ブラックジャックで使える最強のベッティングシステムを徹底解説【賭け方まとめ】

ブラックジャックは賭け方で勝敗を決することもあると言われるくらい賭け方が重要なカジノゲームです。

ブラックジャックプレイヤーは、様々な賭け方を駆使しながら立ち回り勝率を上げています。

結論から言うと、ブラックジャックで使える最も理想的な賭け方(べッティングシステム)はハウスエッジをできるだけ最小限に抑えてくれる賭け方です。

ブラックジャックのおすすめベッティングシステム

ブラックジャックプレイヤーにおすすめしたいベッティングシステムは3つです。

それぞれの賭け方を紹介していきます。

ポジティブプログレッシブベット

ポジティブプログレッシブベットとは、勝つたびにベット額を大きくしていく賭け方です。逆に、負けた場合は、元のベット額に戻します。

例えば、パーレー法は、ブラックジャックで使用できるポジティブプログレッシブベットの代表的な賭け方です。

ネガティブプログレッシブベット

ネガティブプログレッシブベットとは、負けるたびにベット額を大きくしていく賭け方です。メリットとしては、最終的には利益をプラスに持っていき、損失額を取り戻すことができるという点が挙げられます。

マーチンゲール法は、このネガティブプログレッシブベットに分類されますね。

フラットベット

フラットベットとは、勝ち負けに関係なく、一定の金額をベットするという賭け方です。フラットベットのメリットは以下の通りです。

  • リスクが一定
  • バンクロール(収支)の管理がしやすい

ポジティブプログレッシブベットについて

ポジティブプログレッシブベットの賭け方の手順は、以下の通りです。

ステップ1 – 最低ベット額を決める

ポジティブプログレッシブベットは、長くプレイすればするほど効果的です。そのため、できるだけ多くのラウンドをプレイできるよう、あらかじめベット額を確保しておくことが大切な賭け方です。

ステップ2 – 勝つたびにベット額を倍にする

最初のハンドで勝った場合、次のハンドでは最低ベット額の2倍を賭けます。もし2回目のハンドで勝てたら、最初のベット額の4倍を獲得できることになります。

連勝しているうちは、ベット額を2倍にし続けましょう。勝つたびに勝率が大きく上がるため、高配当が得られます。

ステップ3 – 負けたら最低ベット額に戻す

最初のハンドで負けた場合、勝つまで各ハンドで同じベット額を賭け続けます。ベット額を変えると、損失がさらに大きくなり、プレイ時間が短くなってしまう可能性が高いからです。

下記は、ブラックジャックでのポジティブプログレッシブベットを使った例です。

《最低ベット額=$10の場合》

ハンドベット額結果純利益
1$10負け-$10
2$10勝ち$0
3$20負け-$20
4$10勝ち-$10
5$20勝ち$10
6$40勝ち$50

ネガティブプログレッシブベットについて

ネガティブプログレッシブベットは、負けるたびにベット額を増やし、勝つたびにベット額を減らすというベッティングシステムで、連敗するのを防ぐために使用されます。

負けが多くても、一回の勝利で超高配当を得られる可能性があり、損失を一気に取り戻すことができます。

今回は、ブラックジャックで使用できるネガティブプログレッシブベットを2つ紹介します。

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、負けるたびに賭け金を2倍にするネガティブプログレッシブベットです。負けが続いていても、一度でも勝つことができれば、それまでの損失をカバーするのに十分な配当金がもらえます。例えば、$5を賭けて負けた場合、次のベット額を$10に上げることになります。

ラブシェール法

ラブシェール法は、損失を段階的に取り戻していくという戦略です。マーチンゲール法とは異なり、バンクロールを管理しやすいネガティブプログレッシブベットの一種です。

ここからは、ブラックジャックでのラブシェール法の具体的な使い方を解説していきます。

ラブシェール法の手順

ラブシェール法の手順

  1. まず、1回のベットでどれくらいの配当を獲得したいかを決めます。合計がその金額になるように数列を作りましょう。例えば、1回のベットで$36を獲得したい場合、11-12-13という数列が考えられます。
  2.  次に、数列の最初の数字と最後の数字を足します。その額を最初のラウンドのベット額とします。11-12-13の場合、11と13の合計は24なので、最初のラウンドでは$24を賭けます。
  3. 最初のラウンドで勝った場合、数列から11と13を消し、残った中央の数字を次のベット額とします。つまり、2回目のラウンドで$12を賭けます。一方、負けた場合、数列の右端に負けたベット額を追加します。つまり、数列は11-12-13-24となり、最初の数字と最後の数字の合計である$35を次のベット額とします。

ネガティブプログレッシブベットは、勝敗の確率が半々のゲームに使うのが最適です。ネガティブプログレッシブベットにおすすめのカジノゲームの例としては、以下のようなものがあります。

  • ルーレット(イーブンマネーベットに賭けた場合)
  • バカラ(プレイヤーハンドに賭けた場合)
  • ブラックジャック

2-1-2システム法とは?

