ブラックジャックの勝率を様々な角度から解説

ブラックジャックはカジノの中でも特に人気のあるゲームで、還元率が高いことでも有名です。

また、ブラックジャックの勝率は、平均42%〜43%ほどと勝率が高いともいわれています。

ブラックジャックでは、プレイヤーが戦略を駆使することで、他のカジノゲームと比べてより勝率を高めることができる魅力もあり！

この記事では、ブラックジャックの勝率やオッズを解説し、プレイヤーが勝率をあげるための秘訣を紹介します。

ブラックジャックの勝率とは？

ブラックジャックの勝率は、プレイヤーとディーラー（カジノ）の間で行われるゲームによって異なります。

一般的に、プレイヤーが勝つ確率はおよそ49％~51%程度と言われており、この数字は、プレイヤーが最適な戦略を使い、ルールを理解している場合の平均的な勝率です。

しかし、実際にはブラックジャックの勝率はプレイヤーによって大きく変動するため、プレイヤーの腕前や戦略、運などが影響するため、正確な勝率を求めることは難しいです。

ブラックジャックのプレイを最大限に楽しむためには、まずは勝率について理解することが大切と言えます。

ブラックジャックの勝率のポイント

ブラックジャックの勝率は明確ではありませんが、覚えておきたい勝率のポイントをご紹介します。

ゲームの種類

例えば、アトランティックブラックジャックは、ヨーロピアンブラックジャックや通常のブラックジャックよりも勝率が高いと言われています。

ゲームルール

例えば、レイトサレンダールールのあるブラックジャックでは、勝率がより高くなります。

ハウスエッジ

ブラックジャックの勝率とハウスエッジは反比例します。つまり、ハウスエッジが高ければ高いほど、勝率は低くなります。逆に、ハウスエッジが低ければ低いほど、勝率は高くなります。

シューのデッキ数

ブラックジャックのバリエーションの大半は、6デッキのシューを使用していますが、中には8デッキのシューを使うゲームもあります。反対に2または4デッキのシューを使うゲームもあります。

一般的に、ブラックジャックの勝率は、デッキの数が増えるにつれて低くなります。例えば、6デッキのシューでブラックジャックを作れる確率は4.532%ですが、8デッキになると4.527%に下がってしまいます。

期待値

期待値とは、プレイヤーが長期的にゲームを続けた場合に得られる平均的な利益を示す指標です。

ブラックジャックにおいては、期待値を高めるために基本戦略（ベーシックストラテジー）を使用することが推奨されます。

基本戦略を正確に実行することで、カジノ側の利益（ハウスエッジ）を最小限に抑えることができます。

期待値を計算する際には、各手札の組み合わせに対する最適なプレイを行う必要があります。

例えば、ディーラーが2から6のカードを持っている場合、プレイヤーは手持ちのカードが12以上であればステイ（そのまま）するのが基本戦略です。このように、具体的な状況に応じた最適なプレイを学ぶことで、期待値を高めることができます。

基本戦略

ブラックジャック基本戦略であるのベーシックストラテジーを使用しない場合、勝率が下がり、カジノ側の取り分であるハウスエッジが上がってしまいます。

例えば、通常のブラックジャックのハウスエッジは、ベーシックストラテジーを使用しなければ、2%〜3%ほどですが、使用すれば、0.5%以下に抑えることができます。

オンラインカジノやランドカジノのブラックジャックゲームでは、操作されたり、不正されたりすることはありません。

とはいえ、ブラックジャックのハンドを作れる確率、バーストする確率、ディーラーに勝つ確率を知ることは、より良い判断をするためには必要不可欠です。

ブラックジャックの基本戦略などの決まった戦略を駆使すれば、勝率を安定させることが可能です。

ブラックジャックの還元率

続いては、ブラックジャックの還元率から勝率についてみていきましょう。

還元率とハウスエッジ

還元率とは、プレイヤーがベットした金額に対してどれだけの金額が返ってくるかを示す割合です。

ブラックジャックの還元率は一般的に99.5%前後とされており、これはつまり、プレイヤーが100ドルをベットすると平均して99.5ドルが返ってくることを意味します。

