使用
- バカラでの隠しカメラの使用
カジノから追い出されるその他の理由
不正行為の他にも、以下のような行為をしてしまうと、カジノから追い出されてしまいます。
- 酔っぱらって暴れたり、飲み過ぎたりする
- 感情的になって取り乱す
- ディーラーや他のプレイヤーへの罵倒や嫌がらせをする
- 当てもなくぶらつく
- 上半身裸やサンダル履きなど、ドレスコードに従わない
- 違法薬物の使用
ちなみに、カジノから追い出される理由として最も多いのは、「お酒の飲み過ぎ」と「不正行為」です。
オンラインカジノも勝ちすぎてアカウントが凍結されることはあるの?
ここまで、不正行為なしにただ勝ちすぎて追放されることはないと説明してきました。オンラインカジノでもそういったことはないのですが、カスタマーサポートのスタッフに暴言を吐いたり、ボーナスの悪用などをしてしまうと、永久凍結されてしまう場合があります。

勝っているプレイヤーを追い出してしまう行為は、そのオンラインカジノの評判を落とすことにつながるので、どこのオンラインカジノもしないでしょう。
しかし、詐欺・不正行為をする悪質オンラインカジノで遊んでしまうと、勝っている時に不当にアカウントBANされてしまう可能性は高いです。
オンラインカジノのアカウントを凍結されないためのポイント
オンラインカジノのアカウントが凍結されたくないという人は、以下のような点に注意しましょう。
- ライセンスを取得している合法カジノでプレイする
- レビューや口コミでおすすめされているカジノで遊ぶ
- オンラインカジノに登録・入金する際には、正しい情報を入力する
- ボーナスの利用規約をしっかり読みルールに従う
ベット上限ってなに?
ベット上限は、カジノのゲームテーブルで賭けることのできる最低額と最高額を指します。ベット上限の金額は、ゲームの種類やテーブルによって異なります。

ベット上限は通常、最低ベット額/最高ベット額として表示されます。たとえば、ブラックジャックテーブルのベット上限が10/10,000の場合、10ドル〜10,000ドルの間であれば、好きな金額を賭けることができます。
バカラ、ブラックジャック、ルーレットなど、ほとんどのオンラインカジノのテーブルゲームでは、ベット上限が0.10ドル〜1,000ドルとなっています。ただし、一部のハイローラーテーブルでは、1ハンドまたは1ラウンドにつき最大50,000ドルまで賭けることができます。
カジノでマーチンゲール法を使うと出禁になるの?
マーチンゲール法は、ほとんどのカジノゲームにおいて使用が認められている攻略法です。なので、マーチンゲール法を使用したからといって、プレイヤーがカジノから出禁処分を受けることはありません。
マーチンゲール法は、ブラックジャックやルーレットといった人気カジノテーブルゲームでよく使われるポジティブベッティングシステムであり、18世紀にフランスのカジノで初めて使用され、ジョン・マーチンゲールという有名なカジノオーナーが考案したと言われています。

マーチンゲール法の賭け方
マーチンゲール法の戦略は、負けるたびに賭け金を2倍にし、勝つたびに元の賭け金に戻していく、というものです。
たとえば、最初のブラックジャックの賭け金が10ドルで、負けたとします。この場合、次のベットは倍の20ドルにアップさせなければなりません。次のベットでも負けてしまったら、再び賭け金を倍にして40ドルにします。
そして、最終的に勝つまで、賭け金アップを繰り返していきます。先ほどの例で考えると、3回目のハンドで40ドルを賭けて勝った場合、次のベットは最初の賭け金である10ドルに下げます。
マーチンゲール法の背景にある考え方としては、イーブンマネーの賭けでは必ず損失を取り戻せる、というものです。イーブンマネーの賭けとは、ルーレットの「偶数・奇数」や「赤・黒」のように、1対1で支払われるベットのことです。
マーチンゲール法で勝てない理由
理論上では必ず勝てるように思えますが、マーチンゲール法は以下のような状況で負けてしまうことが多いです。
- バンクロール(軍資金)が少ないと、賭け金が足りなくなるから
- 特にハイリミットテーブルでプレイする場合、ベット上限を簡単に超えてしまうから - たとえば、ベット上限額500ドルのブラックジャックテーブルで300ドルの賭けに負けた場合、次の賭け金を倍の600ドルにすることはできません。
- オッズやハウスエッジがプレイヤーに不利に働くから - たとえば、アメリカンルーレットの還元率は94.74%ですが、これはハウスエッジが5.26%であることを意味します。この場合、マーチンゲール法を使用すると、長期的にはお金を失うことになります。
低い賭け金から始めれば、負け続けてもテーブルの賭け上限を超えてしまうことはないので、マーチンゲール法を試してみたいという人は、小さい額からコツコツとプレイしましょう。
カジノにブラックリストは存在するの?
カジノにブラックリストは、もちろん存在し、出禁になったお客さんは、ブラックリストに載ってしまいます。
しかも、国や地域によっては、その地域一帯すべてのカジノでブラックリストに載っている人の情報が共有されます。
1店舗でしか出禁になっていなくても、実質そのエリア一帯すべてのカジノを出禁になってしまうということですね。
ラスベガスのほとんどのカジノでは、以下のような理由で出入り禁止処分した人に関しては、名前、ID、写真、さらには指紋を共有し合い、すべてのカジノに入れないようにしています。
- イカサマ行為
- マシンの不正操作
- 窃盗、強盗、スリなどの法律違反

店内のあちこちを巡回しているセキュリティが、写真の確認を目視で確認し、出禁になっているお客さんが遊んでいたら注意するシステムになっています。
カジノの出禁について解説 まとめ
カジノは通常、何の理由もなしにプレイヤーの勝利を制限したり、禁止したりしてはなりませんが、カジノビジネスはあくまでも私企業であるため、プレイヤーを出禁にしたり、アカウントを閉鎖する権利を有しています。特に、イカサマや不正の疑いがある場合は、追い出さざるを得ません。
また、カジノによっては、かなり連続で勝っているプレイヤーを警戒するところもあり、不正を疑い、証拠がなくても出入り禁止にする場合があります。
なので、ギャンブルを自由に楽しみたいなら、ルールの範囲内でプレイすることをおすすめします!