ブラックジャックで使える2-1-2システム法とは、各ハンドで大きな配当を得るために使用されるベッティングシステムです。各ハンドの結果に応じて、最初のベット額を上げたり下げたりします。こうすることで、損失を最小限に抑え、バンクロールを維持することができます。

2-1-2システム法は、勝利するたびにベット額を「2-1-2」の順に増やしていく賭け方です。つまり、最初のベット額は2単位、次のベット額は1単位のように増やしていきます。

下記の表は2-1-2システム法の例なので参考にしてみてください。

《最低ベット額=$1の場合》

ハンドベット額結果配当純利益
1$2勝ち$4$2
2$1勝ち$2$3
3$2勝ち$4$5
4$3勝ち$6$8
5$4勝ち$8$12
6$5負け$-5$7
7$2

上記の表から、勝つたびに「2-1-2」とベット額を増やしていくことで、ハンド5の後にはかなりのプラス収支となります。そして、ハンド6で大きく負けたにもかかわらず、最低ベット額の7倍のプラス収支をキープできています。なお、負けた後にもプレイを続ける場合は、2-1-2システム法をもう一度最初から行いましょう。

2-1-2システム法のメリット

ブラックジャックで2-1-2システム法を使うメリットは、以下の通りです。

2-1-2システム法メリット

  • 負けた時のバンクロールへの影響が少ない。(上記の表のハンド6参照)
  • 連勝すれば利益が非常に大きくなる。
  • 無謀なベットを避けることができる。

2-1-2システム法のデメリット

2-1-2システムには大きなメリットがありますが、もちろんデメリットもいくつかあります。以下がその例です。

2-1-2システム法デメリット

  • 最初のハンドからベット額を2倍にしなければならない。最初の数回のハンドで負けてしまった場合、バンクロールをすぐに使い果たしてしまう可能性がある。
  • 初心者のプレイヤーにとっては少々複雑。
  • 成功するかどうかは、スキル次第である。バンクロールを管理するにはうってつけの戦略であるが、ゲームに絶対に勝てるわけではない。

ブラックジャックはスキルも大切なゲームなので全くの初心者が安定して勝つのは少し難しいかもしれないですね。

ブラックジャックのおすすめベッティングシステムは?

ブラックジャックにおける最強のベッティングシステムはもうすでに説明してきましたが、オスカーズグラインド法という方法に関しても一部のプレイヤーはおすすめしています。

オスカーズグラインド法とは、負ければ同じ額を賭け、勝てば賭け金を1単位増やしていくという戦略です。次に勝つまでは、同じベット額を賭け続けます。

例えば、負けが続いているなら$1を賭け続け、勝ったときだけ賭け金を$2に上げます。そして、次に勝利できるまでは、$2を最低ベット額とします。

オスカーズグラインド法は、プログレッシブベットよりも安全な賭け方に見えますが、ナチュラルブラックジャックの配当は想定されていないのでそこだけ注意しましょう。ナチュラルブラックジャックは1:1以上の配当が獲得できます。

ベッティングシステムを選ぶ際に気をつけたいポイントは?

ブラックジャックゲームでどのベッティングシステムを使用するか決める際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

予算

ベッティングシステムが上手く機能するかどうかは、どれくらいの予算があるかどうかによります。例えば、連敗するとあっという間に予算がなくなり、勝負ができなくなってしまうため、ある程度の予算が必要です。

スキル

ブラックジャックはスキルのゲームである上、どこのカジノでプレイするかによって細かいルールが異なる場合があります。なので、ベッティングシステムの効果を最大限に発揮するためにも、様々なシチュエーションで勝つ方法を知ってようにしましょう。

例えば、カードカウンティングができるプレイヤーは、勝てるタイミングを予測し、それによってアクションを変えることができるため、ベッティングシステムをうまく切り替えながら立ち回ることができます。

勝ちやすいブラックジャックの種類はどれ?

シングルデッキブラックジャックは、プレイヤーの勝率が最も高いブラックジャックゲームです。

ブラックジャックはゲームの種類によって勝率のオッズも異なるので、プレイする前に必ずチェックしましょう。

シングルデッキブラックジャックの平均ハウスエッジは、わずか0.13%です。つまり、理論的には、100ドル賭けるごとに0.13ドルほどしか損失しません。

ブラックジャックにおいて、デッキの数というのはかなり重要な要素となり、6デッキや8デッキからシングルデッキにデッキ数が減るだけでかなり大きな差が生まれます。また、ルール上、ディーラーがソフト17でスタンドするというルールを設けているテーブルでは、ハウスエッジはもっと低くなりプレイヤーに有利なゲームということになります。