この還元率は他のカジノゲームと比べても非常に高い数値です。

ハウスエッジというのは、簡単にいうとカジノ側の取り分です。

つまりブラックジャックでプレイヤーよりもカジノ側に与えられる数学的優位性のことです。

この数学的優位性とは、数学的な観点で見たときにカジノがプレイヤーよりも勝つ可能性が高いことを意味し、カジノがブラックジャックのテーブルから確実に利益を得られるようにしています。

ブラックジャックにおいては、ハウスエッジは約0.5%とされています。

なお、ベーシックストラテジーを使用した場合、ハウスエッジは通常0.2%〜0.5%となります。

最新のベーシックストラテジーを使えば、ハウスエッジをさらに低くすることができますが、ゼロにすることはできません。

なぜなら、どのカジノゲームにも運の要素が必ずあるからです。

ハウスエッジが低いほど、プレイヤーにとって有利なゲームと言えるので、還元率を最大限に活用するためには、基本戦略を忠実に守り、感情に左右されずにプレイすることが重要です。

日本のギャンブルとの比較

ブラックジャックの還元率は、日本の他のギャンブルと比較しても非常に高いです。

例えば、パチンコや競馬の還元率は約75%から85%とされています。これに対して、ブラックジャックの99.5%という還元率は、プレイヤーにとって非常に有利な条件を提供していることが分かります。

日本のギャンブルでは、運に頼る要素が強いため、勝敗はある程度の運に依存します。

しかし、ブラックジャックでは、基本戦略を学び、実行することで勝率を高めることができるため、スキルと知識が大きな役割を果たします。

オンラインカジノの他のゲームとの比較

オンラインカジノにはさまざまなゲームが提供されていますが、ブラックジャックの還元率は他の多くのゲームと比べても非常に高いです。

例えば、スロットの還元率は90%から95%程度とされており、ルーレットの還元率も約94%です。

これに対して、ブラックジャックの99.5%という還元率は、プレイヤーにとって最も有利な選択肢の一つと言えるでしょう。

オンラインカジノでブラックジャックをプレイする際には、ボーナスやプロモーションを活用することでさらに有利な条件を得ることができます。

多くのオンラインカジノでは、初回入金ボーナスやリベートボーナスなど、プレイヤーに対する特典を提供しています。

ブラックジャック確率一覧表

ブラックジャックでは、カジノのハウスエッジを低く抑えたいなら、自分の手札がバーストする確率と、それが勝率にどのように影響するかを理解しましょう。

そうすることで、悪い手札による損失を最小限に抑え、良い手札で勝利することができます。

下の表では、追加のカードでバーストする確率を挙げてみました。

カードが配られた後、いつヒットし、いつスタンドすべきかを理解するのに役立つので、ぜひ参考にしてください！

プレイヤーがバーストする確率

バーストする確率を知ることはかなり重要です。

数字によってスタンドすべきなのか、あるいはヒットすべきなのかを判断することができます。

プレイヤーのハンド	ツーカードの例	ヒットしてバーストする確率
21	10-A	100%
20	J-10	92%
19	K-9	85%
18	10-8	77%
17	9-8	69%
16	Q-6	62%
15	8-7	58%
14	7-7	56%
13	9-4	39%
12	K-2	31%
11以下	6-5	0%

例えば、12の手札の場合、バーストする確率は31%とかなり低いので、スタンドするよりヒットしたほうがいいでしょう。

一方、20の手札（J-10）の場合、バーストする確率は92％と非常に高くなります。

だから、ヒットするよりもスタンドするほうが合理的です。また、15や16の手札を持っている場合は、勝率は約半分のため判断の難しいハンドと言われています。

ディーラーがバーストする確率

ブラックジャックゲームでディーラーが勝つ確率は49.1%です。一方でプレイヤーの勝率は42.22%となっており、ディーラーの方が勝率が高く有利になっています。

このアドバンテージがあるおかげで、ディーラーはプレイヤーに勝つ可能性が高いです。

ディーラーは、プレイヤーのアクションが全て終わった後にカードを引いていくという点でもプレイヤーより有利と言えるでしょう。

ただし、ソフト17ルールなどのハウスルールによって、ディーラーの勝率が変わる場合もあります。

ディーラーのアップカード	ソフト17でスタンドしてバーストする確率	ソフト17でヒットしてバーストする確率
10	23%	23%
9	23%	23%
8	24%	24%
7	26%	26%
6	42%	42%
5	42%	44%
4	40%	40%
3	37%	38%
2	35%	36%
A	17%	20%

ディーラーが17でスタンドしなければならないか、ヒットしなければならないかに関わらず、アップカードが6の場合、42%〜44%の確率でバーストしてしまいます。これはプレイヤーにとっては最も高い勝率となるので、アップカードが6の場合、プレイヤーがハード12の手札でもスタンドするのが正しいアクションといえます。

また、表を参照すると、ソフト17でヒットするほうが、ディーラーが追加カードでバーストする確率が若干高いこともわかります。

ブラックジャックでプレイヤーの勝率が上がるテーブル条件

ブラックジャックには、プレイヤーに有利になるいくつかのテーブル条件があります。

例えば、ディーラーがソフト17（A+6）でステイするルールや、デッキ数が少ないテーブルはプレイヤーにとって有利です。

これらの条件を見つけることで、勝率を高めることができます。

また、サイドベットやインシュランス（保険）を避けることも重要です。

これらの追加ベットは一般的にハウスエッジが高く、プレイヤーにとって不利な条件となることが多いため、基本戦略に従ってプレイすることが推奨されます。

ブラックジャックの勝率を上げるための秘訣

ブラックジャックの必勝法ではありませんが、勝率を上げるための秘訣をいくつかご紹介します。

これから紹介するようなケースでは、プレイヤーが不利ですが、特定のアクションをとった場合の勝率を比べることで、少しでもゲームを有利に進めることができます。

インシュランスは使わない

インシュランス（保険）は、ディーラーがブラックジャックを持っている場合に備えるための追加ベットです。

しかし、この追加ベットはハウスエッジが高いため、基本的には避けるべきです。

インシュランスを使わずに、基本戦略に従ってプレイすることで期待値や勝率を高めることができます。

基本戦略を使う

ベーシックストラテジー（基本戦略）は、ブラックジャックで最適なプレイを行うためのガイドラインです。

これを学び、実行することで、プレイヤーはハウスエッジを最小限に抑えることができます。

基本戦略は、ディーラーのアップカードとプレイヤーの手札に基づいて最適なアクションを決定するためのものであり、これを守ることで期待値を最大化できます。

カードカウンティングを使う

カードカウンティングは、完全にマスターするためには、それなりの練習量が必要となりますが、基本原理はシンプルです。

どのカードがシューに残っているかを特定し、シューに良いカードが入っている時にベット額を大きく上げるという方法です。

ランドカジノ、特に有名なラスベガスストリップにあるカジノでは、カードカウンティングをするプレイヤーはカジノ側から嫌われていますが、ブラックジャックで勝つためには、最も効果的なスキルの一つであることには間違いありません！

20の手札をスプリットしない

10、ジャック、クイーン、キングのペアで構成されている20の手札は、ブラックジャックにおい安全なハンドです。

勝率もプッシュする確率も92%とかなり高くなっています。

20の手札をスプリットすると、同じ数字の手札が2つできると誤解しているプレイヤーが一部いますが、実際には、10のペアやKのペアをスプリットすると、たとえディーラーがバーストする確率が高くても、ブラックジャックが作れる確率は低くなります。

インシュランスベットは避ける

オンラインカジノサイトは、初心者プレイヤーほどブラックジャックのサイドベットに賭けたくなるということを知っているので、インシュランスベットするかどうかをプレイヤーに訊いてきます。

がしかし、インシュランスベットは、よほどのカードカウンターでない限り、ブラックジャックにおいて最悪のサイドベットの一つです。

インシュランスベットの配当は2対1と高いですが、ディーラーがブラックジャックをヒットする確率は9対4です。6デッキを使用するオンラインブラックジャックゲームの高いハウスエッジを考慮すると、インシュランスベットに挑むのはほぼ無意味です。プロのブラックジャックプレイヤーに習って、このようなサイドベットは避けるようにしましょう。